どうも!ブランドクリエイターの中江です。今回は「Facebook広告のコンバージョン設定が初心者でも分かる完全ガイド」というテーマでお話していきたいと思います。
「Facebookで、メルマガ読者獲得や購入に繋げるためのコンバージョン広告を出稿したい!」という人は多いんじゃないでしょうか?
Facebook広告は、1日100円から出稿ができ、ターゲッティングも広告の中でも一番細かく、精度が高いので、登録や問合せや購入といったコンバージョンに繋げるのに非常に最適な広告になります。
ただ、Facebook広告を使ったことがある人ならわかりますが、とにかく初心者の人にとっては、何をどう設定したらいいのかわからないと思います。
なので、今回の記事では、Facebook広告の中でも特に、コンバージョンに特化した広告出稿の方法について、初心者でも分かるように解説していきたいと思います。
では、早速始めていきましょう。
Contents
1.Facebookのコンバージョン広告の事前準備
では、まずはコンバージョン広告の出稿作業に入る前の事前準備についてお伝えしておきたいと思います。
1-1.誘導ページの作成
まずは、コンバージョン広告で、コンバージョンさせるための誘導ページを準備するようにしましょう。
いわゆるランディングページ(LP)ですね。
もし、商品の購入に繋げるなら商品ページになりますし、メルマガ登録に繋げるならメルマガ読者の募集ページになります。
イメージが湧かないという人は以下のサイトをご覧ください。

まずは、これを準備するようにしましょう。
1-2.サンクスページの作成
そして、次に絶対に必要になってくるのがサンクスページです。
これはユーザーが購入やお問い合わせや登録といったアクションを起こした後に、自動遷移させるページのことです。
例えば、このサイトであれば、お問い合わせが完了すれば、このようなページに自動的に飛ぶように設定しています。
ひとまず、どれだけ簡素でもいいので、こういうサンクスページは用意しましょう。
このページを用意しない限り、Facebook広告ではコンバージョンを数値として計測することができません。
数値が正確に計測できなければ、広告の改善もしていくことができません。
例えば、A(左)とB(右)という広告素材があるとします。
- Aの広告素材は1000円使って、10クリック
- Bの広告素材は1000円使って、3クリック
このクリック数はサンクスページを使わずとも、データで出すことはできます。
じゃあ、この場合は、クリックの反応が悪いBを止めるかという判断になると思うのですが、実はコンバージョンのデータを見ると、
- Aの広告素材は1人成約
- Bの広告素材は2人成約
ということもあり得るのです。
だったら、実はAの方を止めて、広告を回し続けた方が良いパフォーマンスになるということですね。
クリック数が計測できるだけでは、コンバージョン広告はダメなのです。
だからこそ、必ずサンクスページは用意するようにしましょう。
1-3.Facebookビジネスマネージャーの導入
そして、Facebook広告を出稿するのであれば、ビジネスマネージャーも用意する必要があります。
アカウントの管理から分析まで非常に便利なツールなので、導入してないという人は以下の記事を参考に導入しましょう。


1-4.Facebookピクセルの作成
そして、コンバージョン広告を出稿するにあたって、Facebookピクセルの準備も必須です。
Facebookピクセルを導入していないと、コンバージョン広告の正確な結果を計測することができないので、以下の記事を読んで、ぜひ導入していきましょう。


1-5.カスタムオーディエンスと類似オーディエンスの作成
そして、次に、コンバージョン広告の最適なターゲティングのためにカスタムオーディエンスと類似オーディエンスを作成する必要があります。
作成していない人は以下の記事をご覧ください。




2.Facebookのコンバージョン広告の設定
では、これでコンバージョン広告を出稿する準備が整ったので、実際に次は出稿する作業について解説していきたいと思います。
まずは、Facebookビジネスマネージャーの管理画面にアクセスして、該当の広告アカウントを選択しましょう。
そうすると以下のような画面になるので左上の「作成する」というボタンをクリックします。
そうするとこのような画面になるので「コンバージョン」を選択し、キャンペーン名を入力します。
キャンペーン名は管理用なので、自分がわかればそれで良いです。
そして、「広告アカウントを設定」というボタンをクリックします。
その次に、この画面になるので、
- アカウントの国
- 通貨
- 時間帯
をそれぞれ日本のものを選択しましょう。
一度設定すると、変更する際に広告データが全て消えてしまうので、必ず日本を選択するようにしてください。
そして「次へ」をクリックします。
次にこの画面になるので、「広告セット名」を入力し、コンバージョンイベントを選択しましょう。
メルマガ登録であれば、登録完了になります。


そして、下にスクロールしていき、次にターゲットを選択していきます。
カスタムオーディエンスのところでは、今回配信したいターゲットに合わせて、
- カスタムオーディエンス
- 類似オーディエンス
か選んでいきます。
そして、次に
- 地域
- 年齢
- 性別
- 詳細なターゲット設定
を選べるので、配信したいターゲットに合わせて設定していきましょう。
次に除外リストを追加していきます。
これは広告を配信する人を除外するリストのことです。
まず「次を除外する」をクリックしてください。
例えば、コンバージョンページにアクセスした人には広告を配信しないという設定をすることができます。
なので、ここでもカスタムオーディエンスを選択していきましょう。
次に予算の設定をしていきます。
Facebook広告の予算は
- 1日の予算
- 通算予算
を選択していくことができます。
1日の予算の方は1日にかける予算の上限を決める設定です。
金額も入力していきましょう。
デフォルトの設定では毎日継続的に掲載する設定になってますが、終了日を決めたい場合は「開始日」と「終了日」を設定していきます。
通算予算の場合は、広告の結果状況に合わせて、1日ごとに消費する金額が変わるという設定です。
通算予算の場合は、開始日と終了日を設定する必要があります。
また、その他のオプションをクリックすると、広告を掲載する曜日や時間帯なども細かく設定することができます。
これは通算予算でしかできない設定です。
そして、全て入力が終わったら、「次へ」をクリックします。
そうすると、このようなページになります。
まずは、管理用の広告名を入力しましょう。
そして、次に画像の形式を
- カルーセル
- 1枚の画像
- コレクション
から選びます。
基本的には「1枚の画像」を選択するで問題ないです。
画像形式の効果の違いは以下の記事が参考になります。




以下では、1枚の画像を選択した設定で、解説を進めていきます。
- 画像(メディアを追加)
- スライドショー(画像をスライドショー動画で展開)
- 動画
の3つから、広告素材の中のビジュアル選択します。
スライドショーについては、以下の記事が参考になります。


今回の記事では画像を設定する作業画面を見ていきたいと思います。
まずは、この画面にきたら、使用する画像を選択していきます。
画像は
- パソコンのファイルから
- Shutterstockという画像サイトから
選ぶことができます。
Facebook広告の魅力は、Shutterstockの画像を無料で使えることです。
Shutterstockは、非常にクオリティーの高い画像素材を扱っている有料のサイトで、プロのクリエイターがよく使うサイトになります。
パソコンの画像ファイルを使う場合は「アップロード」をクリックします。
Shutterstockの画像を使う場合は「ストック画像」を選択しましょう。
ストック画像を選んだ場合は、キーワードを入力し、該当の画像を選択して、「次へ」をクリックします。
そして、画像を選択できたら
- メインテキスト
- 見出し
- 説明文
- リンク
- コールトゥーアクション
の欄を入力していきましょう。
コールトゥーアクションのボタンは、複数の種類から選ぶことができるので、該当のものを選びましょう。
全ての入力が完了したら、これで出稿準備が完了します。
すべての入力が終わったら、「実行する」というボタンをクリックします。
いかがでしたでしょうか?
これでFacebook広告のコンバージョン広告を出稿することができます。
ぜひ、今回の記事を読んで、Facebook広告を出稿してみてくださいね。
では、今回は以上になります!お疲れ様でした!