どうも!ブランドクリエイターの中江です。今回は「SEOキーワード選定の極意|検索上位を狙うキーワード選定方法」というテーマでお話していきます。
SEO対策を実践していく中で、SEOキーワードの選定は最初で、かつとても重要なステップなので、ぜひマスターしておきたいことです。
このキーワード選定をミスると、ブログ記事を更新しまくっているのに、中々アクセスが伸びないという未来が待っています。僕が最初に作ったブログで実際そうでしたから。
僕はSEO対策を学びたての頃にブログを立ち上げて、3000字程度のボリュームの記事を半年で300記事以上アップしたことがありましたが、結局、そのブログのアクセス数は月間1万PVすら超えることなく、ビジネスに繋がることもなく結局、モチベーションが下がり、閉鎖しました。苦笑
もちろん、そんなの無視して、何千記事も書き続けてたらまた変わったのかもしれませんが、このままやり続けて結果が出るかどうか分からないまま突っ走れる人は一握りでしょう。
SEOキーワード選定をある程度マスターすると、SEO対策の効率が上がります。つまり、少ない記事数で効率よく良質なアクセス数を稼ぐことができます。
僕の例で言えば、最初のブログは300記事書いて月間1万PVも超えず、売上にも繋がりませんでしたが、このサイトではたった17記事目で月間1万PVは超え、受注がどんどん入るようになりました。
今回は、そんなSEOキーワードの選定の極意をお伝えしていきたいと思います。では、早速始めていきましょう!
Contents
1.SEOキーワード選定のポイント
まずは具体的なSEOキーワードの選定のステップをお伝えするために、SEOキーワード選定のポイントをお伝えしていきたいと思います。
1-1.どんなSEOキーワードを選ぶべきか
SEOキーワードなんですが、まずは最初にどんなものを選ぶべきなのかということをお伝えしていきます。
まず、SEOキーワードの選定で重要なポイントは、「そのSEOキーワードで、自分が接点を持ちたいと思う人と接点を持つことができるのか」ということを考える必要があります。
例えば、何か英語の通信講座を販売していて、それを売ることを目標にしているんだったら、最低でも「英語に興味があって、学びたい人」と接点を持つ必要があります。
じゃあ、ブログ記事やサイトのページは、英語に関連するSEOキーワードを選ぶ必要があります。例えば、「リスニング 方法」とか、「英単語 覚え方」とか。
これで例えば、「ダイエット 方法」というSEOキーワードを選んでも、恐らくこのキーワードで検索してくる人はダイエットに興味がある人なので、サイトにたどり着いたとしても、その英語の通信講座に入ることはあまりないでしょう。
これがSEOキーワード選定の基本的な考え方です。だから、まず最初にやるべきなのは、「どんな人と接点を持ちたいのか」を決めることです。
別にこの辺は、明確に一人まで絞り込む必要はありません。特にブログで情報発信をして、販売や集客に繋げたいという人は、将来、お客さんになり得るというくらいの人でいいと思います。
例えば、僕であれば、ホームページ制作やWebマーケティングが学べる通信講座を販売しているので、将来、お客さんになり得る人というのは、ざっくり言うと「自分でビジネスをしている人」か「これからビジネスを自分でしようと思っている人」になります。
だから、僕はそういう人たちが検索するであろうSEOキーワードを狙って、毎記事書いています。カテゴリーは以下のとおりです。
大きく分けて、3つですね。Webマーケティングのこと、WordPressのこと、ビジネスコラム(ビジネス全般)。この3つのジャンルは、僕が接点を持ちたいと思う人が検索しているSEOキーワードなので、これを選んでいます。
なので、ポイントとしては「自分が接点を持ちたいと思う人」と接点を持つことができれば、ジャンルは横断してもOKということですね。
僕はWebマーケティングのこと以外にも、マインドセット的なことも書きます。
1-2.検索ボリュームと競合性
また、どんなSEOキーワードを選ぶかによって、サイトに集まるアクセス数のポテンシャルは変わってきます。
SEO対策というのはネット検索からの集客方法ですから、サイトのアクセス数は、選ぶSEOキーワードの検索需要(どれだけの人がそのキーワードで検索しているか)によって変わるということですね。
例えば、「ゴキブリの育て方」みたいなテーマで、どれだけ良質な記事を一生懸命書いて、検索1位を獲得したところで、そんなものをほとんどの人は検索していないので、アクセスは集まりませんが、「ダイエット方法」について記事を書くんだったら、ダイエットについては多くの人が興味を持っているので、頑張って良質な記事を書けば、たくさんアクセス数を稼ぎ出すことができます。
なので、その辺の検索需要のバランスも見ながら、SEOキーワードは考える必要があります。可能な限り多く、自分が接点を持ちたい人と接点を持てる方がいいですから、SEOキーワードの検索需要は多ければ多い方がいいです。
また、SEOキーワードには競合性というポイントも見ておく必要があります。
自分が狙う「SEOキーワード」というのは、もう既にそれをテーマにページを作成した、ライバルが必ずいます。
SEO対策で集客するというのは、ある意味で検索順位の奪い合いです。良質なコンテンツを生み出したページが生き残り、低品質なコンテンツのページは淘汰されていきます。
で、自分が狙ったキーワードで1位を獲ることができるかどうかは、そのライバルがどれだけ強いのかによって変わります。
例えば、「ダイエット 方法」というSEOキーワードで1位を狙うのであれば、めちゃくちゃライバルがいてるキーワードですから、順位を上げるのは中々難しいですが、「ゴキブリの育て方」というキーワードであればライバルは皆無なので、簡単に順位を上げることができるでしょう。
なので、検索需要と競合性のバランスを見て、検索需要は可能な限り多くて、競合性は低いというSEOキーワードを選ぶのが、一番効率的な方法となっています。
この検索需要や競合性の調べ方は後で具体的にお話していきます。
1-3.複合キーワードを狙おう
そして、SEOキーワードなんですが、単一キーワードではなく、複合キーワードを狙う方がいいですね。
単一キーワードというのは「ダイエット」だけのキーワードで、複合キーワードというのは「ダイエット 簡単 方法」とか2語以上のキーワードのことです。
なぜ、単一ではなく、複合が良いのかというと、そっちの方が検索してきてくれた人に刺さる記事を書けることができるからです。
検索してくる人というのは、ほとんどの人が何かの意図を持って検索してきます。で、検索上位に表示されるページというのは、その検索してきた人の意図を叶えてくれるページです。
例えば、「ダイエット 簡単 方法」だったら、恐らくこの人は、簡単にできるダイエット方法を探しているわけですから、それを具体的に内容が濃く解説されている記事が上位表示されるというわけです。
でも、例えば「ダイエット」とだけ入れて、検索してきてくれた人って、何を意図に検索してきたのかよく分かりません。
なので、ブログ記事やページを作成する際は、できるだけ、複合キーワードを意識して選ぶようにしましょう。
1-4.リサーチはやり過ぎないこと
SEOキーワード選びというテーマでいうと、よく言われるのが、ブログ記事などを書き始める前に、ライバルサイトなんかを調べて、徹底的に候補となるSEOキーワードをリストアップしましょうというものです。
これはあんまりオススメしません。単純に疲れちゃうからです。一気に100記事や100ページ分選定しようと思うと、気が狂いますよ。笑
もっと気楽に、記事やページを作成する前にちゃんと調べるとか、そういう気軽さでいいと思います。
ちなみに、僕はブログ記事を書く際は、3記事先のキーワードまでは決めています。そうすると、ブログ記事を書こうと思った時に、いちいちSEOキーワード選びに時間がかからないので、スムーズに記事を書くことができます。
SEOキーワードにアンテナを張っていると、ふとしたきっかけで、「あ、このキーワードで記事書けるかも」という瞬間が訪れるので、それをちょくちょくメモりながら、ストックしてます。
2.SEOキーワードの選定方法
では、次にこれを踏まえた上で、具体的なSEOキーワード選定方法の話に移っていきたいと思います。
2-1.テーマとSEOキーワードの決定
まず、最初にブログを書こうと思った時にやるのが、テーマの決定とSEOキーワードの決定です。テーマの決定というのは、ブログ記事に何を書くのかをざっくり決めることです。
この二つは正直、順番はどっちでもいいです。
予め自分が書きたいテーマがあって、それに見合うSEOキーワードをそれからリサーチするのもいいですし、SEOキーワードを見ながら、これをテーマに書こうと決めるのもどっちでもいいです。
で、初心者の多くの人はこのテーマの決定やSEOキーワードの決定の段階で、やる気が萎えちゃいます。
最初のうちは、そもそも見つけるのに時間がかかるし、なかなか記事を書くまで至らないからです。
そして、結局、SEOキーワードのリサーチが中途半端になって、頑張って記事を書いてもなかなかアクセスが伸び悩むということになりがちです。
だって、SEOキーワードを無視した記事というのは、ネット検索からアクセスを呼び込めないわけですから、長期的に安定してアクセスを呼び込んでくれる記事にはなり得ないからです。
例えば、「昨日、居酒屋での友達との会話はつまらなかった」というタイトルでブログ書いても、アクセスが呼べないのはイメージできると思います。単純にSEOキーワードがないからです。
僕は、いつもそういう人には、「SEOキーワード」のネタ帳を作りましょうといつも提案しています。
予め、「SEOキーワード」をある程度、収集して、自分の中にストックしておけば、いざブログ記事を書くという段階になった時に、何の迷いもなく記事を書けるようになります。
記事を書こうと思った時にすぐに本文の作成に入れるという流れを構築すると、ストレスなく記事を書けるようになるので、非常にオススメです。
2-2.SEOキーワードの収集法
じゃあ、具体的なSEOキーワードの収集法について話していきたいと思います。
2-2-1.GoogleキーワードプランナーからSEOキーワードを収集する
まずは、基本的なSEOキーワードの収集法ですが、これにはGoogleキーワードプランナーという無料のツールを使う必要があります。
Googleキーワードプランナーをこれから初めて使うという人は、以下の記事が非常に丁寧に解説してくれてますので、この記事を参考にアカウントを取得してください。
[blogcard url=”https://junichi-manga.com/start-keyword-plannner-2016/”]
で、以下ではGoogleキーワードプランナーのアカウントを取得しているという想定で話を進めていきます。
まずは、アカウントを取得した状態で、「Googleキーワードプランナー」のリンクをクリックして、ログインしましょう。
そして、Googleのアカウント情報を入力すると、このような画面になるので、「フレーズ、ウェブサイト、カテゴリを使用して新しいキーワードを検索」をクリックしましょう。
そうすると、このように画面が切り替わるので、「宣伝する商品やサービス」のところに、1語でもいいので、今回書こうと思っているテーマに関連しているキーワードを入力してみて、「候補を取得」をクリックしましょう。
もし、この時点で、予めテーマが決まっているのであれば、入力するキーワードは2語以上でもいいですね。例えば、「カレー 作り方」とか。
こうするとさっき入力したキーワードの検索需要(月間平均検索ボリューム)というのが出てきます。
今回だったら「カレー」というキーワードだったら、検索需要(月間平均検索ボリューム)が「165000」です。
で、選ぶべきキーワードというのは最初に話したように、検索需要(月間平均検索ボリューム)はできるだけ多い方が将来的にアクセスを安定的にもたらしてくれます。
簡単な目安をいうと、検索需要は多ければ多いほどいいんですが、最低でも100以上は欲しいところですね。
で、最初に話したようにSEOキーワードというのは、1語ではなく、2語以上が好ましいので、そういうキーワードを探す必要があります。
だって「カレー」とだけ1語で検索してくる人の意図はよくわからないので、良い記事なんて書けるわけないからです。
ずーっと、下にスクロールしていくと、このように「カレー」に関連するキーワードがズラーッとでてきます。
ここから検索需要ができるだけ多くて(最低でも100以上は欲しいところ)、パッと見て自分が書けそうなSEOキーワードを選びましょう。
こういうSEOキーワードを眺めている時にブログのネタが思いつくというのはよくあります。
例えば、今回だったら「カレーの作り方」にしようと思ったりします。検索需要は12100もあるので、十分に書く価値があります。
じゃあ、今回書くブログ記事は「カレーの作り方」というSEOキーワードを作ろうと決まるわけですね。
そして、少し補足ですが、その下に似たようなキーワードで「美味しいカレーの作り方」というキーワードもあります。
この時にどっちを選べばいいのかと悩むことがあると思います。
定石通りで行くと、検索需要が多いんだから「カレーの作り方」を選べばいいんじゃないかと思うかもしれませんが、実はそうではありません。
「美味しいカレーの作り方」というキーワードは3語のキーワードで「カレーの作り方」をいわば含んでいるので、「カレーの作り方」で上位表示される可能性もありますし、「美味しいカレーの作り方」でも上位表示されるかのうせいがあるのです。
つまり、1つで2度美味しいという状態です。こういう場合は、こっちのキーワードを選びましょう。
2-2-2.SEOキーワードのリサーチテクニック
このキーワードリサーチはできるだけ最短で終わらせられるといいので、僕が使っているちょっとしたテクニックを2つ簡単に紹介しておきます。
まず、検索需要(月間平均検索ボリューム)が多い順にキーワードを並び替える方法があるのですが、それをするには、赤い枠で囲んでいる「月間平均検索ボリューム」をクリックすると、キーワードがボリュームの多い順に並び変わります。
じゃあ、可能な限り検索需要が多いキーワードを早く選ぶことができます。
そして、2つ目のテクニックなんですが、入力したキーワードを含んだキーワードしか候補として表示させないというものがあります。
例えば、「カレー 作り方」と入力したら、「カレー 作り方」というキーワードが入っていないものは候補から除外することができます。
左のほうに「キーワードオプション」という項目があるので、そこをクリックして「入力した語句を含む候補のみを表示」を「オン」にして、「保存」をクリックしましょう。
そうすると、このように「カレー 作り方」というキーワードが入ったものだけが表示されるようになります。
2-2-3.競合性の調査
最初にSEOキーワードは競合性が低いものを選ぶのがいいということも話しました。で、実はGoogleキーワードプランナーを見ていると、「競合性」という項目があるのに気づくと思います。
でも、このキーワードプランナーで表示されているのは、あくまでも広告を出す人がいっぱいいるかどうかなので、ここはブログ記事を書く場合は、無視しても構いません。
ここで表示されている競合性が高くても、意外と簡単に上位表示させることができるキーワードもあるでしょうし、逆に競合性が低くても、上位表示が難しいキーワードもあります。
ライバルサイトが強いかどうかは、実際に自分でこのキーワードで、検索してみないとわかりません。実際に検索してみると、このように表示されます。
で、ここでリサーチした方がいいのは、どんなサイトが上位表示されているかですね。キーワードを入力して、1ページ目だけ見るといいですよ。
例えば、ライバルサイトが強いと判断するときは「大手が提供しているサービス」や「サイトのトップページ」や「記事のまとめページ」なんかがこの1ページ目を独占している時です。
ライバルサイトが弱いと判断する時は「アメブロなどの無料ブログの記事」や「独自ドメイン下の記事」が1ページ目に多く表示されている時です。
このバランスで、競合をざっくりと調査するといいでしょう。
2-2-3.パクリという外側からのの発想
Googleキーワードプランナーに、入力するべきSEOキーワードがわからないということも結構あると思います。
そういう時は、もう既に同じジャンルで情報発信をきっちりしているブログ(SEO対策をしている)探して、そこのタイトルから、SEOキーワードを類推して、自分が書くブログに取り込みましょう。
後は、日々、読書や動画などで、インプットを意識的に行っていると、突然、SEOキーワードが閃いたりするので、インプットする習慣を持つと良いでしょう。
それも自分が情報発信する分野の本なんか読めば、思いつくキーワードなんて山ほど出てきます。
自分の内側から全てをひねり出そうとするのは、限界があります。そんな時は自分の外のものを頼ればいいんです。
SEOキーワード選定は最初は苦痛かもしれませんが、収集する習慣さえつけてしまえば、どおってことない作業になります。
ぜひ、今回の記事を読んで実践していってくださいね。
まとめ
では、最後にまとめをしておきたいと思います。
SEOキーワードの選定というのは、サイトに安定的にアクセスを集めるためには非常に重要な作業になります。
SEOキーワードの選定で重要なのは、「そのSEOキーワードで、自分が接点を持ちたいと思う人と接点を持つことができるのか」ということと、「検索需要ができる限り多くて、競合性が低い」ということです。
SEOキーワード選定は一言で言うと、そういうものを選ぶべきなんですが、このSEOキーワード選定で萎えるという人も多いと思うので、習慣化するのがいいですね。
ネタ帳を作ったり、インプットする仕組みを作ったり、SEOキーワードを考える時間を作ったりすることで、可能な限りストレスなく、ブログ記事に取り組めるようになると思います。
では、今回は以上になります!お疲れ様でした^^