どうも!ブランドクリエイターの中江です。今回は「Facebook広告の料金の仕組みと広告費用について徹底解説」というテーマでお話していきたいと思います。
「Facebook広告を始めたいけど、どれくらいの広告費用がかかるんだろう?」「どんな風な仕組みでFacebook広告は料金が決まるんだろう?」という方は意外と多いんじゃないでしょうか?
今回はそんなFacebook広告に関わる費用や料金の仕組みについてお伝えしていきたいと思います。
では、早速始めていきましょう。
Contents
1.Facebook広告の料金の基本
では、まずFacebook広告の料金の仕組みについてお話していきたいと思います。
基本的にはFacebook広告は、自分の方で予算を設定していれば、それを超えない範囲で最大限の結果が出るように運用はしてくれます。
例えば、広告予算が5万円なら、それを超えるように広告費が使われるということにはなりません。
具体的にいうと予算は
- 1日の予算
- 通算予算
の2種類に分けられます。
1日の予算は、各広告素材で使用する1日の予算の設定のことで、例えば「1日1000円」と設定すると、1日に使う広告費はそれ以上使われるということはありません。
広告は24時間配信され続け、その中で最大の結果が得られるように広告費を消化してくれます。
広告の配信期間は指定できるので、一度設定したからといって、永遠に配信され続けると言う訳ではありません。
もう一つの通算予算の方は、こちらが指定した特定の期間全体で使用する広告予算の設定のことで、1日によって消化される金額にはばらつきが出ます。
1日目で1000円消化して、2日目は500円しか消化しないということもありますが、キャンペーン期間全体として、自分が設定した広告費が消化されるというイメージですね。
また、1日の予算設定との大きな違いは、配信しない曜日や配信しない時間帯が細かく決められるということです。
例えば、大学受験塾をやっていて、それで電話でのお問い合わせを目的にしたFacebook広告を運用するとします。
電話受付の時間は9時〜20時までとすれば、1~8時の間と21時~24時の時間帯は広告を配信しても意味がありません。
なので、その場合は、通算予算で設定する方が良いんですね。
また、これは1日の予算でも通算予算でもそうですが、基本的に設定した広告は、一度走り出してもいつでも止めることができます。
10万円で広告を回そうと思ってたけど、実際に広告運用してみると、思った以上に結果が悪いということはよくあります。
そういう場合は、広告設定画面の青いボタンをクリックすれば、それだけで止めることができます。
ざっくりと、まずは、Facebook広告の料金については、ここを押さえておけば、問題ないです。
2.Fcebook広告の4つのキャンペーン入札戦略
では、続いて、Facebook広告の4つのキャンペーン入札戦略についてお話していきます。
Facebook広告は、予算を設定して、広告の運用期間を決めて、後は、広告が配信されていくという「最小単価」という入札スタイルで運用することも可能です。
ですが、その場合、1万円かけて10件の成約に繋がることもあれば、1万円かけても1件も成約に繋がらないということもあります。
広告主としてはできるだけリスクなく、コストパフォーマンス高く広告を運用したいところです。
そうしたニーズに答えるために、Facebook広告では「コストコントロール」という予算を使い切る以外の
- 平均目標達成単価上限
- 入札価格上限
- ターゲット単価
という3つの入札戦略を用意しています。
なので、次はFacebook広告の入札戦略について解説していきたいと思います。
2-1.最小単価
まず、最初に「最小単価」ですが、これは期間内に設定されている予算を全て使い切り、その中で最大のパフォーマンスを目指すというスタイルの入札戦略です。
一番、オーソドックスな配信スタイルですね。
広告の配信期間が決まっていて、この期間内に予算を使い切りたいという場合は、このスタイルの入札戦略を選びましょう。
基本的に「最小単価」はデフォルトで設定されています。
2-2.平均目標達成単価上限
では、続いて「平均目標達成単価上限」について。
これは広告に設定する平均の目標獲得単価の上限を設けるという入札戦略になります。
例えば、Facebook広告を使って「平均で5000円以内で1件の資料請求」を獲得したいとします。
この場合、「平均目標達成単価上限」を使えば、1件あたりの資料請求獲得単価を5000円以内で抑えてくれるという入札戦略です。
ただし、この目標設定が、出稿する広告素材に見合わないほど非現実的なものであれば、広告費は消化されません。
コストコントロールする場合は、そういう広告金額が消化されないかもしれないデメリットもあるので、注意してください。
「最小単価」から入札戦略を切り替える場合は「その他のオプション」をクリックしてください。
すると、このような画面になるので、「平均目標達成単価上限」を選択します。
そして、次のページに行き、「最適化と消化金額のコントロール」のところで、平均目標達成金額を記入します。
2-3.入札価格上限
では、続いては「入札価格上限」について。
これもコストコントロールと同じ概念で、こちらが設定した目標獲得単価の上限を超えないようにする設定のことです。
例えば、ブログ記事に「1クリック30円以内で誘導したい」という場合に、これを設定すると、必ず広告結果は、1クリック30円以内に収まります。
この広告設定がうまくハマれば、目標獲得単価は非常に安くなる傾向がありますが、あまりにも現実的じゃない設定だとうまく広告費が消化されないので、この点は注意が必要です。
「最小単価」から入札戦略を切り替える場合は「その他のオプション」をクリックしてください。
そうすると、この画面になるので、「入札価格上限」を選択します。
そして、次のページに行き、「最適化と消化金額のコントロール」のところで、入札価格上限の金額を記入します。
2-4.ターゲット単価
では、最後にターゲット単価について。
これもコストコントロールと同じ概念で、こちらが設定した目標獲得単価を目指す設定のことです。
例えば、「メルマガ読者1人につき500円で獲得する」という目標設定をすれば、その500円になるように調整するという仕様です(±10%の範囲で調整されます)。
この設定をすれば、獲得単価が400円になることはなく、500円になるように調整されます。
「最小単価」から入札戦略を切り替える場合は「その他のオプション」をクリックしてください。
そうすると、この画面になるので、「ターゲット単価」を選択します。
そして、次のページに行き、「最適化と消化金額のコントロール」のところで、入札価格上限の金額を記入します。
3.Facebook広告の料金請求のタイミング
では、最後にFacebook広告の料金請求のタイミングについてお話していきたいと思います。
3-1.自動決済の場合
基本的にFacebook広告の支払いはPaypalかクレジットカード決済になります。
その際の請求のタイミングは
- 請求単位額に達した場合
- 毎月の請求日に達した場合
の2種類があります。
例えば、請求単位額が5万円に設定されていて、毎月の請求日が末日だとします。
その場合、9万円の広告費を使えば、まず、請求単位額に達した5万円がすぐに支払いとなり、残りの4万円はその月の末日支払われるという形で決済されます。
毎月の請求単位額を変えるには、Facebookビジネスマネージャーから「設定」を選択し、そこから「支払い設定」へと移るとこの画面になるので、「管理する」というボタンをクリックしてください。
そうすると、このような画面になるので「設定値を次の値に変更」というボックスに変更したい請求単位額の希望金額を入れます。
そして、「設定値を変更」というボタンをクリックすれば、請求単位額を変更することができます。
3-2.手動決済の場合
また、Facebook広告には手動決済という支払い手段もあります。
これは日本であればネットバンクから事前にFacebook広告の方に振り込み、その残高で広告を回すというスタイルになります。
広告を最初に運用する際に、自動決済か手動決済を選択することができます。
この時に自動決済を選んだら、途中で手動決済に切り替えることはできなくなるので、注意が必要です。
手動決済の請求タイミングは1日1回で、使った分だけ残高から引かれるという形になります。
4.Facebook広告の料金のまとめ
いかがでしたでしょうか?
Facebook広告の料金に関する基礎知識は全てこの記事でお話しました。
ぜひ、Facebook広告を出稿する際には、この記事を参考にしてみてくださいね。
では、今回は以上になります。お疲れ様でした!