どうも!ブランドクリエイターの中江です。今回は「WordPressとは-メリット・デメリット総まとめ」というテーマでお話していきたいと思います。
これから自分でインターネットを通じて情報発信をしていきたいという人は多いんじゃないでしょうか。
インターネットを通じた情報発信というのは、あなたの現実を大きく変える力があります。
インターネットという空間を通じて、自分の情報や考え方を発信していくと、その自分の声というのは、地域を越えて全国に向けて発信されていきます。
その結果、生まれてくるのは「自分の価値観や理念に共鳴した」という人だけを安定的に集めてくることができる状態です。
僕はこのインターネットを通じた情報発信を本格的に活用する前というのは、ただの食えないフリーランスの貧乏デザイナーでした。
必死で見込み客がいる、単価の安いビジネスセミナーに足繁く通い、下手くそな自己紹介と名刺を引っさげて、ペコペコ仕事を取りに行く。
仕事を頂けるのは、単純に「他に比べて単価が安いから」というだけ。
何度も何度も修正の嵐。一回、納品が終われば、それで関係性は終了。
二度とリピートもされなく、また狩りに出かける日々。
僕は、こんなことを繰り返し続けていました。
しかし、ブログというツールを使って、情報発信を始めると、次第に僕の情報発信というのは、月に数万人に見られるほどに成長し、全国の色んな方から感想をいただいたり、仕事の話を頂けるようになりました。
ポイントは「ぜひ、あなたにお願いしたい」と言われるようになったことです。
僕はインターネットで情報発信をする前に、このようなことを言われることがありませんでした。
お客さんは、僕の話に素直に耳を傾けてくれ、同じ目的を持って、互いに全力で尽くすような関係性が生まれ、今やっている仕事が自分の生き甲斐にまでなりました。
あなたが今、どんな立ち位置にいても、インターネットを通じた情報発信で大きく現実を変えることができます。
その情報発信の最強のツールがWordPressというツールなんです。
今回は、この情報発信のツールとして、「WordPressとは一体なんぞや」「WordPressのメリット・デメリット」「WordPressを始めるには何が必要なのか」ということを解説していきたいと思います。
では、早速始めていきましょう!
Contents
1.WordPressとは何か?
では、最初にまず簡単に「WordPressとは一体どういうものなのか」ということを簡単に、初心者でもわかりやすく掴むという作業をしていきたいと思います。
この記事にたどり着いてきた人というのは、「WordPress」という言葉自体は恐らく、どこかで見聞きしたことがあるという人が多いとおもいます。
ところが、通常の場合、どんな本を見ても、ブログを見ても「WordPressって本当のところよくわからない」というのが大半の本音でしょう。
これはなぜかというと、その情報発信をしている人が、専門家であって、別に素人ではないからです。
言い換えるなら、素人の目線に立って、情報発信をしている人があんまりいないからです。
専門家の人は、物凄く知識が豊富なので、素人の人が「何だ?その用語??」というような言葉を、ごく当たり前に理解しているので、そういった言葉の解説をすっ飛ばしますし、本やブログ記事の全体の構成もそうなってしまうのです。
「そんな細かい話、素人には必要ない」というところまで突っ込んで、話しているから余計混乱するんですね。
だから、今回は、専門の用語ほとんど使わないで、初心者の人が必要十分な知識だけを整理して伝えるので、さっくりと理解していきましょう。
1-1.ブログ型ホームページ
まず「WordPressって何?」ということなんですが、これは一言で言うと「ブログ型のホームページ」のことです。
アメブロなんかをイメージしてもらえると、わかりやすいんじゃないですかね。
自分が書きたい記事を自由に書いて、それを簡単に追加していくことができるのがブログです。
サイトには、今まで書いてきた記事が、時系列で流れていくというイメージですね。
一方で、ホームページというのもありますよね。
このホームページというのは、企業のWebサイトなんかを思い浮かべてもらえるとわかりやすいと思うんですが、これは一つの完成されたページです。
ブログと大きく違うのは、サイトの見易さです。
ホームページとして作成されたページというのは、別にブログのように時系列で自動的に整理されているわけではないので、見せたいページを見せたい順番で意図的に見せることができます。
ただ、一度、業者さんに作ってもらうと、後から自由に編集できない。
修正したいってなると、お金を取られる。
だから、基本は作成したら、放置するのがホームページです。
ブログだったら、ページの追加は自由だけど、全て記事が時系列で勝手に整理されるので、意図したデザインはできない。
でも、ホームページだったら、意図したデザインは見せることができるのだけど、自由に更新ができないので、情報発信ができないので、変化に対応できない。
実は、WordPressって、このブログとホームページの良いとこ取りをしたシステムなんですね。
つまり、意図したデザインを見せることができるホームページなんだけど、ブログのように簡単に更新ができて、変化に対応できる。
WordPressって、簡単に言うと、こういうものなんですね。
もちろん、ブログだけとしても使えますし、自由に情報発信ができるホームページとしても使えます。
1-2.Webサイトの意義
僕はWebサイトというのは、その会社・その個人の分身であり、生き物だと思っています。
だからこそ、その企業・個人が変化していけば、当然、そのWebサイトも変化すべきだし、変化しないと、逆に変な人を引き寄せていってしまいます。
特にビジネスをやっていると、いろんな場面で 変 化 というものは訪れます。
新商品が開発された。会社の運営方針が変わった。新しい従業員が増えた…
これにスピーディに対応できる方がいいんですね。
だからこそ、Webサイトをこれから運営していくのであれば、簡単に更新できるようなプラットフォームを持つべきだし、簡単に更新できるような環境がやっとのことで整ってきてるので、これに乗っかることが重要です。
インターネットで集客したいと思っているのであれば、WordPressのようなツールを持つというのは重要なんです。
1-3.ブログの世界的インフラ
僕がこれだけWordPressをお勧めするのは、WordPressが世界で一番利用されているというブログシステムだからです。
例えば、海外でいうと、ディズニー、フォード、マイクロソフト、コカコーラ、インテル、ニコン、ニューヨークタイムズ、ロイター、GM(ゼネラル・モーターズ)という超有名企業も使用しています。
日本でいうと、博報堂、カカクコム、ヤマサ醤油、国土交通省、東京大学、ソニー、東京ドーム、クックパッド、松屋、オスカープロモーションなども使用しています。
WordPressは利用者数もめちゃくちゃ多く、日々進化を続けており、インターネットでの情報発信をより簡単に、より効果的に行うのを手助けしてくれます。
2.WordPressのメリット・デメリット
では、次にWordPressのメリットとデメリットについて簡単にお伝えしていきたいと思います。
2-1.ページ作成が簡単
まず、最初のWordPressのメリットについてなんですが、「ページ作成が簡単」というものです。
WordPressをプラットフォームとして、サイトを運営していくのであれば、ホームページとしてのページを作成するのも、ブログで記事を書くのも、複雑な知識なしで作成することができます。
アメブロや他の無料ブログをやったことのある人ならわかると思うんですが、WordPressでページを作成するのは、まさにブログの要領なんですよね。
記事作成画面はこのようなものになっています。
文字の太さや色を変える方法や、写真や動画を挿入する方法も、基本的に1クリックで完了します。
見出しも簡単につけることができるので、操作方法自体は他のブログとほとんど変わりません。
まさに、更新しやすいブログ型のホームページなんですね。
2-2.SEO対策に効果的
そして、WordPressの大きな魅力の一つがSEO対策に効果的だということです。
WordPressで安定的に集客していくには、このSEO対策という手法が重要なのですが、この集客方法をしていくのに非常に有利だということですね。
SEO対策とは「SEO対策とは-SEO対策の基本を理解しよう」という記事でもお話しましたが、簡単に言うと、インターネット検索からの集客です。
例えば、どういうことかというと、渋谷で美容室を探すとしたら、このように検索しますよね?
そうすると、渋谷の美容室に関連するサイトがこのように、だーっと出てきます。
検索した人はここから美容室のサイトを選んで、お店に行くと思います。
これがSEO対策で集客したということですね。
重要なのは、この検索結果で表示されるサイトには順番があるということです。
「渋谷 美容室」で検索した時に、1ページ目の一番上に表示されるサイトもあれば、100ページ目に表示されるサイトもあるわけです。
普通であれば、検索した時に100ページ目まで見ません。
だから、1ページ目で表示される方が多くの人に見られ、集客の確率は高まるんですね。
WordPressは簡単に言えば、サイトの順位を上げやすくしてくれるんですね。
それは、Googleの検索エンジン部門を担当している、マット・カッツ氏も認めています。
「ワードプレスを選ぶことは、非常に良い選択です。なぜなら、ワードプレスは、SEOに関する多くの問題を自動的に解決してくれて、SEO(サーチエンジン最適化)の手法の80%~90%に対応するように作られているからです。」
このサイトの順位というのは、Googleが決めているんですが、その順位を決めているGoogleの担当者の人がWordPressをオススメしているんですね。
だから、集客したいというような目的がある人は、WordPressを可能な限り使っていく方が良いんですね。
2-3.プラグインで機能拡張が簡単
そして、このWordPressは、無料で利用できるプラグインが豊富にあり、機能の拡張が簡単にできます。
このプラグインを使えば、自分のブログ記事にFacebookのコメント欄を挿入したり、セキュリティ対策をしたり、人気記事のランキングを表示したりすることが可能になります。
このプラグインは世界の腕利きのクリエイターたちが、無料で作成して、配布しています。
しかも、導入の仕方は簡単で、1クリックで簡単に導入できます。
そのプラグインの使い方に関しても、様々なブログで解説されているので、すぐに使い方をマスターすることができるでしょう。
オススメのプラグインの一覧については以下の記事を参考にしてみてください。
「WordPressにどのプラグインを入れれば良いんだろう…」と思う人は多いんじゃないでしょうか?そこで今回は、厳選したオススメのプラグインをご紹介したいと思います。
2-4.便利なテンプレート
そして、次のメリットは、デザイン性の高いテンプレートの豊富さです。
WordPressは先ほども言いましたが、ブログの世界的なインフラであり、素人でもサイトをカスタマイズできるテンプレートも豊富にあります。
テンプレートは有料のものと無料のもの、日本のものと海外のものがあるのですが、まず最初にビジネス目的でホームページとして持つのであれば、日本の有料のものを購入すると良いと思います。
日本で有名なテンプレートを販売しているサイトでは、TCDがあります。
一度、リンクを辿っていてもらって、いろんなテンプレートを見てもらえるとわかるのですが、テンプレートにしてはその辺の腕の悪い業者に頼むよりもデザイン性は高く、ある程度満足できるようなサイトを作成することは可能です。
価格は数千円のものがほとんどで、コストとしてもそこまで高くないので、どうしてもプロの業者に頼めないけど、サイトは必要だという方は、テンプレートを購入するのも一つの手だと思います。
単純に、WordPressでブログだけをまずはスタートしたいという方は、無料のテンプレートもいろんなサイトで配布されているので、それを検索して、利用するのが良いと思います。
2-5.商用利用OK
そして次のメリットが、WordPressは商用利用が可能ということです。
世の中にはアメブロなどの完全無料のブログサービスが色々あるのですが、無料のブログサービスというのは、商用利用が禁止されている場合があります。
アメブロは日本一ユーザー数が多い無料ブログなんですが、基本的に商用利用は禁止されています。
どれだけ記事を書こうが、商用利用をしているのであれば、消される可能性は常につきまとっているわけです。
削除されたら、今までの努力は一瞬で崩れ去る可能性もあります。
単純に読者ゼロになりますからね。
それに無料であれば、ブログサービス提供側の勝手な都合で、今は商用利用可能でも、利用規約が変わってしまえば、それに従わないといけないんですね。
それに比べて、WordPressはドメイン代やサーバー代といった月々のランニングコストを支払っていく必要があり、なので、自分の家のように自由が利くんですね。
商用利用ももちろん可能です。
運営側の都合で、勝手にブログが削除されるということはないわけです。
バックアップも簡単に取れますしね。
2-6.唯一のデメリット
ただ、唯一のデメリットが今言ったように、月々のランニングコストがかかるということです。
WordPressを運営していくためには、サーバー代とドメイン代という費用がかかります。
とはいっても、月額に直すと、1000円ちょっとです。
年間でいうと、1万円ちょっとのランニングコストがかかるということですね。
無料で全て済ましたいという人には、少し抵抗があるかもしれませんが、WordPressはそれだけ優秀なブログシステムなので、ビジネスとして集客していきたいのであれば、これは必要経費として割り切った方が良いと思います。
3.WordPressを始めるには
では、最後にWordPressを始めるには何が必要なのかということについてお話していきます。
普通の無料ブログとWordPresssは、いわばマンションと一軒家のような違いがあります。
無料ブログは、いわばマンションで、運営側が提供しているスペースを無料でお借りしている状態なので、当然、運営側の利用規約を守らなければ、退去させられる可能性があります。
また、その利用規約の変更にも対応していかないといけません。
その他にも、デザインや機能までも、そのマンションに応じて、制限されています。
一方、WordPressは一軒家なので、土地代を自分で払い、家も自分の費用で建てないといけません。
自分で費用を払うかわりに、自由にデザインすることが可能です。
WordPressという一軒家を建てるためには、ドメイン、サーバー、インストールという3つのものが必要となります。
3-1.ドメイン
まず、ドメインというのは簡単に言えば、インターネット上での住所のことです。
いわゆるURLというやつです。
住所がないと一軒家は建ちませんから、これは必要なんですね。
このブログでいうと「https://nakaeshogo.com/」というのがこのブログのドメインになります。
このドメインというのは、ドメインを提供している会社から購入する必要があります。
といっても、年間数百円で購入することが可能です。
ちなみにこのドメインの文字列は、自由に選ぶことができます。
まずは、ドメイン会社で自分が欲しいと思うドメインを探してみましょう。
オススメのドメイン会社はお名前.comです。
3-2.サーバー
そして次にサーバーというのは、簡単に言えば、一軒家を建てるための機械だと思ってください。
土台がなければ、家は建ちませんからね。
この機械にもお金は必要になってきます。
一番安いもので、月に約1000円といったところですね。
このサーバーを提供している会社も複数あり、それぞれのサーバー会社によって、能力や費用などが変わってきます。
僕がオススメしているサーバー会社は、エックスサーバーです。
月額の費用も約1000円で、管理画面もシンプルで使いやすく、サポートも充実しています。
WordPressを始めるにはこのサーバーの契約も必要なので、ぜひ契約しておいてくださいね。
3-3.インストール
住所を購入し、土台が作れたら、あとはWordPressというデザインを土台の上に装飾していくと、WordPressという一軒家が完成します。
ちなみに、このWordPressというデザインを装飾することを、WordPressをインストールするというのですが、この素材は無料で利用できます。
なので、ドメインとサーバーを購入したら、あとは1クリックでWordPressを始めることが可能になります。
具体的なWordPressの導入方法については、以下の記事を参考にしてみてください。
サーバーやドメインの契約からWordPressのインストールまで解説しています。
「WordPressのインストールは難しそう」という人は多いんじゃないでしょうか。そこで今回は、WordPressのインストール作業を全て図付きで解説します。
WordPressについてのまとめ
では、最後に今回のまとめをしておきます。
まず、WordPressとはブログ型ホームページのことで、自分で自由にページを追加していくことができます。
WordPressはブログの世界的インフラになっており、ページ作成が簡単で、SEO対策に効果的で、プラグインによる機能拡張が簡単で、便利なテンプレートが豊富に揃っており、商用利用が可能で、ビジネスの情報発信をしていくには非常に優秀なツールになっています。
WordPressは自由度が高い分、完全に無料で始められるブログとは違って、月額のランニングコストが約1000円必要となります。
WordPressを始めるためには「ドメイン」(インターネット上での住所)「サーバー」(土台)「インストール」(デザイン)の3つが必要になります。
では、今回は以上になります。お疲れ様でした!
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