どうも!ブランドクリエイターの中江です。今回は「WordPressのインストール方法をどこよりも簡単に徹底解説」というテーマでお話していきたいと思います。
WordPressを始めるのは難しそう。インストールしようと思ったけど、何から手をつけていいのか分からない。
そういう人は意外と多いんじゃないでしょうか?
ただ操作方法が難しそうという理由だけで、WordPressを使わないのは、非常に勿体無いくらいWordPressには魅力があります。
それに、WordPressではなく、アメブロやはてなブログやSeesaaブログなどの無料ブログサービスを利用することには、リスクすらあります。
この前、Seesaaブログという無料ブログが、Googleからペナルティーをくらい、検索結果から全て削除されるというちょっとした事件が起きていました。
中には1日に6万PVあったブログが、10アクセスにまで落ち込むという深刻な事態にまでなっていました。
Seesaaブログはこの事態にすぐに対処したので、1日か2日ですぐに検索結果に表示されるようになりましたが、全てのブログのアクセスが元に戻るかどうかは不明です。
自分のブログを無料ブログで運営していると、いずれこういった事態に巻き込まれる可能性すらあります。
そういうリスクも考えると、ビジネスとして情報発信を展開していくのであれば、自分のドメイン(Web上の住所)を買って、自分の裁量でブログ運営していくのが良いのです。
その中でもベストの選択肢がWordPressです。
WordPressは、テンプレートのデザイン性が高いこと、操作が簡単なこと、機能拡張のし易いこと、集客に向いていることなどなど様々なメリットがあります。
ただ、やっぱり初めてWordPressを扱う人にとっては難しいと感じられる部分は確かにあると思います。
特にネットに弱いという人にとっては、ドメインを購入したり、サーバーを契約したりという作業は分からないことが多いかもしれません。
それに、書店に行って、本を見ても、ネットでブログを見ても、専門用語ばかりで描かれている内容が難しかったり、情報が不足したりしていることも多いのも事実です。
なので、今回の記事では、どれだけネットが弱くても、WordPressを始めるのが難しそうだと感じている人でも簡単にわかるように、WordPressを始めていく方法を解説していきたいと思います。
WordPressを始めるために必要なのは
- サーバーの設置
- ドメインの取得
- WordPressのインストール
という3つのアクションです。
これを今から一つずつ丁寧に解説していきますね。
では、早速始めていきましょう!
Contents
1.WordPressのインストールに必要なレンタルサーバーの設置
では、まずはステップの初めとして「レンタルサーバーの設置」という作業に入っていきたいと思います。
ブログなどのWebサイトは、記事、デザイン、画像、映像などの多くの情報含まれていますが、その情報をインターネット上に表示させるのに必要なのがサーバーです。
サーバーを契約してなければ、どれだけブログ記事をアップしても、デザインを整えても、インターネット上で見ることはできません。
アメブロなどの無料ブログサービスでは、運営会社がそのサーバーを自社で借りてくれていますが、WordPressの場合は、全てを自分で運用していくので、このサーバーを契約する必要があります。
なので、まずは、サーバーの契約について解説していきます。
では、早速始めていきましょう!
1-1.エックスサーバーの契約
サーバーを設置するためには、まずサーバー会社と契約をしないといけません。
僕がオススメしているのはエックスサーバーというサーバー会社です。
レンタルサーバー 高速・高機能・高安定性の【エックスサーバー】
レンタルサーバーの【エックスサーバー】は、高速かつ高機能、稼働率99.99%以上の高い安定性で、業界トップクラスの高コストパフォーマンスを誇る、月額900円(税抜)からの高品質レンタルサーバーです。
ここのサーバーは、非常に速度と安定性に優れていて、管理画面もシンプルで使いやすく、月額の費用も約1000円でOKという優れものです。
電話とメールサポートまでついているので、操作方法に迷いそうという方は安心して使えると思います。
まずは、こちらをクリックして、アクセスして、このページを開いて、右下にある赤い枠で囲んでいる「お申し込み」をクリックしてください。
すると、このようなページが表示されるので、左下の赤い枠で囲んでいる「お申し込みフォーム」をクリックしてください。
すると、このようなページになるので、左の「新規お申し込み」をクリックしてください。
すると、次に利用規約の書面が出てくるので、目を通して、下までスクロールしたら、「同意する」をクリックしてください。
そうすると、このようなページが出てくるので、一番左の赤い枠で囲んでいる「新規サーバーのお申し込み」をクリックしてください。
そうすると、このようなページが現れると思います。
ここで真ん中にある「サーバーID」を半角英数字かハイフン記号を使って、3文字以上12文字以内で、何か適当なサーバーIDを入力してください。文字列は何でも大丈夫です。
入力したら、右にある「検索」ボタンをクリックして、もし他の誰もそのサーバーIDを利用していないのであれば、下のように「お申し込み」のボタンが出てくるので、これをクリックしてください。
もし、他の誰かがサーバーIDを使っている場合は、別の適当な文字列のサーバーIDを入力してください。
そうすると、このような申し込みページが出てくるので、必要事項を全て記入し、「申し込み内容の確認」をクリックしてください。
個人事業主の方は登録区分を個人で登録しても大丈夫です。プランは一番安いX10プランです。
X10プラン – 料金 | レンタルサーバー【エックスサーバー】
X10プランのご利用料金に関するご案内です。

X10プラン – 料金 | レンタルサーバー【エックスサーバー】
X10プランのご利用料金に関するご案内です。
ちなみに3ヶ月分をまとめて払うよりも、1年まとめて払っておいた方が、お得です。
1-2.管理画面へログイン
そうすると、申し込みフォームで登録したメールアドレスに、IDやパスワードが書かれたメールが届いてると思います。
このメールは非常に重要なメールなので、絶対に保存しておいてくださいね。
もし、この時点でメールが届いていないのであれば、迷惑メールにないかも確認してみてください。時間がかかる場合もあります。
そして、以下のページからインフォパネルのログイン画面にアクセスして、メールで届いたインフォパネルのIDとパスワードを入力してみて、ログインができれば、ちゃんとサーバーの契約が完了していることになります。

インフォパネル – ログイン | レンタルサーバー【エックスサーバー】
登録情報の確認や料金のお支払いなど、ご契約に関する管理ツールです。
ちなみに今の状態だと、お試し契約という状態なので、10日以内にインフォパネルから料金のお支払いを済ませておいてくださいね。
2.WordPressのインストールに必要なドメインの取得
では、次はドメインの取得について見ていきましょう。
ドメインとはいわば、Web上の住所のことです。
サイトのURLと考えてもらえると一番わかりやすいかと思います。
例えば、このブログであれば、「https://nakaeshogo.com/」というのがドメインになります。
では、具体的にドメインを取得する方法を見ていきましょう。
2-1.ドメインの契約
ドメインを取得するには、サーバーと同じようにドメイン会社から、ドメインを購入する必要があります。
ドメインの料金は、どんなドメインにするかによって変わりますが、たいていの場合は1年目が数百円で、2年目以降から1000円を超えだし、年々、更新料金が高くなるという仕組みになっています。
例えば、9年目を迎えると、年間の費用が1万円を超えることはザラです。
といっても、どれだけ高くても、月々約1000円くらいで、最初の数年は、月々100円以下というイメージですので、そこまでコストがかかるというものでもありません。
僕がオススメしているドメイン会社は、お名前.comというドメイン会社です。
まずは、こちらからサイトにアクセスしてください。
すると、このような画面が現れるので、まずは自分のとりたいドメイン名を赤枠で囲んでいるところに入力しましょう。
例えば「http://nakaeshogo.net/」というドメインを取得したいのであれば、ここには「nakaeshogo」と入力して、右隣の「検索」をクリックしてください。
日本語でも入力できますが、基本的にはローマ字で入力することをオススメします。
ハイフンも使えるので、長くなる場合は、ハイフンを使いながら区切りよくすると良いかと思います。
そうすると、このような画面が現れます。
ここでは「nakaeshogo」の後ろを「.com」にするのか「.net」にするのか「.biz」にするのかという末尾を決めることができます。
このページを開いた段階で複数の項目にチェックマークが入っていますが、ここでは不必要なものは必ずチェックを外してください。でないと、全て購入する羽目になります。
例えば、「.net」が欲しいのであれば、「.net」にだけチェックを入れて、右にある「お申し込みへ進む」をクリックしてください。
ちなみに既に他の人に取得されている場合は、下の図のように紫色のアイコンが現れていて、チェックできないようになっているので、他の末尾を選びましょう。
次にこういうページが現れると思います。
まず、このページにたどり着いたらチェックして欲しいのが「Whois情報公開代行」という項目です。
ドメインを取得するときに、これには必ずチェックを加えてください。
ドメインというのは、このドメインが誰に取得されたのか、その人の住所はどこなのか、電話番号は何なのかというような個人情報を公開するように設定されています。
怖いのは誰もがその情報を見ることができるということです。
そこで、この「Whois情報公開代行」があることで、その個人情報の開示をドメイン会社が代わりに請け負ってくれるのです。
つまり、この「 Whois情報公開代行」にチェックを入れることで、自分の個人情報は開示されず、ドメイン会社の個人情報が開示されるのです。
お名前.comではこの「Whois情報公開代行」が無料でできる場合が多いので、必ずチェックを入れておいてください。
そして、下のサーバーの選択というのは「利用しない」を選択しておいてください。
というのも、先ほど、エックスサーバーと契約したからです。
チェックが終われば「次へ進む」をクリックしてください。
すると、このようなページが出てくるので、必要な情報を入力して、「次に進む」をクリックしてください。
すると、このようにお支払いの選択画面が出てくるので、クレジットカードかもしくはその他の支払方法かを選んで、必要事項を記入し、「規約に同意し、下記内容を申し込む」をクリックしてください。
すると、先ほど登録したメールアドレスにドメインの登録完了通知やログイン情報などが届くと思います。
そのメールが届いたら、再びお名前.comにアクセスして、こちらからメールに書かれているIDと申し込みの際に決めたパスワードを入力して、管理画面にログインしてください。
2-2.ネームサーバーの変更
では、次に「ネームサーバーの変更」という作業をやっていきたいと思います。
ネームサーバーの変更というのは、簡単に言えば、住所であるドメインとサーバーを紐づけるという作業です。
まずは、管理画面にログインすると、このような画面になると思うので、左下のネームサーバーの変更をクリックしてください。
すると、このような画面が現れると思います。
この画面が表示されたら、先ほど取得したドメインにチェックマークを入れて、その下にある「他のネームサーバーを使用」をクリックしてください。
そうすると「ネームサーバー情報の入力」という項目が出てくるので、上から順に以下のように入力してください。
- ns1.xserver.jp
- ns2.xserver.jp
- ns3.xserver.jp
- ns4.xserver.jp
- ns5.xserver.jp
入力し終えたら、「追加入力」をクリックしてください。
すると、ネームサーバーを変更することができます。
時間が経つと、ネームサーバーの変更が完了したという通知がメールにくると思うので、それもまた確認しておいてください。
もし、通知がいつまで経っても届かないという場合は、ネームサーバーの変更ができていない可能性があるので、今の手順でもう一度やってみてください。
3.WordPressのインストール
では、次にWordPressをインストールする作業に移っていきましょう。
まずは、エックスサーバーのサーバーパネルにアクセスし、管理画面にログインしてください。

サーバーパネル – ログイン | レンタルサーバー【エックスサーバー】
メールアドレスの作成などサーバーの設定を行う管理ツールです。
すると、このようなページになるので、右上の赤い枠で囲んでいる「ドメイン設定」をクリックしてください。
そして次のページで表示される「ドメインの追加設定」というタブがあるので、これをクリックしてください。
すると、このような画面になりますので、先ほどお名前.comで購入したドメイン名を入力して、「ドメインの追加(確認)」をクリックしてください。
すると、このような確認ページが表示されるので、「ドメインの追加(確定)」をクリックしてください。
すると、このようなページが表示されるので、左のサイドバーから「自動インストール」をクリックしてください。
すると、このようなページが表示されるので、「プログラムのインストール」というタブをクリックして、WordPress日本語版という項目から、「インストール設定」をクリックしてください。
すると、このようなページが現れるので、赤い枠で囲んでいる項目を入力していきましょう。
まずは、ブログ名ですが、これは最初は何でも構いません。後で変更可能です。
サイトのタイトルのつけ方に関しては、以下の記事で詳しくお話ししたので、興味がある方はこちらをご覧ください。

サイトタイトルの付け方のコツとは?SEO対策にも効果がある方法
「集客に効果的なサイトやブログのタイトルはどうすればいいんだろう?」と悩んでいませんか。今回は、集客に効果的なサイトとブログタイトルの付け方をお伝えしています。
そして次にユーザー名ですが、これは半角英数字で入力してください。
WordPressのセキュリティ対策上、文字列は記号(『_』『-』『.』『/』)も混ぜて、複雑に設定することをお勧めします。
パスワード生成というサイトを使えば、1クリックで複雑な文字列を作成できるので、ぜひ使ってみてください。
そして、パスワードも同様に複雑な文字列を設定することをお勧めします。
WordPressのセキュリティを突破されるのは、こういったユーザー名やパスワードが簡単な文字列だということが原因だということが多いので、丁寧に設定してください。
そして、次のメールアドレスはいつもよく使うメールアドレスを入力してください。
このメールアドレスにWordPressから通知がきます。
全て、入力し終えたら「インストール(確認)」をクリックしてください。
そして、次の画面でインストールを確定させてください。
これでWordPressのインストールは完了です。
お名前.comのネームサーバーの変更が完了して(メールで通知がきます)、しばらく時間が経てば、自分が設定したドメインにWordPressの初期状態の画面がこのように表示されていると思います。
そして、自分が登録したドメインに「wp-admin」を入力して、ログインしてみましょう。
例えば、「http://nakaeshogo.net/」というドメインを取得したのであれば、「http://nakaeshogo.net/wp-admin/」と検索窓に入力してみてください。
すると、このようなログイン画面が表示されるので、先ほど設定したユーザー名とパスワードを入力して、「ログイン」をクリックしてください。
「ログイン」をクリックして、このように表示されれば、正しくWordPressのインストールが完了しています。
WordPressのインストール方法まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回の記事では、できるだけ専門用語を使わずに、全ての手順を画像付きで表示したので、ほとんどの方が迷わずにWordPressのインストールができたはずです。
次回以降では、よりWordPressを強力に運営していくための方法をお伝えしていきますね。
では、今回は以上になります!お疲れ様でした^^