どうも!ブランドクリエイターの中江です。
「ブログってどうやって始めればいいの?」という人は意外と多いんじゃないでしょうか。
ブログサービスも無料のものから有料のものまで色々とありますし、ブログ初心者の人であれば、開設してからどう運営していけばいいのか分からないという人もいると思います。
そこで、今回は、ブログの立ち上げ方から運営方法までを完全網羅した「ブログの始め方」について、解説していきたいと思います。
では、早速、始めていきましょう。
Contents
1.ブログの始め方を徹底解説
まずは、最初に具体的なブログの作り方から解説していきたいと思います。
1-1.どのブログサービスを使うべきか?
まず、ブログを始めていくにあたって、どのブログサービスを使って、ブログを始めるのか選ぶ必要があります。
ブログには大きく分けて、
- 無料ブログ:アメーバブログ、はてなブログ、Seesaaブログなど
- 有料ブログ:WordPress(独自ドメイン)
の2種類があります。
無料ブログの強みは、ブログの立ち上げから、運営まで全て無料で利用することができることです。
特に立ち上げの手順がどの無料ブログサービスを利用しても簡単なので、ブログ初心者の人でも迷わずに始めることができるでしょう。
日記を書く程度であれば、無料のブログサービスで十分です。
ただし、ビジネスで利用していきたい場合は、無料のブログサービスは利用しない方が良いです。
というのも、これは「ブログのアクセスを集める」という観点から、非常にマイナス面が大きいからです。
ブログのアクセスの入り口は、
- SNSから
- 検索から
の大きく分けて二種類に分かれます。
仮に、毎月1万人が見にくるブログがあるとすれば、この1万人が見にくる入り口というのは、SNSと検索の二種類に分かれているということですね。
例えば、SNSからは「1000人」、検索からは「9000人」という具合に。
SNSからのアクセスというのは、例えば、自分が書いたブログ記事がこのように、TwitterやFacebook上でシェアされて、そこから流入してくるというイメージですね。
マーケットインとプロダクトアウトのバランスをどうとっていくか?
記事内容自体も興味深かったですが、ハウステンボスの敷地面積が東京ディズニーランドの約3倍、モナコに匹敵する大きさという事実にも驚きました。笑https://t.co/seQPMTQ2Nu— Saki Yatsuka (@Yatsupon) 2018年11月4日
また、自分がブログ記事を更新して、それを自分のSNSアカウント上でお知らせしてもアクセスの流入は見込めます。
つまり、自分 or 他人のSNSアカウント上で紹介されれば、そのフォロワーの人たちから、アクセスが来るという仕組みです。
無料ブログの場合、デメリットになるのは、次の検索からアクセスを集めるという点においてです。
検索からのアクセスというのは、GoogleやYahoo!といった検索エンジンから来るアクセスのことです。
インターネットが登場してから、人は、日々、自分の興味・関心に従って、ありとあらゆるキーワードで検索エンジンを利用しています。
例えば、「恋人が欲しいから、痩せたい」と思っている人は「ダイエット 方法」というようなキーワードでネット検索を利用しています。
そうやって検索キーワードを利用して調べると、そのキーワードに関連したサイトがこのようにだーっと出てきます。
ここから、自分が知りたい情報が載ってそうなサイトを選ぶと思うのですが、ここで誘導できれば、1アクセスです。
これが検索からのアクセスです。
ブログにおいてこの検索からのアクセスというのは非常に重要なポイントになります。
というのも、もし仮に「ダイエット 方法」というキーワードで調べた時に、自分が書いたブログ記事が検索結果の1ページ目に表示されたら、とんでもないアクセスが来るからです。
世の中で「痩せたい…」と悩んでいて、「ダイエット方法」に興味関心がある人は、たくさんいます。
仮にこのキーワードで調べている人たちが日本中で毎月10万人いたとしましょう。
つまり、先ほどの検索結果の画面を10万人が見ているということですね。
もし、そこで自分が書いたブログ記事が、1ページ目の1番上にくれば、どうなるか。
統計では、調べている人全体の割合の約30%の人が見にくると言われています。
つまり、10万人だと、たった一つの記事で、毎月3万人を集めて来ることができるということです。
しかもこのキーワードは、どれだけ時代が変わっても、調べる人がいなくならない普遍的なキーワードなので、今月も来月も、ずっと安定してアクセスは集まっていきます。
僕自身、3年前に書いた記事が、毎月安定して、7000アクセス集めているものもあります。
ただし、この検索からアクセスを集めていくにあたって重要になるのが、自分が書いたブログ記事を検索結果の上位に表示させるということです。
毎月3万人集められるのは、あくまでも「ダイエット 方法」で検索した時に、1位に表示させることができた場合です。
仮にこれが、100位とかであれば、ほとんどアクセスは集まりません。
何か調べ物をする時に、10ページ目まで見る人はいないからです。
そして、この検索順位は、Googleが決めています。
つまり、このブログ記事は1位にしょうとか、このブログ記事は100位にしようという具合に。
Googleは、何を基準に、検索順位を決めているのかというと、ブログ記事の評価です。
この評価というのは、大きく分けて、
- コンテンツパワー
- サイトパワー
の2種類に分かれます。
コンテンツパワーというのは、簡単に言えば、記事そのものの評価のことです。
「ダイエット 方法」で検索して来る人は、
- 世の中にある色んなダイエット方法を知って、自分に合うものを見つけたい
- これまでダイエットに失敗してきたから、次こそは本当にダイエットを成功したい
など、必ず、思いがあります。
そうした、思いに応えるコンテンツほど、評価は高くなり、検索結果での順位は有利になります。
これが順位を決める一つの評価基準です。
そして、もう一つのサイトパワーというのは、サイト全体の評価のことです。
これは
- サイト全体の記事数
- サイト全体の記事の品質
- 更新頻度
- 書き手の信憑性
など、コンテンツ以外の評価のことです。
基本的には、このコンテンツパワーとサイトパワーの足し算によって、検索順位というのは決まっています。
無料ブログが、なぜ「検索からのアクセスを集める」ということに関して、不利になるのかというと、このサイト全体の評価が他のブログユーザーと共有されてしまうからです。
例えば、アメブロで、ブログを始めようとすると、必ず、自分のブログのURLは、「https://ameblo.jp/○○○○」となります。
これは、どういう意味なのかというと、「https://ameblo.jp/」というサイトの一部に、自分のブログが組み込まれるということです。
無料ブログでブログを作るというのは、マンションの一室を借りるのと同じなのです。
この時、コンテンツパワーというのは、自分が借りた部屋の評価で、サイトパワーというのは、アメブロマンションのことなのです。
コンテンツパワーは、自分が頑張れば頑張るほど、上げていくことはできます。
ですが、もし、自分の隣に、スパム行為や低品質なコンテンツしか書かない人が住んでいれば、アメブロマンション全体の評価は下がり、その影響というのは、自分のブログにも及びます。
そして、どんな無料ブログサービスであれ、そういう迷惑行為を繰り返すユーザーというのは必ずいます。
だから、どんなジャンルでもそうですが、「ダイエット 方法」など多くの人が調べているキーワードであればあるほど、無料ブログというのは、検索結果で上位に表示されていないのです。
実際に、自分で調べてみればわかります。
では、どんなブログが検索結果の上位に表示されているのかというと、それが有料ブログなのです。
有料ブログは、マンションではなく、一軒家です。
住所(ドメイン)、土地(サーバー)をお金を払って購入し、家(ブログ)を自分の好きなように作っていきます。
有料と聞いて、中には腰が引けてしまう人もいるかもしれませんが、せいぜいかかる費用は月々1000円ちょっとです。
有料ブログは、このブログ記事で書かれているように、ちゃんと運営していけば、それ以上の価値を生み出していけるので、ビビる必要はありません。
ブログのURL(ドメイン)も自由に決められるので、無料ブログのようにサイトパワーが他の人と共有されることもありません。
有料ブログの中でも、特にオススメなのが「WordPress」です。
検索結果の上位に表示されているほとんどのサイトがWordPressだという事実があるように、このブログは、非常に検索からの集客に強いのです。
それはGoogleの検索エンジン部門の責任者のマットカッツ氏も
ワードプレスを選ぶことは、非常に良い選択です。なぜなら、ワードプレスは、SEOに関する多くの問題を自動的に解決してくれて、SEO(サーチエンジン最適化)の手法の80%~90%に対応するように作られているからです。
と認めているほどです。
だから、有料ブログで始めたいという人は、WordPressを選ぶようにしましょう。
ビジネスとしてブログを利用したいという人は、必須だと思っていて間違い無いです。
無料ブログは、ありとあらゆる面で制約がありますが、すぐに無料で始められることは強みではあるので、趣味でブログを始めたいという人はこちらを利用しても構いません。
どの無料ブログも基本的にはメールアドレスの登録とともにすぐに開始できるので、今回の記事では作り方は省略します。
1-2.WordPressのインストール
続いては、WordPressを使ったブログの始め方について解説していきたいと思います。
WordPressを始めていくステップは大きく分けて
- WordPressのインストール
- WordPressの初期設定
- プラグインの導入
- テンプレートの導入
- アクセス解析の導入
の5つに分かれています。
最初のWordPressのインストールですが、これは、実際に0からWordPressでブログを立ち上げてみるという作業になります。
ステップとしては、実際にまずは、サーバー(土地)とドメイン(住所)を契約して、WordPress(家)を導入するという3つに分かれます。
具体的な方法については、以下の記事で詳しく解説しているので、ぜひ、こちらをご覧ください。
WordPressのインストール方法をどこよりも簡単に徹底解説!
「WordPressのインストールは難しそう」という人は多いんじゃないでしょうか。そこで今回は、WordPressのインストール作業を全て図付きで解説します。
1-3.WordPressの初期設定
そして、WordPressがインストールできたら、次に初期設定を済ませていきましょう。
WordPressで最初にやるべき初期設定は以下の4つがあります。
- 一般設定
- 表示設定
- ユーザー設定
- パーマリンク設定
詳しいやり方などは、以下の記事で解説しているので、こちらの記事をご覧ください。
WordPressの初期設定で絶対に設定すべき4つのこと
「WordPressを始めたけど、何を設定すればいいのか分からない…」という方のために今回は「WordPressの初期設定で絶対に設定すべき4つのこと」というテーマでお話しています。
1-4.WordPressのプラグインの導入
そして、初期設定が終わったら、次にプラグインの導入作業に移っていきます。
プラグインというのは、簡単にいうと、機能拡張ができる装備みたいなものです。
例えば、プラグインを導入することで、セキュリティ対策ができたり、SNSボタンを追加できたりすることができます。
最低限、最初に導入するべきプラグインは、
- TinyMCE Advanced
- Add QuickTag
- Jetpack
- EWW Image Optimizer
- BackWPup
- Akismet
- Table of Content Plus
- All in One SEO Pack
の8つになります。
1.TinyMCE Advanced
TinyMCE Advancedは記事装飾を豊かにするためのプラグインです。
このプラグインを導入することで、圧倒的に記事が編集しやすくなるので、以下の記事を読んで、導入するようにしましょう。
TinyMCE Advancedの設定と使い方をマスターしよう
今回はWordPressの記事編集を簡単にしてくれるプラグイン「TinyMCE Advanced」の設定と使い方をご紹介していきたいと思います。WordPressの記事の編集を簡単にしたい人はぜひご覧ください。
2.Add QuickTag
そして、次のAdd QuickTagは、記事の見出しなどをデザインする際に使用します。
ブログ記事は、それぞれの見出しのデザインを整えるだけでも圧倒的に読みやすさが変わるので、ぜひ、以下の記事を読んで、WordPressの見出しを整えていってください。
WordPressの見出しデザインを自由にカスタマイズする方法
「WordPressでオリジナルの見出しデザインを作りたい!」と思っていませんか?今回は、誰でも簡単に「WordPressの見出しデザインを自由にカスタマイズする方法」をお伝えします。
3.JetPack
そして、次のJetPackは、アクセス解析、関連記事、ソーシャルメディアとの連携など、様々な機能を利用することができます。
管理画面で使えるアクセス解析は非常に便利なので、ぜひ、導入してみてください。
Jetpackの使い方・設定方法を総まとめ【2017年最新版】
「Jetpackの使い方がわからない…」という方のために今回は「Jetpackの使い方・設定方法を総まとめ」という記事を書きました。
4.EWW Image Optimizer
そして、次のEWW Image Optimizerですが、これは画像ファイルのサイズを画質を落とさずに圧縮するためのプラグインです。
画像のファイルサイズはページの表示速度に大きな影響を与えるので、圧縮しておく方が良いんですね。
このプラグインを導入しておけば、これまでアップロードした画像も含めて、1クリックで圧縮してくれます。
EWWW Image Optimizerの設定方法と使い方を完全マスター【2017年版】
「EWWW Image Optimizerの設定方法と使い方を知りたい…」という方のために今回は「EWWW Image Optimizerの設定方法と使い方を完全マスター」というテーマでお話していきます。
5.BackWPup
次のBackWPupというプラグインですが、これはWordPressのバックアップを取ってくれるプラグインになります。
何かのアクシデントが起きた時に、バックアップを取っておかないと、これまで書いた記事のデータや、サイトのデザインなどを全て失うことになってしまいます。
なので、以下の記事を読んで、BackWPupを導入しておきましょう。
WordPressのバックアッププラグイン|BackWPupの使い方
「 WordPressのバックアップを確実に取りたい…」という人は多いんじゃないでしょうか?そこで今回は、WordPressのバックアップ方法をお伝えしていきます。
6.Akismet
そして、次のAkismetというプラグインですが、こちらはスパムコメント対策用のプラグインになります。
WordPressを運営していると、何かツールを使って、悪質な広告に誘導しようとするスパムコメントがつくようになります。
Akismetを導入していると、そうしたスパムコメントを一括削除できるので、ぜひ、こちらも導入しておきましょう。
Akismetの使い方と設定方法をマスターする
WordPressを利用してれば、必ずスパムコメント来ます。今回はそんなスパムコメントを削除してくれるプラグインのAkismetの使い方と設定方法をお話していきます。
7.Table of Content Plus
そして、次にTable of Content Plusというプラグインですが、これはブログ記事内に目次を、自動で挿入してくれるプラグインになります。
後で詳しく解説しますが、検索結果で上位表示させるためには、一記事にかなり充実した内容を求められるので、必然的に目次がある方が、読者にとっては読みやすくなります。
いかに読者にブログ記事を読んでもらえるのかは非常に重要なので、ぜひ、目次も導入していきましょう。
WordPressの目次を作成できるプラグイン|Table of Contents Plusの使い方
「WordPressのブログ記事で目次を作りたい…」という方のために、ブログで目次を自動で作成することができるプラグインのTable of Contents Plusの使い方を紹介していきます。
8.All in One SEO Pack
そして、最後にAll in One SEO Packというプラグインですが、こちらはWordPressでSEO対策をする上では必須のプラグインになります。
SEO対策というのは、先ほど話した「検索からアクセスを集める手法」のことだと思っておいてください。
SEO対策は、本来であれば、特殊なスキルを持っている人だけしか、サイト運営で活かすことができないのですが、このプラグインを導入するだけで、誰でも簡単にSEO対策に取り組めるようになります。
なので、こちらのプラグインも導入しておいてください。
All in One SEO Packの使い方(設定方法)をマスターしよう
All in One SEO PackはWordPressで集客するんだったら、必ず導入しておいた方がいいプラグインです。今回は、このプラグインの使い方を解説していきます。
1-5.WordPressテンプレートの導入
プラグインを導入した後は、WordPressのテンプレートを導入していきます。
WordPressでは、デフォルトでも、テンプレートは搭載されていますが、ブログ集客には向いていないので、他のテンプレートを利用するのが得策です。
テンプレートは、無料と有料、それぞれあるので、それぞれオススメのものを一つピックアップして紹介したいと思います。
1.無料のWordPressテンプレート「Xeory」
まず、無料のテンプレートですが、オススメのものは「Xeory」というテンプレートになります。
Xeoryを導入すると、「デモサイト」のようなブログを簡単に作ることができます。
こちらのテンプレートは、Webマーケティング系の発信をしていて、月間100万PV以上のブログを所有している、バズ部が監修しているテンプレートになります。
ブログマーケティングのプロが監修しているだけあって、SEO(検索からの集客)のこともよく考えられた設計になっています。
僕自身、このサイトを始める前は、利用していましたが、このテンプレートを利用して、たった15記事で、月間1万5000PVになりました。
Xeoryには「Extention」と「Base」の2種類のテンプレートがありますが、初心者は「Base」で作成することをオススメします。
テンプレートの入手は「Xeory」の公式サイトから行って下さい。
Xeoryは、使い方が記載されているオンラインマニュアルも非常に充実しているので、テンプレートをダウンロードした人は、「Xeoryテーマのインストール方法」「Xeoryインストール後の初期設定」という記事を読み進めて、導入と設定を済ませて下さい。
2.有料のWordPressテンプレート「Swallow」
では、続いては、有料のWordPressテンプレート「Swallow」について紹介します。
Xeoryでも十分、ブログ運営で成果を出していくことは可能ですが、デザインを見て、物足りないと感じた人も中にはいると思います。
もっと、デザイン性をブログで出したいという人にオススメなのが「Swallow」です。
こちらのスワローであれば、トップページにヘッダー画像を挿入できたり、ブログの各所で細かくカラー調節できたりします。
「デモサイト」をご覧いただけると、一目瞭然だと思います。
ちなみにこちらのテンプレートもプロのブロガーの人が監修しているものになるので、集客という観点からも非常によく設計されたブログになっています。
価格は9900円になります。
購入からテンプレートの導入までの流れについては、以下の記事で詳しく解説しているので、ぜひ、ご覧ください。
ご購入からテーマ導入までの流れ
ご購入からテーマ導入までの流れを記載しています。 もくじテーマ購入テーマの選択テーマの紹介ページからカートに入れるカートの確認ログインorユーザー登録決済方法選択最終確認ページ注文完了&ダウンロードインストール管理画面か…
1-6.WordPressのアクセス解析の導入
では、続いては、WordPressのアクセス解析を導入していきます。
アクセス解析を導入しておくと、毎月何人くらいの人にどんなページがよく見られているのか、滞在時間はどれくらいなのか、どんなキーワードでブログに読者はやってくるのかなどのデータを知ることができます。
アクセス解析を導入する目的は、現状のブログの状態を正確に把握し、自分がブログを通して、実現したい目標を達成していくための軌道修正を行えるようにすることです。
これを導入しておかないと、ゴールのないマラソンを走っているようになってしまうので、必ず、導入するようにしましょう。
WordPressを分析するにあたって、導入しておくべきアクセス解析のツールは、
- Googleアナリティクス
- Googleサーチコンソール
の2種類になるので、以下の記事を読んで導入していってください。
WordPressに必要なアクセス解析を15分で設置しよう
「WordPressにアクセス解析を設置したい!」という人は多いんじゃないでしょうか?そこで今回はWordPressに必要なアクセス解析の設置の仕方をご紹介しています。
2.ブログ運営のファーストステップ
では、ブログが立ち上がり、初期設定もできたと思うので、次は実際にブログ運営について解説していきたいと思います。
2-1.ブログの目的と目標を決める
ブログを立ち上げて、初期設定が終わった後に最初にやるべきことは、ブログのゴールを決めることです。
ゴールを決めずにブログ運営を始めることは、ゴールのないマラソンを走ることと同じなので、何も上手くいきません。
なので、ブログ運営のゴールを決めていきましょう。
ゴールとは
- 目的:ブログを通じて、最終的に実現したいゴール
- 目標:目的を達成するための数値化されたゴール
のことです。
まずは、目的について。
「ブログを始めたい!」ということは、ブログを通じて達成したい何かがあるからだと思います。
それをまずは、言語化するようにしましょう。
ブログを通じて、自分が今経営している美容院の集客に繋げて、お店を繁栄させていきたい
明確に言語化できる方が良いですが、最初は、ぼんやりとでも良いです。
そして、目標ですが、これは、目的を達成するための数値化されたゴールのことです。
上の例を使うならば、「自分の美容院の集客に繋げて、お店を繁栄させる」という目的がありますが、具体的にそれを達成するためには、何をするべきなのかを細かく分解していきます。
例えば、美容院には毎月受け入れられるお客さんにも限界があると思います。
仮に毎月25日間、お店を開いていて、1日で受け入れられるお客さんが、10人だとすれば、最大でも250人です。
そして、今定期的に通っているお客さんが、100人いるとすれば、ブログを通じて増やしたいお客さんの数は、150人になります。
では、150人を新しくブログを通じて集客するためにはどうすればいいのか?
お店のメニューページを見てくれる人の10人に1人が来店に繋がっているというデータがあるとします。
では、来店を150人増やすためには、1500人の人にメニューページを見てもらえば良いということがわかります。
そして、メニューページは、ブログ訪問者の10%の人が見てくれているというデータがあるとします。
とするならば、合計ブログに1万5000人を呼び込めれば、150人を新しく集客できるようになります。
仮に毎月5000アクセス集まるブログを作れば、この目標は、3ヶ月で達成することがわかります。
毎月5000アクセスを集めるだけであれば、ブログの記事数でいうと、20~30記事もあれば十分です。
だとすれば、3日で1記事のペースで記事を書いていけば、2~3ヶ月あれば、達成するということがわかります。
ここまで分解できれば、今、自分がブログにおいて何に取り組むべきなのかということがよく分かります。
目標設定というのは、そこが明確になればOKです。
2-2.ブログタイトルの作り方
では、ブログの方向性が定まったら、ブログタイトルを作っていきましょう。
これは各ブログ記事のタイトルではなく、ブログ全体のタイトルです。
ブログタイトルの決め方は
- 全国のお客さんが対象の人
- 地域圏内のお客さんが対象の人
によって変わります。
全国のお客さんが対象の場合は、基本的には、覚えやすいタイトルであれば、何でもOKです。
「業種名(肩書き)」+「個人名 or 会社名」などの固有名詞でもOKですし、「バズ部」「沈黙のWebマーケティング」など、キャッチーな覚えやすいタイトルでもOKです。
この際に自分が上げたい検索キーワードを入れるなどは、意識しなくても大丈夫です。
たとえ、トップページにキーワードを入れたとしても、それだけで検索結果の上位に表示されることは少ないからです。
自分のブログがこの名前で検索すると、出てくるようにという考え方で決めるのが良いですね。
自分が決めたブログ名を他の人が使っている場合もあるので、決めた後に、一度、実際に検索するなどして、確認するようにしましょう。
また、地域圏内のお客さんが対象の人であれば、「業種名」+「地域名」+「個人名 or 会社名」でブログタイトルを作るようにしましょう。
地域密着でビジネスをされている方の場合は、「業種名」+「地域名」で検索されることが多く、その場合はトップページが上位に表示される可能性が高いからです。
仮にタイトルを作るのであれば、「渋谷のメンズ専門美容室|Little Style(リトルスタイル)」という感じですね。
英語表記がある場合は、合わせてカタカナなどで読み仮名も入れると良いですね。
また、文字数に関してですが、30文字程度におさめることをオススメします。
あまりにも文字数が長すぎると、検索した時に上記の画像のように「…」とタイトルが切れることもあるからです。
2-3.ブログカテゴリーの決め方について
ブログタイトルを決めた後は、ブログカテゴリーを決めていきましょう。
これからブログ記事を書いていくと思うのですが、ざっくりと、どんなカテゴリーについて書いていくのかを予め決めるというステップですね。
予めブログカテゴリーを決めておいた方が、実際にブログ記事を書くというステップに移った時に、「どんなネタで記事を書くのか」というアイディアが出て来やすくなります。
これについては、「集めたい人」をベースに考えるとアイディアは出て来やすいと思います。
例えば、僕の場合であれば、サービスとして、デザインやコンサルティングを提供しているので、集めるべき人というのは
- すでに自分のビジネスを持っている人
- これから自分のビジネスを始めていきたい人
になります。
そういう人たちであれば、今後、自分自身のサービスなどに申し込んだりして、接点を作れる可能性があるからです。
だとすれば、ブログカテゴリーは、そういう人たちが検索しそうなテーマに関連するものになります。
例えば、
- Webマーケティング
- ブランディング
- 起業・副業
- マインドセット
- ビジネスコラム
などですね。
細かく、もっと分解できますが、ひとまずこれくらいざっくりで良いので、カテゴリーを洗い出しておきましょう。
カテゴリーを洗い出したら、実際にWordPressにカテゴリーを設定していきましょう。
WordPressのカテゴリーの設定方法と集客のための設計法
「WordPressのカテゴリーはどう設定したらいいんだろう?」とお悩みじゃないですか?そこで今回はWordPressのカテゴリーの設定方法について解説していきます。
3.ブログ記事の書き方のポイント
次に実際に検索からアクセスを集めるブログ記事の書き方について解説していきたいと思います。
3-1.SEOキーワード選定
まず、ブログ記事を書くとなった時に、最初にやるべきことというのは「キーワード選定」です。
僕は、これを必ず、毎記事やっています。
つまり、「このブログ記事は○○と検索した時に検索結果の上位に表示されたい」と決めるということですね。
これは検索からブログにアクセスを集める時には非常に重要なステップになっています。
例えば、数年前にブランドコンセプトについて書いたブログ記事があるのですが、この記事は毎月安定して7000アクセス集め続けています。
ブランドコンセプトとは?具体例から効果的な作り方まで完全解説
自分のビジネスに強力なブランドコンセプトがあるだけで圧倒的に差別化ができ、売上を上げる事ができます。今回は、このコンセプトの作り方を解説していきます。
なぜかというと、「ブランドコンセプト」で検索結果の上位に表示させると決めて、実際に1〜2位に表示されているからです。
このようにブログを書くときには、この検索キーワードで上位表示させると狙っていく必要があります。
キーワード選定のポイントは3つあります。
- 集めたい人が検索していそうなワードを狙う
- 複合キーワードを狙う
- 検索需要があるものを狙う
1.集めたい人が検索していそうなキーワードを狙う
まず、最初のポイントは、集めたい人が検索していそうなワードを狙うということです。
ブログには目的があり、それに応じて、集めたい人というのは、ある程度、明確にあると思います。
例えば、整体院をやっているとするならば、体に何らかの不調を抱えている人だと思います。
「肩こり ○○」「腰痛 ○○」など、そういう人たちが検索していそうなキーワードを狙うんですね。
これをやらずに、例えば、「メンズ 服 選び方」などのキーワードを狙って記事を書いてしまえば、当然ですが、ブログに集まってくる人のミスマッチが起きてしまいます。
仮にそのキーワードでアクセスが、毎月10万人集まったとしても、来るのは、男性で洋服の選び方に興味がある人なので、うまく来店に繋げることはできません。
なので、必ず、自分が集めたい人が調べるであろう、検索キーワードを狙いましょう。
2.複合キーワードを狙う
キーワード選定の二つ目のポイントは、複合キーワードを狙うということです。
キーワードには大きく分けて
- 単一キーワード
- 複合キーワード
の2種類があります。
単一キーワードというのは「c 」などの1語のキーワードのことで、複合キーワードというのは「ブランドコンセプト 例」「ブランドコンセプト 例 参考」などの2語以上のキーワードのことです。
ブログ記事は、「ブランドコンセプト」という単一キーワードでも、「ブランドコンセプト 例 参考」という複合キーワードでも、どちらを狙っても書くことができます。
ただ、オススメなのは、複合キーワードを狙う方です。
というのも、こちらの方が、最終的なアクセスの合計は多くなりますし、早い段階でアクセスを集めていくことも可能になるからです。
ポイントになるのは「ブランドコンセプト 例」という複合キーワードで狙った場合でも、単一の「ブランドコンセプト 」という単一キーワードでも上位表示させることは可能です。
実際に、先ほどのブログ記事は「ブランドコンセプト 例」でも上位表示されています。
ですが、これをもし「ブランドコンセプト 」だけで狙って記事を書くと、「ブランドコンセプト 例」では上位表示させることはできません。
「ブランドコンセプト 例」で狙う方が、両方で上位表示させることができるので、お得なのです。
仮に「ブランドコンセプト」で1位に表示されると、毎月5000アクセス集まり、「ブランドコンセプト 例」で1位に表示されると、毎月2000アクセス集まるなら、複合キーワードで狙う方が毎月7000アクセス集まります。
また、複合キーワードになればなるほど、ライバルサイトの数は減るので、単一キーワードだけで狙うよりも、先にアクセスが集まり、早めに上位表示される可能性が高まります。
では、複合キーワードをどう選べば良いのかですが、「関連キーワード取得ツール」という無料のツールを使います。
まずは、関連キーワード取得ツールにアクセスして、今回、ブログ記事として書きたいテーマに関連する単一のキーワードを入力します。
そうすると、右側の「全キーワードリスト」に「ブランドコンセプト」という入力した単一キーワードが含まれた、複合キーワードが洗い出されます。
例えば、「ブランドコンセプト 例」「ブランドコンセプト 作り方」という感じですね。
まずは、この抽出されたキーワードを全てコピーします。
3.検索需要のあるキーワードを狙う
そして、最後のポイントは検索需要のあるキーワードを狙うということです。
キーワードは、多くの人が調べているキーワードもあれば、あまり調べられていないキーワードもあります。
例えば、Aというキーワードは毎月10万人が調べていて、Bというキーワードは毎月10人しか調べていないということもあり得ます。
Aを狙って検索結果で1位を獲得すれば、毎月3万アクセスが来ますが、Bを狙って1位を獲得しても毎月3アクセスしか来ません。
ブログ記事を書く労力は同じですが、キーワードの検索需要一つでそこまで結果は変わってくるのです。
どうせ書く労力は同じであれば、できるだけアクセスが集まる、多くの人が調べているキーワードを狙う方が得策です。
そして、検索需要を調べるためのツールがあります。
それが「Googleキーワードプランナー」です。
まだ、Googleキーワードプランナーを使ったことがないという人は、以下の記事を読んで、まずはこのツールを使える状態にしてください。
【2019年最新版】Googleキーワードプランナーの使い方!初心者でも丸わかり
今回は、 新しくなったGoogle Adwordsのサービス「キーワードプランナー」の使い方&操作方法 キーワードプランナーを使ったキーワード選定方法の基本的な手順 関連キーワ …
そして、Googleキーワードプランナーにログインして、「検索のボリュームと予測のデータを確認する」をクリックしてください。
そうすると以下のような画面になるので、先ほどコピーした複合キーワードを貼り付けて、「開始する」をクリックします。
そして、画面が切り替わったら、「過去の指標」というタブをクリックして、「月間平均検索ボリューム」というところをクリックします。
そうすると、先ほど抽出した複合キーワードが、検索需要順に並び替えられます。
並び替えができたら、次に2語目のキーワードを選んでいきます。
2語目のキーワードを選ぶ基準は、
- 検索ボリュームが1000~1万以上(最低でも100~1000以上)
- 自分が書きたいテーマとマッチしている
です。
例えば、今回であれば、「ブランドコンセプト 例」は、この基準にマッチしているので、2語目はこのキーワードを選びます。
そして、次に関連キーワード取得ツールに戻り、選んだ複合キーワードをもう一度入力して、関連キーワードを抽出します。
これは3語目のキーワードを選ぶための作業です。
そして、選んだらもう一度、キーワードプランナー に戻り、左上の×ボタンを押して、最初の画面に戻り、もう一度、コピーした検索キーワードの需要を調べます。
2語目以降は、検索需要は多ければ多いほど良いですが、そこまで気にしなくて良いのと、書きたいテーマにマッチしていなければ、選ばなくても大丈夫です。
例えば、今回でいうと、「ブランドコンセプト 例 アパレル」が候補として出て来ましたが、書きたいのはブランドコンセプト 全般の話であって、アパレルに限った話ではなかったので、選びませんでした。
ひとまず、この手順でキーワード選定をやってもらえれば、間違い無いです。
3-2.ブログ記事タイトルの作り方
そして、キーワード選定が終わったら、次にブログ記事のタイトルを決めていきます。
ポイントは
- 選定したSEOキーワードを入れる
- 読みたくなるキャッチーな要素を入れる
- 文字数を30文字程度に抑える
という3つです。
まず最初の選定したSEOキーワードを入れるということですが、「ブランドコンセプト 例」というキーワードを選んだとするなら、ブログ記事のタイトルは
一瞬で人を惹き付けるブランドコンセプトの例と効果的な作り方
というような選定したキーワードを含めるようなものにするという感じですね。
選定したキーワードをブログの記事タイトルに含めなかったら、ほぼ確実に検索結果で上位表示しないというくらい、これは重要なポイントなので、必ず含めるようにしましょう。
次に、読みたくなるキャッチーな要素を入れるということについて。
検索からアクセスを呼び込む時に、そのサイトを開くかどうかの判断基準は、ほぼ「タイトル」しかありません。
だから、このタイトルを、いかに惹きつけられるものに変えるのかが重要になります。
例えば、ブログ記事タイトルを普通に「ブランドコンセプトの例」とするのか、「一瞬で人を惹きつけるブランドコンセプトの例」とするのかでクリック率は大きく変わります。
ただ、キャッチーなタイトルをパッと思いつくのは難しいと思うので、以下のブログ記事を参考に、キャッチーな要素を考えてみてください。
絶対に読みたくなる!ブログ記事のタイトルの決め方
「集客に繋がるような良いブログ記事のタイトルが思いつかない…」という方のために、今回は「絶対に読みたくなる!ブログ記事のタイトルの付け方」をご紹介しています。
また、最後に文字数を30文字程度に抑えるということですが、これは検索結果で表示された時にタイトルを切れずに、表示させるためです。
例えば、文字数が多すぎると、赤い枠で囲んでいるタイトルのように「…」と表示されて切れてしまいます。
検索からアクセスを呼び込む時に、そのサイトを開くかどうかの判断基準は、ほぼ「タイトル」しかありません。
にも関わらず、タイトルが途中で切れてしまっては、惹きつける力が半減してしまうので、必ず文字数は、30文字程度に納めるようにしましょう。
3-3.記事構成を作成する
タイトルが決まったら、次に記事構成を作成していきます。
記事構成というのは、要は見出しのことです。
例えば、これは、以前書いた「ブランディング 」についての記事構成です。
タイトルが決まった後に、記事をいきなり執筆するのではなく、予め見出しを作成するんですね。
あらかじめ記事構成を作成するのは、コンテンツパワーを極限まで高めるためです。
コンテンツパワーが究極に高まった記事というのは、検索してくる人たちの「思い」に答える記事です。
だから、検索してくる人たちがどんなことを求めているのかは、文章を書く前からあらかじめ把握しておく必要があります。
記事構成を作成せずに、記事執筆をしてしまうと、どうしても書き忘れが出てきてしまいます。
では、どうやって記事構成を作成すればいいのかですが、これは、実際に自分が一番狙いたいキーワードで検索してみることです。
例えば、「ブランディング 」で検索上位を狙いたいのであれば、「ブランディング」で検索してみて、上位1~10位までのサイトをチェックするようにしましょう。
この時には、記事の中身はチェックする必要はありません。
目次や見出しなどをチェックすればOKで、ざっくりとどういうテーマについて書かれているのかを把握します。
例えば、「ブランディング 」で上位表示されているサイトというのは
- ブランディング とは何か
- ブランディング の事例
- ブランディング の手法
などを解説しているブログ記事が多いことが分かります。
検索結果で上位表示されているサイトというのは、今の所、Googleが考える「思いに応えている」模範解答な訳です。
なので、それを参考にする価値は非常にあります。
ただし、それぞれの見出しで書く内容というのは、真似する必要はありません。
例えば、今回で言うなら、ブランディングとは何かという定義や、ブランディングの事例、ブランディングの手法について、具体的に何を書くのかは自由ということです。
また、上位表示されているサイトの記事を見て、「検索してくる人はこんな思いを持って検索してくるはずだから、もっとこういう内容を追加した方が良いよな」と思いつくこともあります。
そういう時は、その内容を追加するようにしましょう。
あくまでも、「この検索キーワードで調べてくる人はどんな人で、何を求めているのか」ということを軸に、ブログの記事構成は作成していきましょう。
3-4.記事を執筆する
記事構成ができたら、あとはその構成に基づいて記事を書いていくだけになります。
記事構成で流れができているので、迷いなくスラスラと書いていけると思います。
もし、スラスラ書けないのであれば、そのテーマについてのインプット不足だと思うので、書籍や映像や体験などを通じて、書ける準備をしましょう。
ブログというのは、自分の内側のもの(知識・経験・価値観)などを外に表現する行為です。
自分の内側のエネルギーを外側に出すと言い換えても良いかもしれません。
だから、インプットして、内側にエネルギーさえ溜めれば、必ず書けるようになります。
また、文章を書く際には、最後まで読んでもらえるような、読みやすい文章を心がけましょう。
読みやすい文章というのは何かというと、「抽象」から「具体」への繋ぎができている文章のことです。
例えば、以下のような文章です。
ブランドとは、「究極の理由」でお客様に選ばれる存在のことです。
具体的にいうと「あなただから」「この会社だから」という関係性で選ばれる存在のことです。
「中央タクシー株式会社」というブランドを体現しているタクシー会社が長野県にあります。
この中央タクシーのお客さんの中には「駅の普通のタクシー乗り場には並ばず、いつ来るか分からない中央タクシーを待ち続ける人」「中央タクシーを拾うためだけに、雨に濡れながらも車道で待ち続ける人」などがいたりします。
普通、考えられないと思います。
タクシーなんて、自分の目的地にさえ行ければ良いと考えるのが普通ですから、わざわざ特定のタクシー会社を、ましてや雨に濡れながら待つ必要なんてないわけです。
「中央タクシーだから選んでいる」ことこそが、まさに、ブランドという状態です。
この選ばれる理由は、他のライバルが真似することができない究極の理由です。
というのも、自分やその会社というのは唯一無二の存在だからです。
そういう状態になれば、たとえ、相場よりも価格が高くても選ばれますし、お客さんも離れていかないというのは理解できると思います。
そういう理由で選ばれるようにする手法が、ブランディングです。
これはブログに限らずですが、情報発信というのは、「抽象」と「具体」の繰り返しによって成立しています。
この文章の場合、「抽象」というのは、
ブランドとは、「究極の理由」でお客様に選ばれる存在のことです。
という出だしの文章です。
この文章というのはZipファイルのように、この一文に様々な情報が詰まっているので、なんとなくは理解できても、腑には落ちません。
特にこの文章で言えば、究極の理由とは何かというのが、この一文だけではわかりません。
だから、それを具体的に落とし込むんです。
この文章で言えば、中央タクシー株式会社の例などを取り上げたりしながら、具体的に、「究極の理由で選ばれるとはどういうことか」を詳しく解説しています。
こうして、「抽象」と「具体」を繰り返すからこそ、文章が腑に落ちて、どんどん読み進めてくれるようになります。
逆に読みにくい文章というのは、こうした繰り返しがなく、「抽象」だけの記事になってしまっていることが非常に多いです。
例えば、
アルファ粒子は、原子核のアルファ崩壊にともなって放出される。そして、ラジウムに起こるアルファ崩壊は、量子力学によって確率解釈されなければならない。原子核は、陽子と中性子によって構成されている。正電荷をもった陽子同士は斥力によって反発するはずなのに、正電荷をもった陽子と電荷のない中性子が原子核スケールの範囲にとどまっていられるのは、核力によって引き合っているからである。
という文章があるとします。
これを読んでも、物理などに詳しくない人からすると「???」だと思います。
これはなぜかというと、「抽象」しかなく「具体」がないからです。
例えば、最初の一文でいうと、「アルファ粒子」「原子核」「アルファ崩壊」とは何かが、具体的によく分からないから、この文章は理解できないのです。
そして、分からない状態のまま、文章は進み、次の文章でも「ラジウム」「量子力学」「確率解釈」という意味もよく分かりません。
そうなってしまえば、この時点で、ブログ記事を読むことは諦められてしまいます。
なので、必ず、文章を書くときは、「検索してくる人はどんな人なのか?」ということを踏まえた上で、「抽象」と「具体」を繋げる文章を書くようにしましょう。
4.ブログ運営を継続させるためのポイント
では、最後にブログ運営を継続させて、成功させるためのポイントについて解説します。
ブログ記事は、先ほど説明したやり方で書き続けていけば、
- ~50記事:月間数万PV
- ~100記事:月間数十万PV
- ~200記事:月間100万PV
という形でアクセス数は伸びていきます。
今の時代、コンテンツパワーが高い記事さえ書き続けていけば、~20記事も書けば、月間1万アクセス以上に到達することは、ざらにあります。
僕のこのブログもそうですし、これまで見てきたお客さんでもそうでした。
この記事の書き方を続けられる人は、間違いなくそれくらいの規模のブログを作り上げていくことは可能です。
ただし、重要なのは、記事を書き続けていけるかどうかです。
ブログ記事を書くという行為は、自分のこれまで知識や経験や価値観などを外に表現する、アウトプットです。
いわば、自分の内側のエネルギーを外側に出す行為です。
だから、基本的には、何かブログ記事を書くたびに、自分の内側にエネルギーはすり減っていきます。
最初は100あるエネルギーも、1記事ずつ書いて10ずつ減っていくなら、10記事書けば、もう0で書けなくなるというイメージですね。
なので、まずは、エネルギーを補給する習慣を持つというのは非常に重要です。
90、80と減っていったときに、+10補給するような仕組みを持つというイメージですね。
ブログの場合、それが何なのかというと、「インプット」です。
インプットとは、書籍、映像、人との交流、セミナーなんでも良いですが、自分がこれから書こうとしているブログ記事に関連するテーマを意識して、日々、自分の中に、新しい知識や経験として蓄積していくことです。
当然ですが、日々、新しい知識や経験が自分の内側に蓄積されていけば、ブログ記事を書くときに「書くことがない…」なんてことはなくなります。
これをやらずに、今までの自分の知識や経験だけで、ブログ記事を書き続けようとすると、ただする減っていくだけなので、続けるのは無理になります。
また、新しい知識や経験を日々、意図的にインプットして、アウトプットすると、自分をどんどん成長させることができます。
というのも、インプットした知識・経験を実践的に使える「知恵」にしない限り、ブログ記事には出来ないからです。
インプットした知識や経験がどんどん自分の血肉になっていくので、それを、日常の仕事で活かせたりできるようになります。
僕も、元々は、ただのデザインしかできない、デザイナーでした。
ですが、このブログでを通じて、様々な「ブランディング」「ビジネス」「Webマーケティング」のインプットとアウトプットを繰り返してきました。
そうすることで、明らかに、Webマーケティングやブランディングの観点から、デザインを作れるようになり、それが結果として、自分の仕事の幅を広げたり、仕事の受注にも繋がりました。
このようにブログを通じてインプットとアウトプットを繰り返すことで、自分自身の成長を実感し、とても良い循環が生み出されていくのです。
日々、新しい視点や知識や経験が入り、成長も実感し、結果も出てくるので、ブログ記事を書くこと自体がどんどん楽しくなっていきます。
最初、アウトプットは、エネルギーを外側に出すという行為だと言いましたが、この領域に入ると、自分から放出したエネルギーが循環するようになってきます。
ブログ記事を書けば書くほど、自分自身が成長し、ビジネスも上手くいくので、常にエネルギーに満ち溢れているということが起きてきます。
なので、一日の中で、30分でも良いので、インプットする習慣を持てるようにしましょう。
また、エネルギーが漏れている習慣を断つことも重要です。
エネルギーを補給するのとは、逆のアプローチですね。
無駄にエネルギーが漏れているというところがあれば、せっかく自分の中にエネルギーを溜めても、すぐに枯渇させてしまうということになりかねません。
例えば、テレビドラマを見ながら、ブログ記事なんて書けないと思います。
せっかく、インプットしてエネルギーを溜めたとしても、それを無駄にすり減らしてしまうような習慣があるかどうかをチェックして見てください。
とにかく、「ブログ記事を書く環境」に注目すると良いですね。
僕の場合であれば、最初、ブログ記事を書き始めたときに、1時間も集中できないということがよくありました。
そういうときに重要なのは「なぜ、集中できないのか?」と考えて、仮説を立ててみることです。
椅子が非常に硬く、長時間座っているのに不向きなものなんじゃないか?
と仮説を立てて、椅子を買い替えました。
たった、それだけのことですが、それ以降、2時間以上は、ブログの記事執筆に集中できるようになりました。
仮説は合ってても、間違っていても構いません。
とにかく立ててみて、改善策を実践することです。
エネルギーを補給し、余計な漏れを防ぐだけで、ブログ運営を続けていくエネルギーはできるので、ぜひ、実践してみてください
5.ブログのアクセス解析
また、アクセス解析をしていくことも、ブログを継続させていく上では非常に重要になります。
アクセス解析というのは、簡単に言えば、効果測定です。
自分が書いた記事が、実際に成果に結びついているのかどうかは、このアクセス解析を通じて初めて分かります。
- Googleアナリティクスのデータチェック
- 検索順位のチェック
5-1.Googleアナリティクスのチェック
アクセス解析として、Googleアナリティクスを導入したと思います。
Googleアナリティクスで分かるのは、ブログに訪問した人のデータです。
チェック方法は、とても簡単で、「Googleアナリティクス」からログインして、「ユーザー」→「概要」をクリックします。
そうすると、右上に期間を指定する箇所が出てくるので、そこで30日分の指定をします。
オススメは、毎月1日に行い、先月のデータをメモするというやり方です。
- ユーザー:ブログに訪問した人の数
- 新規ユーザー:新規でブログに訪問した人の数
- ページビュー数:ブログ訪問者の合計閲覧ページ数
- 平均セッション時間:平均滞在時間
- 直帰率:1ページで離脱した割合
の5つの項目をメモするようにしましょう。
2.検索順位のチェック
また、検索順位のチェックも非常に重要です。
ブログ記事を書くときには、キーワードを狙うと思いますが、実際にそのキーワードで上がっているかどうかは、チェックする必要があります。
定期的にチェックする仕組みがなければ、記事を正確にリライトすることも出来ません。
検索順位のチェック方法は、以下の記事で詳しく解説しているので、ぜひご覧ください。
検索順位チェックツールはCOMPASSがおすすめな理由(MACでも使える)
「優秀で安い検索順位チェックツールを探している」という人は多いんじゃないのでしょうか?今回は、そんな人のために「検索順位チェックツールならCOMPASSがおすすめ」というテーマでお話ししています。
検索順位のチェックは、月に1回、月末で十分です。
特に最初の頃に頻繁にチェックするのはやめましょう。
ブログを立ち上げた当初は、どれだけ質の高い記事を書いても、すぐには検索順位は上がらないことが多いからです。
最初から頻繁にチェックし過ぎると、
どれだけ頑張っても、検索順位が上がらない
という疑心暗鬼に陥り、モチベーションが下がる可能性が出てくるからです。
これもエネルギーが漏れる習慣といっても良いですね。
とにかく、検索順位のチェック方法は、上記の記事を参考にしてください。
6.ブログの始め方と運営方法のまとめ
では、最後に今回のまとめをしておきたいと思います。
まずは、オススメのブログサービスについて紹介しました。
ビジネスとしてブログを利用するなら、WordPress一択だという話をしました。
WordPressであれば、無料ブログのようにサイトパワーが共有されることもなく、検索からアクセスを集めてくることに非常に向いているからです。
また、WordPressを始めるための具体的なステップとして、
- WordPressのインストール
- WordPressの初期設定
- プラグインの導入
- テンプレートの導入
- アクセス解析の導入
についても紹介しました。
また、ブログ運営の最初の第一歩として、
- 目標と目的の決め方
- ブログタイトルの作り方
- ブログカテゴリーの決め方
- ブログ記事の書き方
などについても紹介しました。
この方法でブログ運営を続けていくと、
- ~50記事:月間数万PV
- ~100記事:月間数十万PV
- ~200記事:月間100万PV
という規模感で、ブログのアクセス数は伸びていきます。
ただし、そのためには、記事を書き続けられるかどうかが、ポイントになるという話をしました。
記事を書き続けるためのポイントは、
- エネルギーを補給する習慣を作る
- エネルギーが漏れる習慣をやめる
ことで、エネルギー不足に陥らないことです。
また、アクセス解析をすることで、書き続けたブログ記事が、実際に成果に結びついてるのか、チェックしていく必要性についてもお伝えしました。
今回の内容をぜひ、ご自身のブログ運営にお役立てください。
では、今回は、以上になります。
お疲れ様でした。