どうも!中江です。今回は「継続は力なりの意味を理解して、継続は力なりを身につける方法」というテーマでお話していきたいと思います。
昨日、10歳からゲームを始めて、15歳でストリートファイターという格闘ゲームで国内大会で優勝し、17歳で世界一になったプロゲーマーの梅原大吾さんの『勝ち続ける意志力』という本を読んでいました。
良書なので是非、読んでもらいたいんですが、この本には、なぜ、彼が世界一の称号を手に入れることができたのかということが半生とともに書かれています。
梅原さんが、世界一になれたのは、才能があったから?センスがあったから?
いやいや、そうじゃありません。
梅原さんは、10歳、11歳、12歳の頃はたくさん負けてきました。もし本当にセンスや才能が際立っているなら、この時期から勝ち続けることができたはずです。
また、格闘ゲームの世界では、反射神経が重要と言われており、そのピークが来る22~23歳でプロゲーマーの人たちは引退するんですが、梅原さんは30歳近くになっても、まだ世界で勝ち続けることができています。
なぜ、彼が勝ち続けることができるのかというと、「無理をせず、背伸びもせず、毎日毎日、自分にできる範囲の精一杯を繰り返していく」という正しい努力を継続させることができたからです。
継続こそは力なり。僕は一流の人の分析をするのが好きなんですが、「またか」という感じでした。
この梅原さんの安定して勝ち続けるということは、10年連続200本安打という世界記録を持つイチロー選手にも共通していることです。
「安定して結果を出し続ける」という人は才能や運に頼らず、「毎日、自分にできる範囲のこと精一杯を継続させていく」ということができる人だと思います。
それができれば、最初のセンスや才能の差なんてものは、ある程度、超越してしまって、大きなことを成し遂げ続けることができると思います。
今回の記事では、そんな継続は力なりの本当の意味と、「継続は力なり」を実践していく方法をお伝えしていきたいと思います。
Contents
1.継続は力なりの本当の意味とは
では、まずは「継続は力なり」を実践していく方法をお伝えしていく前に、「継続は力なり」ということを掘り下げて考えていきたいと思います。
1-1.継続は力なりから生まれた「背水の逆転劇」
梅原さんが一躍有名になった格闘ゲームの試合があります。
それが「背水の逆転劇」と呼ばれている試合です。
2004年の夏、カリフォルニアで世界最大にして最高峰のゲームの祭典「Evolution 2004」が開催されました。この世界格闘ゲーム大会は、9部門に分かれていて、そのうちのひとつの「STREET FIGHTER STRIKE」に梅原さんは参加しました。
その大会の準決勝。アメリカ最強と言われるジャスティン・ウォンが梅原さんの相手でした。
互いに1ラウンドずつ取って、迎えた第1試合の第3ラウンド、体力を表すライフゲージは1ドットで。一発もで攻撃を受ければKO。単純に相手の必殺技を防いでも体力が削られてKO。
まさに絶体絶命の状況だったんですが、あり得ない神業で相手の必殺技を完璧に防ぎきり、逆に必殺技を決めて、逆転勝ちしてしまいます。
動画でいうと、梅原さんが操作しているのは、男のキャラクターです。
この劇的な勝ち方は、話題を呼びYoutubeでは2000万回以上再生される動画になりました。
「こんな神業ができるなんて、梅原は天才だ」と熱狂するかもしれませんが、実はこれは日々積み重ねてきた努力の結果だと思います。
梅原さんの格闘ゲームの技術の磨き方はとても面白くて、とにかく考えられる全ての可能性を試すそうです。
経験からしてダメだと思っている方法も実際に試していく。仮に1000パターンの戦い方があるとしたら、その1000パターンを全て試してみる。隅から隅まで徹底的にやる。
僕は、天才というのは、努力なんてしなくても、持ち前のセンスを活かして、結果を残す人のことだと思います。
だから、1000パターンあったら、最初の5パターンくらいで当たりをつけて、何となくこのゲームで勝つための最良の方法を見つけて、実際に勝っていく。
要領がいいとか、センスがいいという人は、そういうことができると思います。
でも、そうやってセンスとか才能にだけ頼る人は脆いと思います。梅原さんはこう語っています。
何も考えずに、自分のセンスと運だけを頼りに歩いてきた人間と対峙すると、相手の動きがチャラチャラと軽く見える。性根が定まっていないこと、さらには緻密な分析に基づいた動きではないことに、すぐに気がつく(『勝ち続ける意志力』小学館101新書)
僕は、才能やセンスがあれば、それなりのレベルのところには行けると思います。例えば、野球で言えば、プロ野球選手になるとか。
梅原さんは、実際に自分よりゲームの才能やセンスがある人を何人も見てきましたが、彼らと対峙しても負ける気がしないと言っています。
これは、才能やセンスに頼り、1000パターンの中の5パターンくらい試して、自分が効率よく勝てるスタイルを作っていくからです。
確かにその方法だと、ゲーム経験が短い相手にあれば、通用するかもしれませんが、実際に1000パターン試した相手からすると、穴だらけに見えるからです。
5パターンだけ試して、最強だと思う方法で戦う人と、1000パターン試して、最強だと思う方法で戦う人の勝敗結果なんて、火を見るよりも明らかです。
「梅原奥義」という技を数々生み出すことができるのも、誰よりも多く、様々なパターンを試して実験し続けているからこそ、誰にも思いつかないような「アッと驚く」組み合わせのパターンが閃いたりする訳ですね。
全て経験に裏打ちされています。背水の逆転劇もその類です。
自分の才能やセンスだけに頼り、効率の良い勝ち方だけを追求して言った人には、絶対にあんな技は、後から真似はできても、生み出すことができません。
1-2.継続は力なりの本当の意味
僕は、何か物事に取り組むときのパターンって2つあると思っていて、1つは気分型、もう1つは継続型です。
気分型というのは、いわゆる「気分が乗った時だけ努力して、成果を求めていく」というやり方で、気分が乗っている時はガンガン進めていって、気分が乗らない時は全くやらないというやり方ですね。
一方の継続型は、その日がどんな日であろうが、基本的に「一定のペースで一定の数をこなし、その過程を楽しんでいく」というやり方です。
ウサギとカメみたいなもんですね。
100人いたら、99人以上は「気分型」です。「継続型」は1人いるかいないか。
で、何か短期決戦で、結果を出すというのであれば、気分型でも継続型でも結果は出せると思います。
でも、「安定して結果を出し続ける」ということにおいては、気分型は、継続型には絶対に敵いません。
継続型になるためには「自分が決めた行動」を確実に「実行し続ける」必要があります。
その行動というのは、もちろん自分が叶えたいと思っている夢や目標に繋がるものなので、それに対する技術のが毎日少しずつ向上していくというのもありますが、何よりも心が鍛えらて、行動の質と行動の量がどんどん向上していきます。
これって、自分の意思で、ちょっと頑張る必要がある物事を何か1つでもいいから継続したことがないとわからない感覚だと思います。
結局、梅原さんが神業と呼ばれるような「梅原奥義」を生み出すことができたり、年齢の壁を超えて、世界で活躍できるのは、その行動の質と量の賜物なわけです。
それに才能やセンスというものが予め決まっているとしたら、僕たちにできることは、その行動の質と量をいかに高め続けていくことができるのかを突き詰めることだけです。
で、継続型は唯一、この行動の質と量を向上させていくことができます。
なぜなのかというと、毎日、少しずつでも継続させることによって、「今まで大変だと思っていた」ことが「呼吸するかのように当たり前な」ことになっていくからです。
僕は、今、毎朝、4時半に起きて、そこから筋トレとランニングを50分こなし、ブログを3時間書き、読書を1時間して、動画収録を1時間半して…というような行動を実行し続けているんですが、これは今、何の苦もなく実行できています。
「朝4時半に起きて、運動して…そんなこと毎日よく続けられるね」ってよく言われます。笑
僕だって、これだけの行動量は「気分型」だった、昔は絶対にできませんでした。
一つずつ、最初はブログを1時間書くことだけを確実に実行するようにしました。それだけです。それができれば、その日はOK。
3週間とか経つと、人間は段々、毎日やっていることに慣れてきます。脳も「よくやっていること」に最適化されていくようにできているので、まるでブログを書くことが歯磨きするかのように当たり前にできるようになってきます。
そうすると、余力が出てくるので、もう一つ継続することを増やすことができますし、余力が出ると一つ一つの行動の質にもこだわれます。これを繰り返すとどんどん、自分の限界が増していきます。
気分型だと、こんな現象はあり得ません。やる日とやらない日が凸凹で分かれているので、全然、積み重なっていかないというか、慣れないんです。
まず、やる日とやらない日が分かれているので、その行動に脳も最適化されないので、ずっとその行動が「大変」と感じられたままになります。
だから、余力も出ないですし、行動量も増えることはまずありません。
「自分が決めた行動」を確実に「実行し続ける」という継続型を実行できれば、善い循環に入っていきます。
1日1日確実に自分が決めた行動を実行することにフォーカスするので、正しく実行していけば、目の前にある短期的な結果に、自分の心が乱されることもなくなりますし、しかも着実に毎日、進歩しているという実感を得られるので、充実感も出てきます。
気づいたら、自分が目標にしていたことなんて達成できてしまっているという感覚になります。
1-3.結果にコミットしなくていい
結果が出るのかどうかというのは、環境(自分以外のもの全て)と自分の行動によって決まります。
環境というのは、自分が絶対にコントロールすることができない領域のものです。
例えば、周りがする勝手な評価とか、対戦相手の強さとか、ゲームのシステムとか、会場の盛り上がりとか、加齢による身体の衰えとか、不慮の事故とか、今までの自分の経験とか、法律とか、天候とか。
どこまで自分の行動量と質を高めていっても、コントロールできない領域があるからこそ、結果が出るかどうかは完璧にはコントロールすることはできません。
でも、行動の質と量を高めていくことで、結果を出す確率を高めることはできます。
継続型がなぜ結果が安定して出やすいのかというと、その自分でコントロールすることができる行動の質と量が安定しているからです。
一方で、気分型の行動は不安定というか、自分の行動の質と量もコントロールすることができないので、そりゃあ、結果が出ません。
特に気分型には大きな特徴があって「結果にコミットする」という意識を持っている場合が多いんです。
僕は「結果にコミットする」というのは行動の質と量を下げる最悪の思考法だと思っています。というのも、結果が出るかどうかというのは、究極的にはコントロールすることができないからです。
そんな不安定なものにコミットすれば、自然と心は乱されて、行動なんて継続もできなければ、安定もしません。
僕は普段、ブログの書き方を教えています。ブログはうまく活用していけば、ビジネスの売上アップに繋がります。
で、ここで「結果にコミットする」という気分型の人はどういう思考に陥るのかというと、「アクセス数」(月に何人の人に自分のブログが見られているのか)にコミットするようになります。
これはブログに限ったことではないですが、今まで経験したことがないものに取り組もうとするとき、大抵の場合、結果なんて出ません。特別なセンスがあれば別ですが。
ブログの場合、それが顕著なんですが、最初はどれだけ頑張って記事を書いても、10記事程度ではなかなか結果は出ません。10記事書いても、毎日のアクセスって、30もいかないかもしれません。
じゃあ、「これだけ頑張ってるのに結果が出ない…あいつはあれだけで結果が出てるのに」となって、1ヶ月、2ヶ月、半年…経てばば経つほど、完全にモチベーションが下がって、とうとうブログ記事は書かなくなります。
で、完全に結果が出なくて、諦めて、終了します。上手くいかないパターンはそればっかりです。
上手くいってる人のパターンは、とにかく過程にコミットします。つまり、記事を書くことだけに集中するということですね。
アクセス数は無視、他人がどれだけの記事数でどれだけのアクセス数を稼いでいるのかも無視、検索順位も無視。とにかく、環境は全て無視です。
とりあえず、正しいやり方で、記事が書ければ、OKとする。じゃあ、モチベーションなんて下がりようがなくなります。
「記事が書けた」→「よくやった!」→「記事が書けた」→「よくやった!」→「記事が書けた」→「よくやった!」→「記事が書けた」→「よくやった!」
気づいたら、200記事超えていて、アクセスなんて知らぬ間に集まってたという風になります。これも継続するということを実行する上のコツになります。
イチロー選手もスポーツ新聞とかは見ないそうです。打率とか、自分の評判とかを目にすると、心が乱されるからです。
2.継続は力なりを実践していく方法
では、続いて、継続は力なりを実践していく方法についてお話していきたいと思います。
2-1.継続は力なりの先にある理想の未来をイメージする
継続は力なりを実践していくためには、そもそも、なぜ、その行動を継続させるのかという目的が必要になります。
行動を継続させた上で、実現したい理想の未来がなければ、なかなか続けることはできません。これが行動を続けるという何よりのエネルギーになります。
これをまず、最初に決めておく必要があります。
目標設定とかした人はわかると思うんですが、あの目標設定をした後って、なぜか、やる気が湧いてくるじゃないですか。続かない場合が多いかもしれないですけど。笑
あれは、理想の未来のイメージをした力です。
輪ゴム理論っていうのがあって、この理想の未来のイメージが、今の自分の現実とかけ離れていれば、いるほどそのエネルギーの力は大きくなります。
例えば、「地区大会で優勝するぞ!」っていう人よりも「世界大会で優勝するぞ!」っていう人の方が行動の源になるエネルギー量は大きくなります。
理想がより高いところにあるので、それに行動量が引っ張られます。「世界大会」に標準を合わせたら、それに見合うだけの行動を取ることを意識するようになるので。
テストとかでよくありますが、80点を目指したら60点とかしか取れないもので、100点を目指したら80点とか取れたりするようなものです。
なので、この理想の未来のイメージというのは、今の自分の現実なんてものは、完全に無視しても大丈夫です。
それよりも本当にそれを心から実現したいのかどうかが重要です。
で、理想の未来というのは、「目標設定理論|確実に達成できる目標設定の仕方を例と一緒に解説」で詳しく解説しているように、達成するプロセスを分解していく必要があります。
その記事を読めば、その理想の未来を達成するために、今年何やるべきなのか、今月何をやるべきなのか、今週何をやるべきなのか、今日何をやるべきかまで分解することができます。
なので、ここの分解まではしておきましょう。
2-2.ルーティーンを活用して、継続は力なりを実現する
継続は力なりを実践していくためには、自分が決めたことを毎日、確実に実行していく必要があります。
行動の量と質を上げていくには、毎日、その行動を繰り返すことによって、その行動に慣れて、呼吸するかのようにできるようにする必要があります。
「ルーティーンとは|自分を変えたいならルーティーンワークを構築しよう」という記事で書いているルーティーンのことですね。
つまり、毎日、同じタイミングで、必ず実行することを決めるということが重要になります。
僕のルーティーンは、毎朝、4時半に起きて、そこから筋トレとランニングを50分こなし、ブログを3時間書き、読書を1時間して、動画収録を1時間半して…というような行動です。
これらの行動は、毎日、同じタイミング、同じペースでこなしています。
そうすると、どんどん、その生活に慣れていくんです。脳は、今自分が一番よくやることに最適化するようにできているからです。
これ、毎日やるというのが肝で、3日起きとか、不規則にやっていても、絶対にしんどいだけです。1日だけやって、間隔が開いてしまうと、脳が慣れないんです。
ルーティーンというのは、誤解を恐れずいうなら「楽をするために」毎日やるのです。
もちろん、最初はこんなに数多いタスクを実行する必要はありませんよ。最初は、一つだけでいいです。
そして、これが重要なポイントですが、「今の自分から考えて、ちょっと頑張る必要がある」ことを継続させる必要があります。
何でもかんでも継続すれば、力になるというわけではありません。
例えば、体を鍛えたいと考えている人が、「毎日、腕立て伏せ1回やる」ということをやっても、あまり意味はありません。それはもう既に呼吸するかのように達成できることだからです。
「ちょっとだけ頑張る必要があること」を継続させるからこそ、自分の行動の量と質の限界が伸びていきます。
なので、これを基準に自分が日々やるべきルーティーンワークを決めていってください。
こんな感じで時系列にするとわかりやすいですね。
- 4:30:起床
- ~5:20:運動
- ~6:00:シャワー
- ~8:00:ブログ記事の作成
- ~9:00:ブログ記事のリライト
- ~10:30:通信講座
- ~12:00:インプット(読書・映像)
- ~19:00:フリー(仕事 or 好きなことをする)
- ~20:30:夕食・風呂
- ~21:00:明日の計画
- ~22:00:フリー(好きなことをする)
- 22:00:就寝
こうやって毎日やること決めると、必ず、翌日に「やる」か「やらない」かという選択肢に迫られます。
僕も毎日迫られます。「4時半に起きるの」か「起きない」のか。ここで「起きる」を選択すると、ちょっとずつ自分の中の心が強くなっていきます。
「ルーティーンとは|自分を変えたいならルーティーンワークを構築しよう」でも話していますが、ルーティーンワークを作る時のポイントは、「やる」か「やらない」かという意思決定で実行できるものがいいですね。
例えば、毎日、本を1冊読むというのは、微妙です。
というのも、その本が読めるかどうかは、本の内容の難易度によるわけです。その本が簡単であればいいんですが、難しければ読めない可能性が高いです。
実行できなかったら、モチベーションが下がります。
なので、時間単位とかで終わらすことができるものの方がいいですね。例えば、読書だったら、1時間本を読むとか。そっちの方がいいです。
2-3.継続の邪魔になった要因を全て排除する
で、ルーティーンワークができたら、それを実践していってください。
じゃあ、できたものとできなかったものに分かれると思います。
できたものはそのままでいいんですが、できなかった時は、「なぜ、できなかったのか」を分析するのが継続させるためのコツになります。
自分が決めた行動をできなかった時は、自分を責めたり、落ち込む必要は全くなくて、というかそんなことをしても無意味です。モチベーション下がるだけなので。笑
できなかった時は、それができなかった原因が必ずあります。それが何なのか、対策はどうすればいいのかを考える方が次に繋がります。落ち込むだけは次に繋がりません。
例えば、僕はこの前、朝、4時半に起きると決めていたのに、10時に起きたことがあります。
この時も原因があって、それはその前日に17時から22時半くらいまで、交流会があって、ぶっ続けで5時間半も、人と喋ってたからです。
帰ったのも23時半とかで、いつもならとっくに寝てる時間な上、人と話すというのはかなりエネルギーを消費する行為なので、その反動で、起きれなかったんです。
一回、6時に目が覚めましたが、頭がぼーっとしてたので、諦めて、もう一度寝て、その日は完全OFF日に切り替えました。笑
だから、次は、そういった場がある時は、昼寝なんかで体力をフル充電してから、そういう場に参加すればいいとなるわけです。
やれなかった原因は、極力排除していけば、必ず、継続できるようになるので、落ち込まずにぜひ分析と対策をしていってください。
それが継続させるためのコツになります。
まとめ
では、最後に今回のまとめをしておきます。
まず、継続は力なりの意味ですが、これは物事に対する取り組み方を継続型にすると、自分の行動の量と質の限界値が広がっていき、大きな力になっていくという意味です。
重要なのは「今の自分から考えて、ちょっと頑張る必要があるもの」を継続させるということです。
継続を繰り返すことで「ちょっと頑張る必要がある」ことが「呼吸するかのように当たり前にできること」に変わっていくというわけです。
結果というのは、環境(自分が以外のもの全て)と自分の行動によって決まるので、究極的には自分でコントロールすることはできません。
環境というのはコントロールすることはできないので、唯一コントロールできる自分の行動の質と量を高めていくことが結果を出せる可能性を高めていくことに繋がります。
継続は力なりを実践していく方法としては、まずは、継続させた先にあり理想の未来をイメージした上で、目標設定をしていく必要があります。
目標設定については、「目標設定理論|確実に達成できる目標設定の仕方を例と一緒に解説」で詳しく解説しています。
そして、目標設定ができれば、毎日のやるべきことが明確になるので、それを元に時系列で毎日、同じタイミングで行う、ルーティーンワークを構築していきます。
やれなかったら、その分析をして、対策を立てて次に活かせる体制を整えましょう。やれなかったら、必ず原因があるので、落ち込むのではなくて、それを一つずつ排除していくと、自然と継続できる自分になります。
では、今回は以上になります。お疲れ様でした!