どうも!ブランドクリエイターの中江です。
「ブログで集客したいけど、具体的にどうすればいいんだろう?」
「頑張ってブログ記事を更新しているけど、中々成果につながらない…」
という方は非常に多いんじゃないでしょうか?
- 毎月数万人〜数十万人以上の新規の見込み客にアプローチできる
- 記事を書きためていけば、自動で集客できるようになる
- 理念に共感した質の高いお客さんを集めることができる
など、ブログ集客には非常に多くの魅力があります。
僕自身、今のデザインとコンサルティングの仕事は全てブログ経由で受注し、月間数十万〜100万PVを超える様々なブログのアドバイスをしてきたので、そういう魅力がブログにはあるとはっきりと言えます。
ですが、ブログ集客は「上手くいく人」と「上手くいかない人」の差が非常に激しいのも特徴です。
毎日記事を更新しているブログのアクセス数が1日50人以下というのもざらにある一方で、100記事にも満たないブログが月間100万PVを獲得していたりします。
この差は一体何なのか?
それは、今回の記事で紹介するブログ集客の方法を正しく理解しているかどうかなんです。
僕自身、このブログ集客の方法をあまり理解せずに始めたブログは全て失敗に終わっています。
半年間で300記事くらい記事を書きまくったブログもありましたが、ほとんどアクセスが集まらず、何にも繋がりませんでした。
というのも、理解があやふやなままだと、どれだけ時間と労力をかけても、努力の方向性が間違うので、上手くいかないからです。
カレーを作りたくても、その作り方の全体像があやふやで、ひたすら玉ねぎだけをたくさん切っていても一生カレーができないのと同じです。
カレーの例は極端ですが、ブログ集客においてそうやってしまっている人が非常に多いんです。
ブログ集客が上手くいく人は、「どうすればブログで集客できるのか?」という全体像がわかっています。
僕自身、この全体像を掴んでから作り始めたブログは、たった15記事で毎月数万人以上の見込み客の人に安定的に来てもらえるようになり、仕事の依頼も全国から来るようになりました。
なので、今回は、このブログ集客の方法の全体像について徹底的に解説していきたいと思います。
では、早速、始めていきましょう。
1.ブログ集客の方法の全体像
まず、最初にブログ集客の方法論について解説していきたいと思います。
つまり、ブログ集客の方法にはどういうものがあるかですね。
1-1.検索から集めるブログ集客の方法
まず、ブログ集客をしたいのであれば、ブログのアクセスがどこから集まるのかということをちゃんと知っておく必要があります。
ブログ集客ができていない人ほど、このアクセスの流入経路を知らない人が多いです。
普通の人からすると、ブログって不思議だと思います。
ただ、パソコン上で文字を打って、記事として公開しただけで、それが数万人とか数十万人とかの人に見られるので。
僕も3年前に自分が書いた1つの記事が、毎月、7000人以上の見込み客の人に見てもらっているという話をしたら、不思議がられます。
では、ブログのアクセスの入り口は何か?
大きく分けて、
- 検索から
- 自他のメディアから
の2種類があると理解しておけば、ひとまず大丈夫です。
まず、検索からですが、これは非常にシンプルです。
世の中の人は、自分の興味・関心に従って、ありとあらゆる調べ物をパソコンやスマホを使ってしています。
調べ物をする時は何か検索キーワードを入力します。
例えば、ダイエットに興味がある人は「ダイエット 方法 」という検索キーワードを使って、調べたりします。
じゃあ、ダイエット方法について書かれたサイトのページが出てくるので、それを自分の興味に従って開いて読んでいくということを日常的に繰り返しやっているんですね。
このことを利用して、ブログにアクセスを集めていくことが可能です。
例えば、自分がパーソナルトレーニングジムを経営していて、「ダイエット方法」について書いた記事をアップするとします。
テーマは「ダイエット 方法」なので、このキーワードで調べている人は、世の中に大勢います。
仮に毎月10万人いるとしましょうか。
そして、自分が書いたブログ記事が「ダイエット 方法」で検索したときに1ページ目の1番上に出てきたとします。
統計的に言われているのが、1位に表示されると、調べている数の人の約30%が見るということです。
だから、10万人調べていれば、3万人が見るということです。
じゃあ、ブログ記事に大量のアクセスが集まるのは理解できると思います。
しかも、普遍的なテーマであればあるほど、毎月のアクセスは安定する傾向にあります。
「ダイエット方法」なんてものは、世の中にダイエットに興味がある人がいなくならない限り調べ続けられます。
検索からアクセスを集めてくることができると、記事更新した日も、その1ヶ月後も、1年後もアクセスを集めてくることが可能なんです。
例えば、僕の場合でいうと、「ブランドコンセプト 」と検索されたときに1位に表示されます。
「ブランドコンセプト 」なので、これを調べてくる人は、自分のビジネスのコンセプトに悩んでいる人たちです。
僕は、コンサルティングやデザイン制作をしているので、当然、このワードで調べている人たちは僕の見込み客な訳です。
だから、ブログから受注を取れたりするんですね。
とにかく、検索型のアクセスの特徴は、抜群の安定性だと覚えておいてもらえればOKです。
ただ、検索順位というのは、じっくりと上がっていくので、そこまでアクセスが集まる瞬発力はないのがデメリットですかね。
1-2.自他メディアから集めるブログ集客の方法
そして、2つ目が「自他のメディア」です。
これは簡単に言えば、インターネット上の口コミから集まってくるイメージを持ってもらえればなと思います。
口コミでアクセスが集まってくる方向性としては二つあります。
- 自分が所有しているメディアから
- 他人が所有しているメディアから
まず、自分が所有しているメディアからについてです。
これは、ブログ以外の自分のメディアのことで、SNSやメルマガやLINE@などからアクセスを流して来るという方法です。
例えば、自分にFacebookの友達が5000人いるとします。
それで、何かブログ記事を更新して、その「ブログ記事を更新した!」ということをFacebook上に投稿すれば、アクセスが集まってくるのが理解できると思います。
自分に対して興味を持ってくれている人が多ければ多いほど、アクセスは集まります。
要は、ブログ以外の自分のメディアの影響力によってもアクセスを集めてくることができるんですね。
ただし、さっきの検索型との大きな違いは、もうすでに自分のファンになっている人しか見にこないということです。
Twitterであれ、Facebookであれ、メルマガであれ、繋がりのある人は、既に関係性のある人たちです。
新規の見込み客を集めてくるという感じではないですね。
新規の見込み客を集めてくる場合は「他人のメディア」からのアクセスの流入の場合に限られます。
例えば、僕のブログ記事では、こういうSNSのシェアボタンが設置しています。
こうしたSNSのシェアボタンを設置していると、記事を読んでくれる人の一定数は、自分のメディアでシェアしてくれたりします。
例えば、さっき紹介したブランドコンセプト の記事であれば、こういう形でツイッターでシェアしてくれたりします。
どうしたら伝わるか彼に相談したら、良い記事教えてくれた〜。例えがたくさんあってわかりやすい。https://t.co/ublGhJw2Cg
— (舞)mai_takahashi (@mai040301) 2018年3月25日
じゃあ、どういう現象が起こるのかというと、この人のフォロワーに、このツイートが流れるので、そこからアクセスが入ってくるというわけです。
仮にこの人のフォロワーが1万人いれば、1万人の人に、このサイトを知ってもらうきっかけになるということです。
もちろんツイッターであれば、タイムラインの流れが早いので、1万人全員がこのツイートを読むわけではないですが、そのうちの一定数は確実に見に来てくれるというわけです。
とにかく、これが「自他のメディア」からアクセスを集める方法です。
自他のメディアに集まるアクセスの特徴は、瞬発力です。
インターネット上で多くの口コミが起きれば、それこそその日だけに数万人、数十万人の目に触れるなんていう現象だって起こり得ます。
ただ、検索型との大きな違いとしては、「アクセスが一時的であること」があります。
つまり、紹介された瞬間、その日にしかアクセスが集まらないというのは、検索型との大きな違いだと思っておくと良いでしょう。
ざっくりと、ブログ集客の方法はこういう2つあると認識してもらえばOKです。
1-3.検索型のブログ集客の方法
では、続いて、検索からどうやれば、ブログに集客できるのかという話をしていきたいと思います。
検索からアクセスを集める際のポイントは大きく分けて2つあります。
- 見込み客が検索していそうなキーワードを狙って、記事を書く
- 書いた記事が実際に検索結果の上位に表示される
まず、「見込み客が検索していそうなキーワードを狙って、記事を書く」について。
検索型のブログ集客の基本は「見込み客が検索していそうなキーワードを狙って、記事を書く」ということです。
例えば、さっきの「ブランドコンセプト 」の記事があったと思いますが、これは記事を書くときにすでに「この記事は”ブランドコンセプト”で検索したときに1位に表示されるようにする」と決めて書いています。
基本的にブログは、自分が書いたテーマに興味がある人しか記事を見に来ません。
ブランドコンセプトについて書けば、ブランドコンセプトに興味がある人が読みに来ますし、ダイエットについて書けば、ダイエットに興味がある人が来ます。
だから、ブログ記事を書くときは、できるだけ自分の見込み客の人が興味のありそうなテーマで書く必要があります。
例えば、僕がダイエットについても、集客という点ではあまり意味がありません。
別にダイエットに興味がある人が僕のサイトに来ても、コンサルティングやデザイン制作を頼む可能性はかなり低いので。
だから、自分の興味が赴くままに、闇雲にブログを書かない方がいいです。
このテーマのミスマッチが起きてしまうと、アクセスは集まってるけど、全く集客できないブログが出来上がります。
たとえ「月間10万アクセス」という数字を叩き出しても、全く集客できないなんてこともあり得るわけます。
例えば、弁護士なのに、ディズニーランドのことを書きまくって、月間10万PVを超えるブログを作れたとしても、ブログにはディズニー好きしか集まらないので、全く集客につながらないということはあり得るわけです。
そして、効率よく検索からブログ集客をしたいのであれば、その検索キーワードがどれだけ多くの人に調べられているのかも重要です。
それぞれの検索キーワードには需要があります。
例えば、「ダイエット 方法」と「芋虫 育て方」では、そもそも、毎月、日本中で調べられている人数に大きな差があります。
「ダイエット 方法」であれば1位に表示されれば、それだけで毎月数万人の人が見にくるということはあり得ますが、「芋虫 育て方」であれば、1位に表示されても、毎月10人しか見に来ないっていうこともあります。
だから、検索キーワードの需要もしっかり調べておくのも大切ですね。
どんな記事を書くにしろ、1記事書く労力は同じなので、効率よくいきましょうということです。
そして、見込み客が検索していそうなキーワードを狙って、記事を書いた後に重要になってくるのは、実際にその記事がその検索キーワードで、検索結果の上位に表示されるかということです。
僕がブランドコンセプトについて書いた記事が毎月7000アクセス集めているのは、ちゃんと狙った通りに1位に表示できているからです。
これが仮に10ページ目とか、100番目とかにしか表示されなければ、当然ですが、こんなにアクセス数は集まりません。
では、どうすれば、検索結果の上位に表示されるのか?
まず、この仕組みを知っておく必要があります。
まず、検索順位というのはGoogleが決めています。
「この記事は”ブランドコンセプト”と調べた時に1位に表示しよう」「この記事は”ブランドコンセプト”と調べた時に100位に表示しよう」という具合に。
で、Googleがどういう基準で並び替えをしているのかというと、そのページの「評価」によって決まります。
この「評価」というのは
- コンテンツパワー:記事そのものの評価
- サイトパワー:サイト全体の評価
の2つに分かれています。
まず「コンテンツパワー」というのは、記事そのものの評価のことです。
つまり、どれだけ素晴らしい質のコンテンツを書いているのかということですね。
ダイエット方法についての記事で、「ダイエットをする上で重要なのは、食べ過ぎないことです。」という1文しか書いてない記事よりも、これまで自分が試してきたダイエット方法を紹介したり、実際のビフォーアフターがあったり、専門知識がわかりやすく解説されていたりする記事の方が、検索結果で上位に表示されやすくなります。
これが簡単に言えば、コンテンツパワーです。
そして、次の「サイトパワー」というのはサイト全体の評価です。
サイト全体の評価というのは、例えば、サイトにどれだけの記事数があるのかということや、サイトの記事の更新頻度、他にどんな質の記事を書いているのか、サイトの運用歴というような評価基準があります。
検索順位は、この「コンテンツパワー」と「サイトパワー」の足し算によって決まります。
例えば、AとBという記事があって、Aは「コンテンツパワー」が30点で、「サイトパワー」が50点、Bは「コンテンツパワー」が80点で、サイトパワーが20点であれば、Bの記事の方が検索結果で上位に表示されるということです。
この「コンテンツパワー」と「サイトパワー」なんですが、昔はどちらかというと、「サイトパワー」の方に評価の重きが置かれていました。
一番代表的なのが、記事数です。
数年前まで言われていたのが「とにかくブログで集客したいんだったら、毎日ブログ記事をアップしなさい。100記事がブログのスタートです」というものです。
昔は、本当にそうで、分野にもよりますが、そもそも100記事ないと、検索結果の上位に表示され、アクセスが集まってくることは、ほぼありませんでした。
だから、記事の質というよりも、とにかく記事数が重要でした。
100記事のサイトよりも、1000記事あるサイトの方が、上位表示が簡単だったんですね。
でも、今は、評価基準が変わって「コンテンツパワー」の方に重きが置かれるようになっています。
例えば、コンテンツさえ良ければ、1000記事あるサイトよりも、5記事しかないサイトの記事の方が上位に表示されることもあります。
僕が「ブランドコンセプト」で1位に表示された時も、たかだかサイトには10記事程度しかありませんでした。
そういうことが可能な時代なんですね。
実際に僕のお客さんでも、50記事しかないのに、10万PVを超えるようなサイトもあります。
だから、検索型でブログ集客をしたいのであれば、一つ一つの記事の品質にこだわって記事を作り上げていく必要があります。
逆に言えば、今の時代は、良質なコンテンツさえ生み出せれば、早くブログを始めた人にも勝てるようになったんですね。
具体的なやり方は、あとで解説していきますね。
1-3.自他メディア型のブログ集客の方法
そして、次に自他メディア型のブログ集客の方法についてですね。
自他メディア型は、「口コミが起こるかどうか」が肝です。
自分が所有しているメディアの影響力も口コミが起こるかどうかで変わりますし、他人が所有しているメディアで口コミを広げてもらえるかどうかも重要です。
そして、そういうブログを作るには、
- キャラクター
- コンセプト
の二つをしっかりと練りこんでいく必要があります。
1-3-1.キャラクター型
キャラクターっていうのは、一番わかりやすい例は、芸能人ブログを思い浮かべるといいと思います。
例えば、歌舞伎役者の市川海老蔵さんのブログとかそうですね。
海老蔵さんのブログ記事って、大体、こんな感じです。
打って変わって
快晴に
今日は水あげなくても、
十分ですね
コーヒー☕
アメリカンアメリカンアメリカンです。笑
こういう記事を毎日数十回アップして、月間1億2000万PVです。
もうね。数字の桁がよくわからなくなるんです。笑
これは自他メディア型の特徴でもあります。ここまでの爆発力は検索型にはありません。
検索型は、どちらかというと、着実にアクセスを集める安定型というイメージですね。
なぜ、海老蔵さんのブログにここまで人が見に来るかというと、それはコンテクストの差です。
コンテクストとは、つまり、「誰が」という部分ですね。
「海老蔵さんが書くブログ」だから読みに来るということです。
「何を」発信するかだけでなく、「誰が」発信するのかという部分も重要になって来るわけです。
「この人だからブログを読みに来る」という人をどれだけ作るのかも、ブログ集客では非常に重要なポイントになって来るわけですね。
そのためには、自分自身の人間性をできるだけ出していった方がいいです。
また、自分自身を出さないブログを作るのであれば、何か架空のキャラクターを作った方が良いです。
ブログは、キャラクターを確立して、発信すればするほど、その「コンテクスト値」が溜まるという風に考えればいいですね。
キャラクターを確立するためには「尖らせる」必要があります。
人よりも尖っている部分があるからこそ、それが人の記憶にインパクトとして突き刺さります。
例えば、2014年に話題になったサイトに「世界一即戦力な男・菊池良から新卒採用担当のキミへ」といものがあります。
これは当時、就職活動をしていた、大学生の菊池良さんが作成したサイトです。
キャラクターが立つとはどういうことなのか一目でわかるサイトなので、見たことがない人は一度見てみてください。
就活って、基本的に真面目にやるものだと思います。
大抵の就活生は、リクルートスーツ着て、髪型を整えて、採用されるように努力すると思います。
菊池くんのこのサイト上でのスタンスは逆で「これから世界一即戦力な男が就職活動するから、各企業の新卒採用担当の人は連絡してきていいよ」みたいな感じなんですよね。笑
しかも、その即戦力の根拠がネタ過ぎるんです。
TOEICで160点って相当低いですからね。笑
こういうことが色々と書いているサイトなんですが、結果として、これはユニークだったわけです。
こんな就職活動の仕方している大学生いませんでしたから。
だから、結果的には、SNS上で大量の口コミが発生して、企業からの内定オファーが50社も届いたそうです。
キャラクターというものは意識的に演出していく必要があります。
キャラクターの演出の仕方は色々とあります。
- 普通の人では語れないような視点で情報発信をしてみる
- 自分の好き・嫌いを明確に打ち出す
- デザインにこだわる
- 口調や改行の仕方にこだわる
ポイントになるのは「ユニーク性」です。
一度、リサーチした上で、こういうスタンスで、発信している人は、いないあというものが自分の中で気づけるといいですね。
もちろん、自分を出してブログを書いていくときに、菊池さんまで振り切ってやれる人は少ないと思います。笑
振り切れてやれた方が、キャラクターはもちろん立ち、話題になりますが、中々、継続してやり続けるのは難しくなるというデメリットもあります。
本当の自分とは乖離したようなキャラクター演出し続けるのは厳しいですからね。
ナチュラルに変人であれば、問題ないのですが。笑
自分を投影して発信する場合は、最初は、作り過ぎず、飾り過ぎず、でも、尖らせる部分は意識して、本音で語るということをすれば良いでしょう。
架空のキャラクターの場合は、ぶっ飛んだものを作る方が、よりインパクトに残るので、そっちの方がいいでしょう。
1-3-2.コンセプト型
では、続いて、コンセプト型についてです。
コンセプトとは、一言で言うと「どんなブログを作るのか?」ということです。
自分が発信するジャンルには、すでに競合となるライバルのブログがたくさんあります。
そこで自分のブログを見てもらおうと思うのであれば、同じような切り口で作っていてはなかなか口コミは起こりません。
他にはない切り口で打ち出していく必要があります。
そういう切り口を作るために重要なのは、サイレントマジョリティーを捉えるということです。
サイレントマジョリティーとは「潜在的には求められているはずだけど、まだ形になっていないもの」です。
世の中で口コミが起きるものは、ほとんどがこの要素を持っています。
例えば、2015年にヒットした商品として、ゼブラのシャーペン「デルガード」というものがあります。
画像出典:http://www.zebra.co.jp/pro/del_guard/
このシャーペンは、2年間で1000万本も売れた大ヒット商品です。
なぜ、これだけ売れたのかというと、このシャーペンが「どれだけ力を込めても芯が折れない世界初のシャーペン」だったからです。
シャーペンというジャンルの中での最大のサイレントマジョリティーが「シャーペンの芯が折れる」ということでした。
多くの人は思っていたはずなんですね。「芯が折れないシャーペンなんてないのかな」と。
でも、それはまだ世の中には形になっていなかった。
だから、それを形にすれば、多くの人が買うのは理解できると思います。
コンセプトで口コミが起こるブログを作る際の構造もこれと同じです。
サイレントマジョリティーを捉えるのがポイントです。
ブログをするにあたって、自分の発信するジャンルは決まっていると思います。
だったら、そのジャンルを観察しましょう。
今、現時点でどういうコンセプトのブログがあるのかですね。
また、その業界自体を観察するのも良いでしょう。
そうすると、必ず、「まだ形になっていないけど、潜在的にはこういうようなブログがあればいいんじゃないのかな」というのが見えてきたりします。
これをやらないままブログを始めてしまうと、似たような切り口のブログになってしまいます。
このコンセプト型でヒットしたものに「marry」というブログがあります。
発信ジャンルはウエディングで、月間600万PV以上達成しているブログです。
たった4人で運営していて、この数字なので、ブログとしては大成功と言えるでしょう。
「marry」のコンセプトは「日本一かわいい!お洒落で、クラシカルなヴィンテージ感あふれる憧れの海外風ウェディングを挙げたいプレ花嫁のための結婚式準備サイト」です。
発信している内容は
- 花嫁の髪型
- ウエディングドレス
- ウエディングアイテム
- 演出
- 結婚式・披露宴会場
です。
紹介しているコンテンツ自体もかなりユニークで、これまでの雑誌媒体では読めないようなものが非常に多いんですね。
日本では中々入手が難しい、お洒落な海外の結婚の演出方法やアイテムや、今の結婚のリアルタイムな情報を豊富な写真とともにコンテンツとして出しています。
この「marry」というサイトができる以前は、結婚の情報というのは、ゼクシィなどの有料の雑誌しか情報源がありませんでしたが、無料のブログで出てくるようになりました。
「marry」はウエディング業界の構造さえ変えたとも言われています。
これまでの流れは、ゼクシィ などの雑誌で情報収集をして、そこから結婚式場を選んで、言われるがまま、型にはまった演出をして、本番を迎えるというのが一般的でした。
それが、まず花嫁は「marry」を見て、こういう結婚式をしたいと自由に発想して、そこからこういうことが実現できる式場を選ぶというような感じですね。
「言われるがまま、型にはまった結婚式をやるのが嫌だ」というようなサイレントマジョリティーを捉えたともいうことが出来るでしょう。
なので、しっかりとブログを作るときは、サイレントマジョリティーを捉えていきましょう。
2.ハイブリッド型ブログ集客方法
では、続いては具体的に、ブログ集客をしていく際には何から始めていけばいいのかということについてお話していきたいと思います。
2-1.ブログコンセプトの構築
さっきのパラグラフでは、検索型・キャラクター型・コンセプト型と分類しましたが、どれか一つを選ぶというよりも、全てを統合したハイブリッドなブログを作ることをオススメします。
検索からも口コミからも両方入ってくるイメージですね。
じゃあ、そのハイブリッド型のブログを作る際にまず何をしていけばいいのかというと、「ブログコンセプト」の構築です。
コンセプトを構築しなければ、間違いなく口コミは起こすことはできません。
ブログコンセプトとは先ほども言ったように「どんなブログを作るのか」ということです。
コンセプトを作る際に重要なのは、
- ブログで誰にどういう発信をしていきたいのか
- ブログでどういう発信をすればウケるのか
という内側と外側の二軸で考えていくことです。
自分がどういう発信をしたいのかを無視して、ただ世の中にウケそうだからという理由でコンセプトを作ってしまったら、発信する側はどんどん苦しくなっていきます。
また、自分がこういう発信をしていきたいという思いが強すぎても、そこが世の中とずれてしまっていたら、これはこれで口コミは起こりません。
だから、両方のバランスを取るということが大事です。
まず、コンセプトを作る際にオススメなのは、リサーチをすることです。
リサーチする際に意識していた方がいいのは「まだ形にはなってないけど、こういうのは潜在的に求められているだろうな」というサイレントマジョリティーを見つけることです。
自分が発信するジャンルというのは、ある程度決まっていると思います。
まずは、そのジャンルのブログを片っ端から見ていきましょう。
オススメのブログの見つけ方は、実際にそのジャンルのキーワードで検索してみることです。
ビッグキーワードで良いと思います。
例えば、ビジネス系であれば「企業」とか「集客」とか。
後は、日々、話題になっているブログの情報は都度都度、メモしておくと良いですね。
検索していると、そのジャンルで影響力を持った発信者の人が出てくるので、その人の繫がりなどを見ていくと、芋づる式で見つかる場合も多いです。
コンセプトまで精巧に練られたブログは少ないので、参考にならないものも多いと思うんですが、すでに口コミが起きてそうなブログやこれは口コミするなと思ったブログについては
- なぜ、口コミされるのか
- どこがユニークで面白いのか
- 誰を対象に、どういうことを発信しているのか
- どういうポイントが真似できそうか
などをメモしておくと良いですね。
自分なりの分析・仮説で良いです。
同じジャンルを見たら、続いては全く違うジャンルのブログを見るのも大事です。
同じジャンルのライバルの良さだけ取り入れてコンセプトを作ると、結局、同じようなものになってしまいますからね。
ジャンルを横断する意識が重要です。
例えば、ビジネス系の発信をするとしても、恋愛系で話題になっているブログや、健康系で話題になっているブログ、面白ネタで話題になっているブログもチェックしていくといいでしょう。
また、メディアを横断するのも良いですね。
例えば、オススメなのは、Youtube、テレビ番組、ネット番組とかですね。
そういうので話題になっているチャンネルを片っ端から見るのも重要です。
特に、この3つのメディアは、全て「口コミ」勝負です。
検索からの流入とかがないので、コンセプトに全てがかかっていると言っても過言じゃありません。
だからこそ、完成度が高いコンセプトが見つかりやすいです。
これも見るべきポイントは同じで、
- なぜ、口コミされるのか
- どこがユニークで面白いのか
- 誰を対象に、どういうことを発信しているのか
- どういうポイントが真似できそうか
をメモしていきましょう。
そして、ある程度、リサーチが完了して、方向性が見えてきたら、自分のブログコンセプトを考えていきます。
- どのポイントをユニークにさせるのか
- どういうポイントで口コミを起こせそうか
- 誰に向けて発信するのか
- どういうコンテンツを発信していくのか
- デザインはどういうテイストにするのか
ここまで書き出せていけると、「こういう方向性で発信していけば、上手くいきそう」というのが分かってきます。
この時のポイントは、今の自分に課せられている制約は一切取っ払って考えるということです。
例えば、まだ自分はこんなコンテンツは作れそうにないとか、理想はこんなデザインだけどお金がないとか。
こういう今の自分の制約に囚われている限り、縮こまった、しょぼいありきたりなブログしかできません。
「こんなブログあればいいな」というものを自由に思い描きましょう。
すぐに理想的なブログを形にできる人はそのまま形にすればいいですが、そうじゃない人も今の自分でやれることはあるので、それに取り組んでいくというイメージですね。
最高の形を頭に思い描きながら、タイミングが来れば、それを形にしていくのが重要です。
2-2.どのブログを使うべきか?
そして、コンセプトを決めたら次にやるべきことは「ブログの作成」です。
ブログには大きく分けて
- 無料ブログ
- 有料の独自ドメインブログ
の2種類があります。
無料ブログというのは、アメブロやはてなブログなどの登録を済ませたら、無料で使うことができるブログのことです。
独自ドメインブログというのは、自分でドメインやサーバーを有料で契約して、構築するブログのことです。
どちらを使えばいいのかですが、検索からアクセスを集めていくことを目指すのであれば、独自ドメインのブログの方が断然良いです。
理由はシンプルで、無料ブログだと「サイトの評価が共有される」からです。
「無料ブログ」は「マンション」で「独自ドメインブログ」は「一軒家」だと考えると分かりやすいと思います。
検索からアクセスを集めていくためには、先ほども話したように「コンテンツパワー」と「サイトパワー」という二つの評価を高めていく必要があります。
で、無料ブログというのはサイト全体の評価である「サイトパワー」が共有されてしまうんです。
例えば、アメブロでブログを作ろうとすると、自分のブログのトップページのURLは必ず「https://ameblo.jp/○○○/」から始まります。
これは要はどういうことかというと、アメブロというマンションの中の一室に自分のブログを作ったというイメージなんですね。
この時のサイトパワーは、アメブロマンションのサイトパワーに依存します。
でも、これってかなりデメリットが大きくて、例えば、自分の隣に住んでいる人が、ブログを使って、スパムのような行為をしたり、低品質な記事を乱発していたら、マンション全体の評価が下がります。
重要なのは、どれだけ真面目に記事更新をしていても、その下がった評価の影響が自分のブログに来るということです。
だから、僕は無料ブログを使うのはオススメしないです。
独自ドメインのブログの方がいいです。
独自ドメインのブログは、ドメインやサーバーの使用料を払う必要がありますが、一軒家になります。
なので、サイトパワーが他のブログと共有されることもなく、自分の努力次第で、どれだけでもサイトパワーを高めていくことができます。
お金がかかるといってもせいぜい、月額1000円ちょっともあれば十分ですからね。
無料でもサイトパワーをコントロールできない方が危険です。
で、独自ドメインのブログにも様々な種類があるんですが、オススメなのは「WordPress」です。
WordPressは、Googleの担当者自ら「WordPressは検索からの集客に向いている」と明言されているほど、ブログ集客に向いているんですね。
また、WordPressは、世界で一番利用されているブログでもあります。
世界的なプラットフォームになっているので、世界中の人が色んなデザインのテンプレートを作成して無料で配っていたり、機能が拡張できる便利なツールを開発したりしています。
また、操作方法も簡単なので、まだ持ってないという人は「WordPressのインストール方法」という記事で解説しているものをご覧ください。
2-3.SEOライティングの習得
では、WordPressをインストールした後は、SEOライティングの習得についてです。
検索からアクセスを集めてくるブログ記事を書いていくためには、その書き方を学んでいく必要があります。
いわゆるSEO対策ですね。
SEO対策をしていくにあたって、最低限マスターしておきたいスキルは
- キーワード選定
- 記事タイトルの作成
- 記事構成の作成
の3つになります。
2-3-1.ブログのキーワード選定
まず、検索からアクセスを集めていくブログ記事を書くためにマスターしておきたいのは「キーワード選定」になります。
キーワード選定というのは一言で言うと、何かと言うと「この記事はこういうキーワードを検索した時に1ページ目に出てくるようにする」と決めることです。
検索からアクセスを集めていくには、まず「こういうキーワードで集めたい」と決める必要があります。
このブランドコンセプトで上位表示されている記事も、記事を書く前に「ブランドコンセプト」で上位表示されるように決めています。
キーワード選定については「SEOキーワード選定の極意」で詳しくは解説したので、ここではポイントだけ3つ紹介したいと思います。
- 見込み客の人が検索していそうなキーワードを狙う
- 検索需要があるキーワードを狙う
- 複合キーワードを狙う
まず、キーワードは見込み客の人が検索していそうなキーワードを狙いましょう。
ここを外して、適当にキーワード選定をすると、アクセスが集まっても、全くビジネスに繋がらないということになります。
例えば、僕が「美味しい カレー 作り方」というようなキーワードでブログ記事を書くとします。
僕が書けば、確かにこのキーワードで上位表示させることはできますし、1記事のアクセスも毎月数千アクセス集めることができるとは思います。
でも、このキーワードで検索してくる人たちが知りたいのは「カレーの作り方」なので、僕が販売しているようなデザインやコンサルティングのサービスにはほとんど興味がない人たちが多いはずです。
だから、こういうキーワードで適当に狙いまくって、月間10万アクセスを実現しても全く意味がないということです。
実際にありますからね。月間10万アクセス集めているけど、全くビジネスに繋がっていないというパターン。
また、検索需要もある程度あるキーワードを狙うことも重要になります。
キーワードによって、検索で調べている人の人数は変わってきます。
例えば、「カレー 作り方」というキーワードは多くの人が調べているというのは想像できると思いますが、「芋虫 育て方」というキーワードはあまり調べられてないというのは理解できると思います。
つまり、たとえ、特定のキーワードで、検索順位で1位を獲得したとしても、そのキーワードがほとんど誰も調べていないようなものであれば、アクセスは集まりようがないということです。
実際にこの検索需要は「Googleキーワードプランナー」というツールを使えば、調べることができるのですが、この二つのキーワードを比較すると圧倒的な違いがあることがわかります。
この場合の検索需要というのは「月間平均検索ボリューム」という数字で分かります。
- カレー 作り方:27100
- 芋虫 育て方:40
約70倍も違います。
これは、アクセスが集まるポテンシャルも、約70倍も違ってくるということです。
なので、ある程度、検索需要があるキーワードを狙っていく必要があります。
一つの基準としては「1語」もしくは「2語」で月間平均検索ボリュームが「1000〜1万」以上あれば、理想的ですね。
それだけのボリュームがあると、上位表示されるだけで、1記事、毎月数千アクセス集めていくことが可能になります。
少なくても最低でも「100〜1000」は欲しいところです。
また、キーワード選定においては複合キーワードを狙うことも大切です。
基本的な考え方としては「1語よりも2語、2語よりも3語、3語よりも4語」です。
例えば、「カレー」だけで狙うよりも、「カレー 作り方」や「美味しい カレー 作り方」を狙うということですね。
検索ボリュームだけ見ると、語数が増えれば増えるほど、少なくなっている気がするかもしれないんですが、結果的に一番アクセスが集まるのは、この中だと3語の「美味しい カレー 作り方」です。
どういうことかというと、まず「カレー」だけを狙うと、「カレー」だけで検索した時に上位表示される可能性があるんです。
で、「カレー 作り方」で狙うと、「カレー」と「カレー 作り方」で検索した時に上位表示される可能性があるんです。2語だと、可能性が二つに広がるんです。
例えば、僕のブランドコンセプトの記事であれば、「ブランドコンセプト」でも「ブランドコンセプト 作り方」でも1位に表示されています。
例えば、「ブランドコンセプト」で1位に表示された時に集まるアクセスが月間5000アクセスで、「ブランドコンセプト 作り方」で1位に表示された時に集まるアクセスが月間2000アクセスあるとしたら、「ブランドコンセプト 作り方」で狙う方が、7000アクセス集まります。
「ブランドコンセプト 」1語だけでは月間5000アクセスが最大ですが、2語だと月間7000アクセスになり、1語を超えるんですね。
さらに言うと、1語はアクセスがかなり集まる競合が多いワードでもあるので、それだけ狙っても最初は中々上位表示されません。
2語以上の方がライバルは少ないので、アクセスが集まりだすのもこっちの方が早いんです。
キーワード選定は、まず、この3つのポイントを押さえておけばOKです。
2-3-2.ブログ記事タイトルの作成
では、続いては、ブログ記事タイトルの作成についてです。
ブログ記事のタイトル作成のポイントは3つです。
- キーワード選定で選んだキーワードを含める
- 読みたくなるキャッチコピー的な要素を加える
- 文字数を30文字程度に抑える
まず、キーワード選定で選んだキーワードを含めることについてですが、これは検索からアクセスを集めていきたいなら必須です。
タイトルにこの選んだキーワードを含めないと、本当に検索結果の上位に表示させることはできません。
例えば、「美味しい カレー 作り方」という3語のキーワードを選んだのなら、「インドで10年修行したプロの料理人から学ぶ!美味しいカレーの作り方」というようにキーワードは必ず入れるようにしましょう。
そして次に、「読みたくなるキャッチコピー的な要素」を加えるということですが、これは非常に重要です。
というのも、基本的にユーザーは検索結果からどのページを読むのかを決める時の判断材料は、「タイトル」しかないからです。
だから、魅力的なタイトルで、読みたくなるようなものでないと、クリックされにくいんです。
例えば、「美味しいカレーの作り方」ではなく、「3つ星レストランの料理長が教える!絶対に美味しいカレーの作り方」というようなタイトルの方が良いんですね。
なので、読みたくなるようなキャッチコピー的な要素は、「絶対に読みたくなる!ブログ記事のタイトルの決め方」という記事などを参考に入れてみてください。
そして、最後にタイトルの文字数は30文字程度に抑えましょう。
これは、あまりにも文字数が長いと、タイトルが切れてしまうからです。
せっかく魅力的なタイトルを考えても文字が切れてしまって、伝わらなかったら、効果が半減されるので、そこは30文字程度で納めるようにしましょう。
2-3-3.記事構成の作成
そして、最後に記事構成の作成です。
記事構成というのは、ブログの文章を書き始める前に作成する骨組みのことです。
これを作成するかしないかで、ブログ集客というのは大きく結果が変わります。
検索結果で上位表示されるためには、自分が書いたブログ記事をじっくりと最後まで読んでもらう必要があります。
そして、最後まで読んでもらうためには、読者の人が求めている内容と、自分が書く内容をマッチさせる必要があります。
「検索キーワード」を入力して、調べてくる人というのは、必ず、意図や目的を持っています。
例えば、「美味しい カレー 作り方」というキーワードで調べてくる人であれば、美味しいカレーを作りたい人でしょうし、シチュエーションも色々と考えられます。
大切な人のために作りたいと思っているかもしれませんし、料理をするのが苦手な人かもしれません。
そういう人たちがどんな記事を用意してあげれば、喜んでもらうのか、それを事前に考えるか、考えないかで、記事の質というのは圧倒的に変わります。
記事構成を作成する際に考えておくべきなのは、「見出し」です。
例えば、僕の場合であれば、記事を書く前にはマインドマップというツールを使って、どんな内容で、どんな流れで書くのかについて書き出しています。
マインドマップは思考整理に非常に便利なので、使いたい方は「Xmind」というツールを使ってみてください。
WindowsユーザーでもMacユーザーでも無料で使えます。
こうした流れをあらかじめ組んでおくことで、話が急に飛ぶことや、同じことを何度も繰り返すことがなくなり、非常に読みやすい文章になります。
記事構成の作成を最初は「難しそう…」と思うかもしれませんが、そんな心配はいりません。
記事の流れを全部自分の頭で考える必要はなく、実際に自分が選んだキーワードで検索してみて、上位10サイトの記事をみてみれば良いんです。
そして、それぞれの記事の中身を覗いてみると、気づくことがたくさんあると思います。
- レシピを用意して、手順を写真付きで丁寧に解説している
- 材料の費用や買える場所についても解説している
- こだわりやどこが美味しさのポイントなのかも解説している
こういった内容を自分が考えた構成の中に取り入れていくんです。
検索結果で上位表示されているサイトは、今のGoogleにも評価されている記事なので、絶対に参考にすべきなのです。
もちろん、書いている内容をパクれという意味ではないです。
例えば、こだわりや美味しさのポイントやどんな材料を使うのかなどは、全て自分のオリジナルで書くんです。
枠組みだけ参考にするということですね。
これさえできれば、検索結果で上位表示されるブログ記事にかなり近づくので、ぜひ、参考にしてみてください。
2-4.ブログライティング力の強化
また、構成は作成したけど、文章力に自信がなくて、上手く書けないという人も中にはいるでしょう。
ブログにおいては、特に
- 読みやすい文章
- ユニークで面白いと感じる文章
の2つの要素が揃っている文章を書けるかどうかというのは非常に重要です。
先ほども言いましたが、検索結果で上位表示させるためには「最後まで文章を読んでもらう」ことが非常に重要だからです。
読みにくく、どこかで読んだようなありきたりな文章では、中々結果を出していくことは難しいです。
でも、安心してください。
ブログのライティング力というのはどこまでも、誰でも向上させていくことができます。
僕自身、最初の頃は、1000文字程度の、本当にありきたりな文章しか書けなかったので。
では、まずは「読みやすく、ユニークで面白いと感じる文章」を書くにはどうすればいいのか?
それは、自分が読みやすく、ユニークで面白いと感じるブログを写経して、分析してみることです。
写経というのは、自分が見つけてきたお手本の記事を一言一句、改行や文字装飾や画像などを含めて、丸っ切り同じ文章をブログで書いてみるということです。
ブログを書き始めた初心者の頃って、そもそも「読みやすい文章」を書ける型が自分の中にないので、どう書けば良いのかわからないんですね。
まず、書き出しからも迷うし、本文も書いてみるけど、何か物足りないような印象の文章しか書けないんです。
写経というのは、いわばこの型を作るためにやります。
写経をすると、「読みやすく、ユニークで面白い文章を書ける人の感覚」が自分の中に流入してきます。
じゃあ、
- 画像はこういうサイズ感で入れれば、キレイに見えるのか
- 赤い文字はこういう風に入れれば、見やすくなるのか
- こういう風に事例を適度に入れていけば、本文が充実するのか
- 構成はこういう風にすれば、読みやすくなるのか
- 書き出しはこういう風に始めれば、読みやすいのか
など、本当に色々な気づきが自分の中にあります。
自分の文章が拙ければ拙いほど、本当に色々なことに気づくと思います。
それが非常に重要なんです。
ただ、思考停止状態で文字をただその通りだけに打つのではなくて、打ち終わった後でも良いので、しっかりと文章を分析することです。
そして、気づいたことがあったのなら、次に自分がブログを書くときにそれを絶対に守るようにする。
そうすることで、だんだんブログのライティング力というのは向上していきます。
2-5.ブログの習慣力の強化
また、ブログ集客において重要になってくるのは、「継続」です。
どれだけ読みやすく、ユニークで面白いと感じるブログを書けたとしても、続かなければ、何の意味もありません。
ブログを継続させるために重要なのは、ブログを書く習慣を作っていくことです。
とにかく、一日の中のこの時間帯はブログを書く時間に当てるということを決めてみてください。
最初は無理しなくて大丈夫です。30分でも良いですし、1時間でも良いです。
できるだけ、時間帯も決めておく方がいいですね。
例えば、僕の場合であれば、午前6時30〜9時の間は、ブログを書く時間と決めています。
これをちゃんと習慣化できるようになると、勝手にその時間になると、ブログを書くスイッチが自分の中に入るようになります。
逆にブログを継続できない人というのは、「毎日1記事書く」というような目標設定をしてしまう人です。
「1記事書けるか」どうかなんてものは、その日に、書いてみないと分かりません。
その時の体調や閃きによって終わらない日もあるでしょう。
重要なのは、自分が決めたことに対して、それを実行できなければ、「自分は決めたことすら実行できない…」とセルフイメージが下がり、どんどん実行力が下がってきます。
でも、毎日、「この30分だけはブログを書くことに取り組む」というのは誰でもできるはずです。
そうして、自分が決めたことを確実に実行し、それを継続していければいくほど、セルフイメージは上がり、実行力は上がっていきます。
ブログを書く習慣ができるまで、負荷をかけず、自分が確実に実行できる範囲の目標設定をして、実行してみてください。
3週間も続けると、大分、習慣化されてくるので、徐々に時間を伸ばしたりしていくといいでしょう。
最初、30分書くのが大変だったのが、習慣化されていくと、どんどん楽になっていくので、自然と時間を増やすのも苦じゃなくなってきます。
まとめ
では、最後に今回のまとめをしておきたいと思います。
今回はブログ集客の方法について徹底解説していきました。
まずブログ集客には
- 検索から集客する方法
- 自他メディアから集客する方法
の2種類があるとお伝えしました。
検索型のブログ集客は「安定性」、自他メディアのブログ集客には「瞬発力」という特徴があるという話をしました。
ブログ集客の方法で、一番良いのは、検索と自他メディアの両方を兼ね備えたブログを作ることです。
そのために
- ブログコンセプトの構築
- SEOライティング
- ブログライティング力の強化
- ブログを継続させるコツ
について解説しました。
ぜひ、今回の記事を参考にブログ集客していっていてくださいね。
では、今回は以上になります!お疲れ様でした!
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