どうも!ブランドクリエイターの中江です。今回は「All in One SEO Packの使い方(設定方法)をマスターしよう」というテーマでお話していきたいと思います。
WordPressを始めて、ブログにアクセスを集めたり、自分のビジネスに集客していくためには、必ずSEO対策のやり方をある程度マスターしてから、情報発信を始めないと成果に結びつきません。
SEO対策とは、簡単に言えば、ブログにアクセスを集めるための方法の一つです。
そして、WordPressで効果的なSEO対策を実践するために必要なプラグインが、今回紹介する「All in One SEO Pack」なんですね。
ぜひ、まだ自分のWordPressに、All in One SEO Packを導入していないという人は、今回の記事を読んで導入してみて、使い方をマスターしていってくださいね。
では、早速始めていきましょう!
Contents
1.All in One SEO Packのインストール
まずは「All in One SEO Pack」というプラグインを自分のWordPressにダウンロードしていきましょう。
All in One SEO Packをインストールするには、まずWordPressの管理画面に入り、「プラグイン」→「新規追加」をクリックして、右上の検索窓に「All in One SEO Pack」と入力して、プラグインを検索してください。
そうすると、このような画面が出てくるので「今すぐインストール」をクリックしてください。
そして、「有効化」をクリックしてください。
クリックすると、プラグインのインストールは完了です。
2.All in One SEO Packの設定方法と使い方
では、次にAll in One SEO Packの設定方法と使い方を見ていきましょう
2-1.一般設定
まずは、左のサイドバーに「All in One SEO」という箇所が現れるので、そこから「一般設定」をクリックして、このページを開いてください。
ホームページ設定
このページを開いたら、下に「ホームページ設定」という箇所があるので、そこでは「ホームタイトル」のところでは、自分のサイトタイトルを入力しましょう。
自分のサイトタイトルを何にすればいいのか分からないという人は以下の記事をご覧ください。

そして「ホームディスクリプション」のところでは簡単なサイトの紹介文を入力しましょう。
80字〜120字程度で入力するといいですよ。
タイトル設定
では、次に「タイトル設定」のところに進みましょう。
そして、「固定ページのタイトルフォーマット」のところは「%page_title%」と入力し、「投稿タイトルのフォーマット」のところは「%post_title% 」と入力しましょう。
コンテンツタイプ設定
そして、次に「コンテンツタイプ設定」について。
これはSEOの設定をするコンテンツタイプにチェックを入れるという箇所です。
- 投稿
- 固定ページ
にチェックが入っていれば、問題ないです。
表示設定
では、続いては表示設定について。
これは上記でチェックした
- 投稿
- 固定ページ
にチェックが入っていれば、問題ないです。
この表示設定はチェックした項目一覧で、SEO設定が表示されるようになります。
ウェブマスター認証
では、続いては、ウェブマスター認証について。
これは色んなウェブマスターツールと連携できるんですが、基本的にはGoogle Search Consoleだけで大丈夫です
Google Search ConsoleはSEO対策の分析を行うために必要なツールで、導入すると、どんなキーワードで検索されているのか、検索結果でのクリック率はどれくらいかなどの分析をしていくことが可能になります。
検索結果の表示回数やそのクリック数や率といったアナリティクスとは異なる数字を知ることができるため、SEO対策を行うためには必須となるツールのひとつです。
以下の記事で詳しく解説しています。


まずはGoogleアカウント(Gmailアドレス)を取得した上で、「Google Search Console」にアクセスしましょう。
そして「今すぐ開始」をクリックします。
そうすると以下のような画面になるので「URLプレフィックス」を選択し、自分のサイトのトップページのURLを入力して、「続行」をクリックします。
そうすると、このような画面になるので、「HTMLタグ」をクリックします。
そうすると、以下のような画面になるので、「コピー」をクリックしましょう。
そしてコピーしたコードを赤い枠で囲んでいる箇所に貼り付け、一番下の「設定を更新」というボタンをクリックします。
これでGoogle Search Consoleの設置は完了です。
Googleアナリティクス
では、次にGoogleアナリティクスについて。
まずは、以下の記事を読んで、Googleアナリティクスのアカウント取得をしましょう。


そして、Googleアナリティクスの管理画面で「管理」から設置したいサイトに合うように「アカウント」と「プロパティ」を選択し、「トラッキングコード」をクリックします。
そうすると、以下の画面が出てくるので、赤い枠で囲んでいる「トラッキングID」をコピーするようにしましょう。
そして、コピーしたら以下の「GoogleアナリティクスID」というところにコピーした「トラッキングID」を入力するようにしてください。
Schema Settings
次に「Schema Settings」について。
この設定は検索エンジンにWEBサイトの構造を分かりやすく伝えるための設定になります。
まずは「有効」にチェックを入れて、「サイトリンクの検索ボックスを表示する」にチェックを入れて、自分自身が運営するソーシャルメディアのトップページのリンクを「ソーシャルプロフィール」に貼り付けましょう。
組織の場合
そして、次にこのサイトの運営が、法人や団体などの「組織」か「個人」なのかを選ぶことができます。
組織の場合は、以下の通り、「組織名」を入力し、ロゴ画像をアップし、「電話番号」やその「電話番号の問い合わせ先」を選択していってください。
個人の場合
個人の場合は「人」にチェックを入れて、運営者の名前を「手動で入力」するか「ユーザー名」かを選択するようにしましょう。
Noindex設定
では、続いては「Noindex設定」について。
「Noindex設定」とは検索結果に表示させないページを設定するという項目です。
Noindex設定をしておくことで、低品質なページがGoogleから低評価を受けることを回避することができます。
「NOINDEX」をデフォルトにするというところでは、投稿と固定ページ以外は基本的にはチェックを入れていて問題ありません。
また、それ以下は「カテゴリーにnoindexを使用する」以外は全てチェックを入れていても問題ありません。
詳細設定
では、続いては「詳細設定」に移っていきます。
ここでは
- ディスクリプションを自動生成する
- ページ区切り付きページの説明を削除する
の2つにチェックを入れましょう。
キーワード設定
そして、次は「キーワード設定」に移っていきます。
現在、SEO対策では各記事にキーワード設定をしてもSEO効果は見込めないので、ここは「無効」に設定しておきましょう。
2-2.パフォーマンス
では、続いてはパフォーマンス設定について。
基本ここの設定は
- メモリ上限を上げる:256MB
- 実行時間を延長する:システム標準を使う
- 強制的にリライトする:有効
となっていれば、OKです。
2-3.機能管理
では、続いては機能管理の設定を見ていきましょう。
この設定の部分では
- XMLサイトマップ
- ソーシャルメディア
を「Activate(有効化)」していきましょう。
2-4.XMLサイトマップの設定
そして、機能管理で有効化すると、サイドバーに「XMLサイトマップ」が出るので、こちらを設定していきます。
XMLサイトマップの設定をしておくことで、ブログ記事を更新したら、検索エンジンにすぐにそのことを知らせることができて、検索結果に反映されるようになります。
まずは、「XMLサイトマップ」を左のサイドバーから選択し、以下のように設定ましょう。
RSSサイトマップ
そして、まず、「RSSサイトマップ」を作成にチェックを入れましょう。
RSSサイトマップにチェックを入れておくと、サイトマップが更新されると、すぐにGoogleに知らせることができます。
更新予約
更新予約は「毎日」を設定しておきましょう。
これにチェックを入れることで、毎日更新してくれます。
そして、次の投稿タイプは、サイトマップに含めるページにチェックを入れておきましょう。
基本は投稿と固定ページだけで大丈夫です。
タクソノミー
次のタクソノミーは記事の分類のことです。
基本的にはカテゴリーにチェックを入れるだけで大丈夫ですが、タグを使っている人はタグにもチェックを入れましょう。
画像を除外
画像はページではなく、サイトマップに含める必要はないので、除外にチェックを入れましょう。
サイトマップを動的に生成
サイトマップを動的に生成するにチェックを入れることで常に自動で最新のサイトマップを構築できるので、チェックを入れておきましょう。
追加ページ
では、続いては追加ページの設定について。
ここは基本的に使用しないのですが、このWordPress以外で作成した、ドメイン直下のページで、かつサイトマップに入れておきたいものを追加します。
基本的には「ページURL」のところに該当ページを入れて、URLを追加をクリックしましょう。
除外項目
除外項目では、XMLサイトマップに含めないページを決めることができます。
除外単語のところにはXMLサイトマップに含めない、カテゴリーやタグがあれば、そのキーワードを入力しましょう。
除外ページのところではXMLサイトマップに含めないページのURL(スラッグ)を入力しましょう。
例えば「https://nakaeshogo.com/abc」というページを含めたくないのであれば、「abc」と入力しましょう。
両方とも「,」で区切れば複数の入力が可能になります。
優先順位
優先順位のところは触らなくて大丈夫です。
これはクローラーが優先に回る順番で、数値を高く設定したら、それに応じてクローラーが巡回するようになります。
頻度
では、最後に頻度ですね。これはクローラーが巡回する頻度を設定することができますが、ここもデフォルトの「上書きしない」で大丈夫です。
自動で調整してくれるので。
すべての設定が完了したら「サイトマップを更新」をクリックしましょう。
2-2.ソーシャルメディアの設定
では、次に「ソーシャルメディア」の設定に移っていきましょう。
ホームページ設定
ホームページ設定はサイトのトップページがSNS上でシェアされた時にどう表示させるのかを設定する箇所になります。
例えば、Facebookで何か記事をシェアすると、このようにそのページに関連する画像やタイトルや説明文を表示させることができます。
この部分を設定する箇所ですね。
- サイト名
- ホームタイトル
- ホームディスクリプション
- ホーム画像
の4箇所を設定していきます。
サイト名とホームタイトルはサイトのトップページとなるタイトルを入力します。
ホームディスクリプションはトップページの説明文ですね。
そして、ホーム画像はSNS上でシェアされた時に表示させる画像のことです。
画像設定
では、続いては画像設定です。
この設定は、このサイトがSNS上でシェアされた際に表示させる画像の設定のことになります。
まずは、「OG:Imageソースを選択」ではアイキャッチ画像を選択しましょう。
これにより、SNSにシェアしたときに、ページに設定されているアイキャッチ画像がデフォルトで表示されるようになります。
そして、次の「デフォルトのOG:Image」には、アイキャッチ画像が設定されてなかったときの場合に表示させる画像を設定することができます。
その場合は画像のURLを設定するようにしましょう。
また画像幅と画像の高さに数値を入力すると、画像サイズを設定することができるので、必要であれば、設定していきましょう。
Facebook設定
では、続いてはFacebookの設定をしていきましょう。
このFacebookの設定というのはFacebook側で記事がシェアされた時に、記事をどのように表示させるのかを設定する項目です。
まず、最初に設定すべきなのは「Facebook APP ID」です。
(Facebook管理者IDはFacebook APP IDを設定すれば、OKなので空欄にしておきましょう)
「Facebook APP ID」を取得するにはまずは「Facebook for developers」にアクセスしましょう。
そうすると、このような画面になるので「新しいアプリを追加」をクリックしましょう。
そうすると、以下のような画面になるので、
- 表示名(任意の名前)
- 連絡先メールアドレス
を入力し、「アプリIDを作成してください」をクリックしてください。
そうすると、セキュリティチェックが出てくるので「私はロボットではありません」にチェックを入れて、「送信する」をクリックしてください。
そうすると、画面が切り替わるので、左のサイドバーの「設定」から「ベーシック」を選択し、画面下にスクロールしていき「プラットフォームを追加」をクリックします。
そうすると、プラットフォームを選択する画面が出てくるので「ウェブサイト」をクリックします。
そして、設定が完了したら、「アプリID」をコピーします。
再び「All in One SEO Pack」の画面に戻り、「Facebook App ID」のところにコピーしたアプリIDを貼り付けます。
では次に「記事のタグ」の設定です。
ここは「記事のタグを自動生成する」にチェックを入れて、
- 記事のタグにカテゴリーを使用
- 記事タグで投稿タグを使用
にもチェックを入れておきましょう。
そして次に「投稿タイプのFacebookメタを有効にする」という設定について。
これは
- 投稿
- 固定ページ
にチェックを入れておきましょう。
この設定にチェックを入れておくと、チェックを入れたページでFacebookに記事がシェアされた際の
- 記事タイトル
- 説明文
- 画像
などの表示設定ができます。
そして、次の「Facebook Publisherの記事を表示」について。
ここには所有しているFacebookページのURLを入力します。
そして、次の「記事にFacebookの著者を表示」について。
ここにはチェックを入れるようにしましょう。
ここにチェックを入れると投稿した記事と自分のFacebookアカウントを紐付けすることができます。
自分の個人アカウントと紐づけるには「ユーザー」から「あなたのプロフィール」へと進み「Facebook」という欄に自分のFacebookの個人アカウントのURLを入力しましょう。
そして、最後の「オブジェクト型」の選択ですが、これはデフォルトの「記事」を選んでおきましょう。
他にも複数選択肢がありますが、不適切なものを選ぶと、Facebook上で上手く記事が表示されない場合があるので。
Twitter設定
では、続いては「Twitter設定」について見ていきましょう。
設定すべきなのは
- デフォルト Twitterカード
- Twitterサイト
- Twitter 投稿者を表示
- Twitterドメイン
の4箇所になります。
まずは「デフォルトのTwitterカード」ですが、これはTwitter上でシェアされた時の画像サイズのことですね。
画像が小さいとこのような表示になり、
画像が大きいとこのような表示になります。
画像は大きい方がクリック率は上がるので「要約の大きい画像」を選ぶようにしましょう。
そして、次に「Twitterサイト」ですが、ここには「Twitterのユーザー名」を入力するようにしましょう。
そして、次の「Twitter 投稿者を表示」という箇所にはチェックを入れましょう。
ここにチェックを入れると、「ユーザー」→「あなたのプロフィール」と進むと、「All in One SEO Pack」の「Twitter」というエリアが出てくるので、ここには自分のTwitterプロフィールのURLを入力するようにしましょう。
TwitterプロフィールのURLはユーザー名が「@shogo_creator」だと「https://twitter.com/shogo_creator」となります。
そして、次に「投稿者を表示」にチェックを入れるようにしましょう。
そうすると、記事やページがシェアされると、先ほど設定したユーザー名が出るようになります。
そして、最後の「Twitterドメイン」の箇所ですが、ここには自分のサイトのURLを入れるようにしましょう。
ここに表示される部分になります。
詳細設定
では、最後に詳細設定について。
ここは全て詳細のチェックを外すで大丈夫です。
ソーシャルメタ情報をスキャン
最後に「ソーシャルメタ情報をスキャン」をクリックしましょう。
SEOのプラグインを複数入れてる場合など、SEOの設定(OGP設定)が重複してるかをチェックしてくれます。
問題がなければ、「重複の meta タグが見つかりませんでした。」と出ます。
これでソーシャルメディアの設定は終わりです。
2-3.ブログ記事・固定ページのSEO設定
では、最後に、All in One SEO Packを使用したブログ記事・固定ページのSEO設定を見ていきたいと思います。
ここでは、もう既にページのタイトルや中身が仕上がっているという前提で、最後にSEO対策をしていくための設定をしていきます。
SEO対策については以下の記事で詳しく解説しています。


All in One SEO Packの設定をすると、記事や固定ページの最下部に、このような画面が表示されていると思います。
で、基本的に設定すべき箇所は、
- タイトル
- ディスクリプション
の2箇所になります。
まずは、タイトルですが、ここにはブログ記事・ページのタイトルを入力しましょう。
ブログ記事のタイトルの付け方については、以下の記事で解説しているので、どんなタイトルを入力すればいいのか分からないという人は、ぜひご覧ください。
そして、次に入力するのが、ディスクリプションですが、ここにはこのブログ記事の簡単な説明文を載せましょう。
この説明文は、検索結果などで表示されて、その説明文を見て、読むか読まないか判断されるので、できるだけブログの中身を読みたくなるような説明文を入れるとより効果的になります。
そして、次にソーシャルメディアにシェアされた時の表示設定をしていきたいと思います。
設定をするためには「ソーシャル設定」というタブをクリックしてください。
そうすると、このような画面が出てくるので、
- タイトル
- ディスクリプション
- 画像
の3つの設定をしていきます。
タイトルには、FacebookやTwitterなどのSNSでシェアされた際に表示するタイトルを入力しましょう。
このタイトルは、先ほど入力したタイトルと同じで構いません。
そして、ディスクリプションですが、これも先ほどと同様に説明文です。
説明文の文字数は70文字以内が理想ですね。
そうすると、シェアされた時に文字が切れないので。
そして、最後の画像ですが、これはシェアされるときに表示する画像ですね。
この画像はアイキャッチ画像と同じで構いません。
All in One SEO Packの使い方は以上です!
他にも色々機能はあるのですが、はっきり言って、ブログで集客していくことを目的としているなら、今回の使い方を覚えるだけで十分です。
All in One SEO Packのまとめ
いかかでしたでしょうか?
ブログで集客をしていくためにはSEO対策が必要不可欠ですが、それはAll in One SEO Packを入れることから始まります。
導入してみて、使い方が大変そうだと感じる人もいるかもしれませんが、ぜひ、今回の記事を参考に使い方をマスターしてみてくださいね。
では、今回は以上になります!お疲れ様でした。