どうも!ブランドクリエイターの中江です。今回は「努力の天才|ロック・リーから学ぶ「努力に勝る天才はなし」というテーマでお話していきたいと思います。
「次のブログ記事、何書こうかなあ」と探していた時に、何気なく「努力の天才」と入れてみると、漫画NARUTO(ナルト)の中のロック・リーというキャラクターを紹介している記事がありました。(画像出典:http://ciatr.jp/topics/193523)
NARUTOは、忍同士が超常的な能力を駆使したド派手な戦いを繰り広げるバトルアクション漫画で、全世界で累計2億部を突破している、国内のみならず、世界でも大変人気の漫画です。
「努力の天才」と聞くと、アニメの世界では、ロック・リーというキャラクターがパッと思いつきます。
ロック・リーというキャラクター設定はとてもわかりやすくて、典型的な落ちこぼれです。落ちこぼれなんだけど、人一倍努力するという熱血キャラです。
忍者なのに、影分身などの忍術も、相手に幻覚を見せる幻術なども一切使えないという落ちこぼれぶり。彼に使えるのは、パンチとかキックの体術のみ。しかも、その体術にも才能がない(ほぼ普通の人間w)。
第一印象は、忍者っぽくない忍者。影分身とか使えないですから。
でも、彼は、唯一、伸び代のある体術に、力の全てを賭けるというキャラクターです。最終的に、彼は自分が暮らす、木の葉の里でも、トップクラスの体術を使う忍になっていきます。
で、ロックリーの印象的なシーンを改めて見返していたんですが、ロック・リーのような「努力の天才」というのは最強じゃないのかなと、改めて思ったので、そのことを記事にしていきます。
今回は「凡人や才能のない奴が、いくら努力したって無駄。才能のある天才にはどうせ敵わない」という説を検証しつつ、努力の天才になるためには、どうすればいいのかということを話していきたいと思います。
では、早速始めていきましょう!
目次
1.努力の天才とは
では、まずは具体的な「努力の天才になるためには」という話をしていく前に、努力の天才について掘り下げて考えていきたいと思います。
1-1.努力する凡人と天才の対立
「才能のない人間でも努力すれば、才能のある人間に敵うのか」というのは、永遠のテーマだと思います。
このテーマというのは、NARUTOでもテーマのに一つにされています。
NARUTOは、主人公のナルトが住む「木の葉の里」を中心として話が展開されていきます。忍の世界は、僕たちが生きる世界と同様、いろんな国があって、その国の中に、忍という組織を抱えています。
その国の忍の力というのは、即、国力に反映され、忍の力が強ければ、他国に攻め入られることもなく、平和的に暮らせる上に、各国から任務の依頼(護衛など)がたくさん入ってくるので、国の経済も潤います。
だから、各国は、こぞって忍を育てる仕組みを持っています。忍びを育てる学校のようなものですね。
ナルトが暮らす、木の葉の里にも、「忍者アカデミー」という忍びを養成する学校があります。この学校の卒業試験を受けて、合格すれば、晴れて忍の仲間入りです。
最初は、一番位の低い「下忍」からスタートして、試験や任務をこなしていく中で、「中忍」「上忍」とランクをアップしていくことができます。ランクがアップすると、より難易度の高い任務を里から任せられるようになります。
忍者アカデミーを卒業したら、必ず、その卒業生の中で、3人1組の小隊を組むことになります。ロック・リーは、卒業した時に、テンテンと、ネジというキャラクターと小隊を組みます。
もちろん、最初から3人で任務をこなすわけではなく、その小隊には、担当上忍という先輩がつきます。マイト・ガイという熱血漢です。
(画像出典:http://ameblo.jp/inazuma-riyo/entry-11987414193.html)
テンテンは左、ネジは真ん中、リーは右ですね。
中でも、この中のネジという男の子は、リーとは完全に真逆のキャラクターで、白眼(発動中はほぼ360゚の視界と透視ができる)という生まれながらにしての超特殊忍者能力を持っており、その他の忍者としての能力も抜群にある、クールな天才キャラです。
価値観も完全に真逆です。リーが、何度もネジに挑んで、全然歯が立たなかったシーンがあって、そこでこんな会話が交わされます。
「本当にあんたって、懲りないんだから。勝てっこないでしょう?ネジはあんたと違って天才なんだから」(テンテン)
「天才って何です?才能がなくたって、努力で天才を越えてみせます。それが僕の全てです。それが僕の忍道です。」(ロック・リー)
「いかに努力したところで、才能のあるこの俺は倒せない。これは決まっていることだ。」(ネジ)
本当に綺麗なまでの対比ですね。
1-2.努力の天才の意味
忍術・幻術の才能は全くなく、体術の才能も人並み以下。
でも、ロック・リーは「体術だけでも立派な忍者になれることを証明する」ことを証明するたびに、日夜、アホほど修行します。
スクワット1000回、正拳突き2000回、縄跳び2000回、丸太蹴り2000回など、自分で決めたことをやれなかった時は、さらなるペナルティーを課すという、超自分に対してストイックな、どMです。笑
リーは、隠れて修行を続けている、ある日、その3人の小隊の担当上忍のマイト・ガイに、こう言われます。
(画像出典:https://matome.naver.jp/odai/2144120050497116901/2144120426902324503)
「確かにお前はネジとは違う。忍術や幻術もできなければ、体術の天才でもない。
けどな、リー。お前はネジを超える力を、その可能性を秘めている天才なんだぞ。
気休めでも何でもない。なぜなら、お前は努力の天才だ。」
リーは「努力の天才」だと。努力の天才って何なんでしょうね?どういう意味でしょうか?
ぼーっとアニメ見たら、見落としてしまいそうなセリフなんですが、僕は最初にこれに引っかかってました。
このセリフってすごい印象的で、ガイはリーに「お前はネジを超える力を、その可能性を秘めている天才なんだぞ」と言います。
超初級の忍術、影分身もできず、他の忍術や幻術もなにもできないやつが、何でもそつなくこなし、生まれながらの特殊能力にも恵まれているネジを超える可能性があると言ってるんですから。
最初、見た時は、単なる「気休めかな」と思いました。まぁ、よくあるじゃないですか、こういうの。
実際に、リー自身は、少し迷っていました。どれだけ血のにじむ努力をしたって、ネジには敵わないんじゃないかって。
「果たしてそれは本当でしょうか?僕はそう信じてやってきました。ネジよりも2倍も3倍も修行すれば、きっと強くなれる。
だけど、本当の天才には敵わないんじゃないかって。最近そう思い始めました。
努力が本当に報われるものなのか。それが知りたくて、ネジに挑戦してもずっと同じ。まるで歯が立たないんです。
任務の時も未だに足が震えているんです。どんなに努力しても、僕は強くなれないんじゃないかって。怖くて、怖くて、怖くてたまらないんです。
どうしたら…」
それに対して、ガイは、リーにこう言います。
自分を信じない奴なんかに努力する価値はない
このガイのセリフが印象的で、僕はブログ記事を書きたいなと思っていたんです。この言葉、深いですよね。
「努力って何なのか」ということが、よく表されている言葉だと思います。僕は、努力とは「自分を信じて、行動すること」だと思います。
そして、努力の天才とは「自分を信じて、行動し続けられる」人のことをいうんじゃないのかなと思います。
リーは、間違いなく努力の天才です。
忍者アカデミーで同級生から「忍術も幻術もできない、体術も人並み以下のお前が忍者になれるわけないだろ」と言われ続けても、「自分だったら、体術だけでも立派な忍者になれる」と信じて、行動し続ける。
1-3.努力に勝る天才なし
ガイは、リーのことを見て、本気で「お前はネジを超える力を、その可能性を秘めている天才なんだぞ」と、言ってたんじゃないかなと思います。
努力の天才は、誰になんと言われようが、どんな結果が自分の身に降りかかってこようが、自分を信じて、自分の可能性を広げるために、行動し続けることができることができます。
僕は、人間というのは、自分が信じた可能性の中の自分にしかなれないと思います。
例えば、「俺なんか、プロのサッカー選手になれる訳がない」と思っている子どもがいたとしたら、そんな子は、確実にプロのサッカー選手にはなれないでしょう。
でも、逆に本田圭佑選手なんかのように、小学校の時から「世界一のサッカー選手になる」と強く信じている子どもだったら、日本を代表するサッカー選手になれたりするんだと思います。
本田圭佑選手って面白くて、最初、とび抜けて才能がある訳ではなかったんです。いわゆる凡人レベル。
中学校の時に入ったガンバ大阪のジュニアユースでは、走るのが苦手で練習ではビリで、チームに迷惑をかけてばかり。とび抜けて何かが上手い訳ではなく、結果的に、高校に上がる時には、ガンバ大阪のユースチームには昇格できませんでした。
たぶん、ぱっと見、どこにでもいるような選手だったんだと思います。
それでも、そんなことはすべて無視して「俺なら世界一のサッカー選手になれる」と信じて、努力し続けた結果、彼が築き上げてきた今の結果があるんだと思います。
努力の天才がすごいのは、常識じゃ考えられなかった、可能性を自ら切り開くことができることです。
これは、ネジのような、合理的な判断ができる天才には絶対にできないことです。
ネジのような合理的な判断ができる天才が、リーと同じ立場だったら、とっくに忍者になることを諦めていると思います。「俺には忍者の才能がない。他の道を探そう」と。
でも、リーは違う。どんな状況であっても、自分の可能性を信じ続けることができたからこそ、体術だけで忍になるという前例のないことをやってのけ、木の葉の里、随一の体術使いになれたんだと思います。
リーは、その後、下忍から中忍に上がるための選抜試験で、他の国の里の忍者、砂使いの我愛羅と対戦することになります。
我愛羅もネジと同様、天才でクールなタイプのキャラクターで、生まれながらに、強力な砂を使うことができるという特殊能力を持っています。
その試合で、かなり良いところまでいったんですが、リーは我愛羅に負けてしまいます。その時に、左腕と左足と完璧に、我愛羅の砂の技で潰されてしまい、粉砕骨折という重傷を負ってしまいます。
左腕と左足を完璧に潰されたリーは、倒れ込みます。その瞬間に、試合は終わり、我愛羅の勝利となるんですが、左腕と左足を潰されて、絶対に立てないはずのリーが、気力だけで立ち上がります。
まだ戦うのかと思いましたが、リーは、気を失っていました。たぶん、こういうことって、ただの天才じゃできません。努力の天才だからこそ、常識では考えられないことをやってのけたんだと思います。
自分の可能性を信じ続けられる人っていうのは「常識」にとらわれないから、自分の中で無限の可能性を引き出すことができます。
ネジは強いんですが、たぶん、自分が「常識」だと思っているところでしか強くなれません。リーみたいな、「いやいやそんなこと無理でしょ」というような修行は、まずできないでしょう。
「お前はネジを超える力を、その可能性を秘めている天才なんだぞ」というのは、そういうことだと思います。リーは努力の天才だからこそ、無限の可能性があると。
それを象徴するような話が、後にあります。
その後、ネジは、もう一人の落ちこぼれ忍者ナルトと対戦します。ナルトは、万年成績最下位で、何度も卒業試験に落ちています。
試合は、終始、ネジペースで、ナルトを圧倒し、ついには忍術を出すためのチャクラをナルトから出せないようにして、追い込みます。
でも、ネジは、落ちこぼれのナルトに負けます。
ネジの負け方が印象的なんですが、最後にナルトとネジが大技を繰り出して、両方、相打ちの形になります。
ネジはボロボロになりながらも立ち上がっていて、ナルトが倒れている方に向かって歩いていきます。そして、「落ちこぼれ君、悪いがこれが現実だ…」というセリフを吐きます。
でも、実は、この倒れているナルトは、影分身したナルトで、完全な囮でした。本体のナルトは地中に潜り、一発、カウンターに賭けていました。
これがヒットして、ネジは敗れます。ネジは倒れているナルトを見て「これは運命だ。完全に勝った」と決めてかかっていました。
ナルトはやられても、自分を信じ続けたからこそ、その「運命」を変える一撃を与えられたのだと思います。
こっからネジも、運命論的な考えを捨てることで、大きく変わっていきます。
2.努力の天才になるためには
では、次に具体的に、「努力の天才になるためには」という話をしておきたいと思います。
2-1.可能性を知り、信じ続けるのは案外難しい
努力の天才になるためには、自分の無限の可能性を知ることが一番最初に必要です。
いわゆる夢ですよね。手の届きそうなものではなくて、今の自分のステージとは完全に違うもの、人に話せば馬鹿にされるようなものを持っているというのが、まず、必要です。
ここの夢は、今の自分からかけ離れていれば、かけ離れているほど、自分を動かす原動力になります。
ここの部分までは、「自分を変えたい」と思っている人なら、誰もが持っているものだと思います。「日本代表で活躍できるようなサッカー選手になりたい」という思いですね。
で、多くの人は、ここで終わります。その可能性を信じ続けて、行動することができなくなります。
やっているうちに、その自分が信じた可能性を閉じようとするネガティブな現実に出くわすからです。自分が行動した結果が、自分が望む結果に見合わなかったり、他人から自分の夢を否定されたり。
例えば、日本代表で活躍できるようなサッカー選手になりたくて、必死に努力しても、チームでレギュラーを取れなかったり、県の選抜に選ばれなかったり、大会で負けたり、友達に「下手くそだな」と言われたりする中で、どんどん最初の勢いは消え失せてきます。
そりゃあ、普通、日本代表で活躍できるようなプロのサッカー選手を目指しているのに、自分が所属しているチームで、レギュラーを取れていないという現実を突きつけれらたら「俺はやっぱり無理なんじゃないかな」と思うでしょう。
どんなことに挑戦しているのであっても、これと大差ないと思います。
「可能性を信じる」というのは、言葉にすれば簡単ですが、案外、実践するのは難しいものです。
で、リーのように、才能がない凡人レベルの人ほど、こういうネガティブな現実によく出くわすので、それで自分を信じれなくなって、行動を止めてしまいます。その瞬間に、可能性の扉は閉じます。
2-2.自分を信じ続けるためには
「自分を信じ続けられる」っていうのは、どんなネガティブな結果に出会っても、ブレずに行動できることだと思います。
どんなネガティブな結果に出会っても、ブレずに行動できるかどうかは、その人が持つ信念の強さによります。
信念が強いと、どんな行動であっても、迷わずに疲れずに大量にやれちゃいます。逆に信念が弱いと、どんな行動であっても、やる時はやるし、やらない時はやらないし、悩むし、結果的に中途半端になります。
そして、その信念の強さというのは、結果というよりも、自分が行動してきたという過程(プロセス)によって決まります。
どれだけ、ネガティブな結果に出会っても、リーのように、スクワット1000回、正拳突き2000回、縄跳び2000回、丸太蹴り2000回やれているのかどうかってことですね。
僕は、努力の天才でもう一人、思い浮かぶ人は、日本を代表するファッションデザイナーの皆川明さんです。
(画像出典:http://hikiyosesmith.hatenablog.com/entry/2016/10/17/154416)
皆川さんは、トレンドを追いかけてワンシーズンだけ着てもらう服ではなくて、何度も修理しても着てもらえるような人生に寄り添う服を作っているデザイナーさんです。
皆川さんのデザインは、世界的に高い評価を受けていて、海外の一流食器メーカーや家具メーカーからもデザインを依頼されたり、東京スカイツリーのユニフォームをデザインしたりしています。
会社は90名で、21年間、売り上げは一度も下がったことがないそう。
(画像出典:http://hikiyosesmith.hatenablog.com/entry/2016/10/17/154416)
でも、この皆川さんも、ファッションの世界で生きていくことを決めた、29年前は、通っていた、服飾の専門学校で、不器用すぎて、一着も服を作ることができず、2年で終了する過程を3年もかかったそうです。
普通だったら、ここで諦めて、別の道探します。
でも、皆川さんは、そうしなかった、アパレル関係のアルバイトや魚市場でのバイトを続けながら、服を作り続けようとしました。
当時はお金も信用もないので、自分の服作りをするために、工場にかけ合って、タダ働きさせてもらう代わりに、自分の服を作らせて欲しいと頼み込んで、服を作り続けます。
睡眠時間は常に3時間前後。朝は4時から午前中いっぱいまで、魚市場で働きます。こういう時代が4~5年続きます。ちょっと常識では考えられないですよね。
だからこそ、今、世界の注目を集める、洋服を作れるんだと思います。皆川さんは、こう言っています。
「この仕事を、楽しいとか、つまらないとか、うまくいくとか、いかないとかということで、この職業を捨てるつもりはないしそれによって自分の仕事を計ることもなくいろんなことを飲み込みながら、とにかく続ける」
いい言葉ですよね。とにかく、信念の強さが半端じゃない。
信念を強化するためには、結果ばかりを見るんじゃなくて、行動という過程にフォーカスするべきだと思います。つまり、日々、自分がどれだけ行動できたのか、今日という一日をどれだけやれたのかということですね。
だって、才能がない凡人であればあるほど、ネガティブな結果に確実に出会うので、そこばっかり見てたら、疲弊します。
2-3.努力の天才になるための一番の近道
信念を強化するためには、何よりも「行動」すること。誰になんと言われようが、どんな現状であろうが、行動すること。これが一番です。
ポイントなのは「毎日、自分が前日にやると決めたことを確実に実行する」ことです。これ自分の信念が一番強化される方法です。
これできる人は、本当に少ないです。100人に1人もいるのかなという感じです。もちろんノーミスですよ。一つでも抜けたらダメ。試しに一週間やってみてください。
夢や目標を持っている人は、それを達成するために、それぞれ日々取り組むべきことというのが明確になっているはずです。
まずは、これが大前提です。夢や目標を持っているのに、毎日、自分がやるべきことがわからないというのは、微妙ですね。行動しようないですから。
そういう人はまず、「意思が弱いと感じる人のための目標達成術」という記事を読んでもらって、ここを明確にしてみてください。
なぜ、「毎日、自分が前日にやると決めたことを確実に実行する」ことが、一番の信念の強化に繋がるのかというと、これをやると、自分に打ち克つ癖ができるからです。
結局、行動し続けられるかどうかというのは、「やる」か「やらない」かの選択肢に迫られた時に、「やる」と選択し続けることができるかどうかです。
前日に翌日の行動を決めておくと、行動する時に「やる」のか「やらない」のかという二者択一を迫られるという状況を作り出すことができます。
この時に、弱い自分が必ず顔を出します。
例えば、僕は、最近、毎日、夜9時に寝て、朝の1時半に起きて、筋トレしてランニングするという生活を続けているんですが、この時だって、二者択一を迫られます。
「起きる」のか「起きない」のか、「走りに行く」のか「走りにいかない」のか。
ここの二者択一を迫られた時に、弱い自分に負けてしまうと「やらない」方を選んでしまいます。そうすると、他の行動についても、この基準で選択することになってしまうので、可能性は閉じてしまいます。
でも、ここで「やる」という選択肢を取る。しかも、毎回、取り続けることで、自分に勝ち癖がつくようになってきます。
これが習慣化すると、行動し続けることができるようになります。行動し続けるようになると、少しずつですが、自分が望むような結果が出てきます。
そうなったら、こっちのものです。行動が結果に結びついていくので、どんどん正のスパイラルに入ってきて、行動だけでなく、結果によっても、自分の信念を強化していくことができます。
ポイントなのは、手を抜かず、常に「やる」という選択を続けることができるかどうかです。まずは、1週間やるだけでもだいぶ変わるので、ぜひトライしてみてください。
もちろん、毎日やるべきことというのは、最初は、無理して、大きいことをやろうとはしなくていいです。最初から、スクワット1000回やったら簡単に潰れますから。
でも、逆にスクワット1回とかでも意味がありません。今の自分のレベルに合わせて、適度にという感じです「ちょっとだけ無理する」くらいでいいと思います。
最初は、毎日やるべきことを1つだけに設定してもいいと思います。でも、それだけは、何があっても確実に実行する。
それが一週間続いたら、それを2つに増やしてみるということを続けているうちに、1日に尋常じゃないような行動力が身についています。
この辺のことは「習慣化の恐るべき力|イチローの名言から習慣化のコツを学ぶ」や「ルーティーンとは|自分を変えたいならルーティーンワークを構築しよう」でも、詳しく話しているので、ぜひご覧ください。
まとめ
では、最後に今日のまとめをしておきたいと思います。
まず、努力の天才とは「自分を信じて、行動し続けられる」人のことです。それは、自分がどんな状況に置かれても、自分を信じて行動し続けることができる人のことです。
人間というのは、結局、自分が信じられる可能性の自分にしかなることができません。「火影(その里のリーダーの忍)になる」という可能性を自分に見出すことができれば、落ちこぼれだったナルトでも、火影になる可能性さえ開きます。
努力の天才が最強なのは、そういう意味で、自分の中に無限の可能性を見いだすことができるからです。これは、今の自分の状況と照らし合わせて、合理的な判断ができる、「天才」にはできないことです。
でも、そうはいっても、自分を信じて行動し続けるのは難しい。特に、才能のない凡人ほど、自分の無力さを痛感させられる結果と何度も向き合うことになるので。
だからこそ、努力の天才になるには、結果にフォーカスするのではなく、行動という過程にフォーカスする必要があります。
行動し続けるということを支えるのは、自分の信念の強さです。その信念の強さを形作る一番の方法は、「毎日、自分が前日にやると決めたことを確実に実行する」ことです。
「やる」か「やらないか」毎日、突きつけられる選択肢の中で、確実に「やる」と選択し続けることができれば、次第にそれが、大量の行動につながり、自分が望む結果が出てくるようになります。
そうすると、行動だけでなく、結果によっても、自分の信念を強化することができるようになり、努力の天才になることができます。
では、今回は以上です。お疲れ様でした。
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久しぶりにいい記事を読みました!ありがとうございます。がんばります!ブログ作成も!