2015年3月26日

人の心を動かす-『風立ちぬ』から学ぶ美しい生き方

どうも!ブランドクリエイターの中江です。今回は「人の心を動かす-『風立ちぬ』から学ぶ美しい生き方」というテーマでお話していきたいと思います。

この前、初めて『風立ちぬ』(宮崎駿)という映画を見ました。ジブリの映画は、今まで、もののけ姫、千と千尋の神隠し、天空の城ラピュタなど、色々見てきたのですが、今までの中で、この映画が一番感動しました。

普段、僕はビジネスのコンサルタントとデザイナーをしています。集客の仕組みを一緒に作ったり、サイトを制作したり、商品やお店のコンセプトを考えたりしています。

そんなコンサルタントとして活動して、色んな人やビジネスを見てきた中で分かるのは、ビジネスで上手くいっている人や会社・お店は、必ず「人の心を動かしている」という共通点があります。

だって、「人の心を動かす」ことができている、個人・企業・お店は多くの人から支持されますし、商品もどんどん売れていくからです。

そこで、今回は人の心を動かすとはどういうものなのか、人の心を動かすものを作っていくにはどうすればいいのかというテーマでお話ししていきたいと思います。

※ネタバレ注意なので『風立ちぬ』の内容をまだ知りたくないという人は、記事を読まないでくださいね。

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1.『風立ちぬ』について

『風立ちぬ』は、映画監督の宮崎駿さんの長編映画の引退作品で、2013年にとても話題になった映画です。

2013年7月20日・21日の2日間で興行収入9億6088万円、観客動員74万7451人となり、映画観客動員ランキング(興行通信社調べ)で初登場第1位にもなりました。

宮崎駿さんといえば、トトロや千と千尋の神隠しやポニョといった、ファンタジーの映画を中心にジブリ作品として制作してきました。

彼の映画作りに対する姿勢は、かなりストイックです。

宮崎さんの映画は、とにかく手書きにこだわります。(動画というのは静止画の連続です)今は映画界というのは、パソコンを使ったCG全盛の時代ですが、あえて、そこで手書きで作る。

イメージで言うとパラパラ漫画を2時間分作っている感じですね。枚数でいうと、大抵の作品は、16万枚以上にのぼります。

宮崎さんが、ストーリーを作り、絵コンテ(絵の設計図)を作っていき、ベテランのアニメイターたちにイメージを与えて、書いてもらい、書いてもらった16万枚を1つずつチェックして、修正は自分で行い、

という途方も無い作業を、朝から晩まで、2~3年間くらいかけて映画を作っていくのです。70代とは思えないですよ。笑

そして、細部へのこだわり方も半端じゃないです。

一瞬画面に横切るだけの何の変哲もない鳥も、「ちゃんと生きているように描け!」と指示を出すのです。

そして、宮崎さんは、この引退作で、ある挑戦をしました。それは何かと言うと、初めて実話に基づいた映画作りをしたことです。

『風立ちぬ』は、零戦の設計者である、堀越二郎という人物をモデルに作られた作品です。

零戦は第二次世界大戦の時に、日本が特攻に使った飛行機です。

あれに乗って当時の若い人たちは、行きのエンジンしか積まずに、機体だけで敵軍に突撃していき、日本のため、守るべき人のために亡くなっていきました。

今は、こんな世界情勢が不安定な時代ですから、この映画には当時から賛否両論がありました。宮崎さん自身も凄い葛藤を抱えていたそうです。

例えば、「戦争の道具を作ったような人を作品にするのか?」「あの戦争を美化することに繋がらないのか?」といったような批判を多く受けたそうです。

奥さんにも、「トトロみたいな映画を作ればいいのに」と言われたそうです。でも、あえてこの時期に、この映画を製作したのには、宮崎さんなりの深い理由があったのでしょう。

2.人の心を動かすとは

今回の記事では、映画自体の賛否両論は置いといて、映画のストーリーに注目します。(もちろん、宮崎駿さんが産み出したこの映画の堀越二郎と実在した堀越二郎や堀辰雄の描いた『風立ちぬ』とは別に考えてください。)

「風立ちぬ、生きねば」というのがこの作品のコンセプトです。

堀越二郎という人物は「美しい飛行機」を作るのが夢でした。

二郎は、子供の頃から、飛行機を設計することに憧れ、一生懸命勉強していました。

真面目で、優しく、知的な子でした。

努力の甲斐もあって、二郎は、飛行機を設計できる会社に勤めることができました。

どんどん、二郎の理想としている「美しい飛行機を作る」という夢に近づいていきます。

でも、時代が変わりました。

世界情勢は、どんどん戦争が近づいていく足音がし、飛行機は軍事目的で作られるようになっていきます。

映画には、よくカプローニという、イタリアの有名な設計技師が二郎の夢の中に出てきます。

そこでカプローニと二郎は、色んな会話を交わします。

カプローニ:「君は、ピラミッドのある世界とない世界のどちらが好きかね?」

「空を飛びたいという人類の夢は呪われた夢でもある。飛行機は殺戮と破壊の道具にもなるという宿命を背負っているのだ。」

「それでも私は、ピラミッドのある世界を選んだ。」

「君はどちらを選ぶんだね?」

二 郎:「僕は、美しい飛行機を作りたいと思っています。」

カプローニ:「ブラボー、美しい夢だ。」

「創造的人生の持ち時間は10年だ。芸術家も設計家も同じだ。君の10年を力を尽くして生きなさい。」

二 郎:「はい。」

僕は、『風立ちぬ』の中でこのシーンが一番好きです。

このシーンは、カプローニと二郎が夢の中で会って会話を交わしてるところなんですが、二郎が「僕は、美しい飛行機を作りたいと思っています。」と言ったところで、二郎が理想としている飛行機が飛んでいく、とても美しいシーンです。

良かったらこのシーンは映画で見てみてください。とても美しいシーンなので。

この時代背景というのは、第二次世界大戦前の日本ですから、日本は今とは違って発展途上国です。

ヨーロッパやアメリカに比べれば、お金もないですし、技術もない、そんな時代です。

飛行機のエンジンだって、外国と比べたら非力なもんです。

でも、その中で、なんとかしないといけない。

そこで、二郎が思いついたのは、「軽くて丈夫で滑らかで空気抵抗の少ない飛行機」でした。

これならエンジンが非力でも、ずっと飛んでいられる上に、今よりももっと早くも飛べる。

余計なものが一切ない、シンプルで美しい飛行機です。(映画を見ると分かりやすいと思います)

二郎の夢は、叶いました。彼の創造的10年を力を尽くして生きたのです。

でも、それが時代の要請とともに、零戦として使われました。

人間というのは、どれだけ足掻いても、時代の流れに抗えないという側面は持っています。

だって、人間は一人で生きているのではなく、社会の中で生きてるんですから。

二郎だって、もし平和な時代に生まれていたのであれば、自分が生み出した「美しい飛行機」を軍事利用されずに済んだはずです。

実際にその為に、自分の夢を始めた訳ではないですから。

時代というのは、もちろん、僕たち一人一人の思考と行動によって形作られます。

それが何千万人、何億人、何十億人と合わさっていくことで、大きな流れになります。

そんな中でも、力を尽くして、生きていかないといけないんです。それが、「風立ちぬ、生きねば」という意味です。

自分が置かれた環境の中で、精一杯力の限り尽くせる人というのは「美しい」ものを生み出すことができます。「美しい」ものは、人の心を動かします。

この宮崎駿さんの『風立ちぬ』もそうですよね。

2~3年、自分の体力の低下と戦いながら、力を尽くして映画を生み出したからこそ、これだけ世間の話題となるものを作り上げました。

だからこそ、人の心を動かしたいのなら、常に「美しい」ということを意識する必要があります。じゃないと、誰の心も動かせませんから。

ブログの記事一つとっても、動画の見ること一つとっても、関わってくれている人への対応一つとっても、力の限りやらないと、誰の心も動かすことはできません。

与えられている環境というのは、個々それぞれバラバラだと思います。

でも、その中で精一杯やるのが、「美しい」ということであり、それが自分自身の理想を最速最短で実現する近道なのです。

3.「美しく」生きるには?

自分が与えられた環境の中で力を尽くして生きる。

これこそがまさに、美しいという生き方であり、人の心を動かしていく在り方になります。

「 自分が与えられた環境の中で力を尽くして生きる」というのは、意識するだけでは案外、難しいです。

明日から美しく生きようと思っても、なかなかできないのが人間です。

ただ、「 自分が与えられた環境の中で力を尽くして生きる」ことができる人というのは、自己規律性を持っている人のことです。

自己規律性とは、自分の目標を達成するために、自分にルールを課し、それを忠実に実行できる能力のことです。「結果を出す人と出せない人の決定的な違い」という記事で話した、イチロー選手なんかがまさにそうですよね。

彼があれだけの偉業を達成し続ける理由の一つにこの自己規律性があります。

イチロー選手は、いつも試合前のストレッチや練習というのは、いつも決まった同じ時間で同じメニューをこなすようにしています。毎朝のご飯も、奥さんが作る同じカレーを食べ続けています。

それは、調子が悪い時も良い時も必ず行います。今でもそうです。

習慣となる行動を構築し、自分の中で規律を作っていくことで、あるべき自分の理想の姿というのが忘れなくなるのです。

イチロー選手の肉体的な衰えがスローペースなのも、あるべき自分の理想の姿をどれだけ調子が悪くても覚えているからでしょう。

あるべき自分の理想の姿を忘れなければ、自分の目の前にある事柄に対しても全力で取り組むことができます。

それが人の心を動かす美しいものを生み出すことに繋がっていきます。

では、今回は以上になります!お疲れ様でした^^

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中江 翔吾
名前:中江翔吾。職業:ブランドクリエイター(デザイナー&コンサルタント)一流のデザイナーからグラフィックデザインを学び、フリーランスのデザイナーとして活動を開始。その後、インターネットマーケティングの力を活用し、安定した集客の仕組みと、ブランドを構築。営業は全くせずに仕事の依頼が常に2~3ヶ月待ち。現在は「CREATE A BRAND」をコンセプトに、デザインとマーケティングの力を使って、個人・企業の規模を問わずに、ブランド構築のサポートを提供している。
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プロフィール
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中江 翔吾 / Shogo Nakae
グラフィックデザイナー / Webデザイナー / コンサルタント
1991年3月生まれ。大阪府出身。

はじめまして!ブランドクリエイターの中江翔吾と申します。

「CREATE A BRAND」をコンセプトに、ブランド構築や集客を起こしていくためのデザイン制作(Web、グラフィック)とコンサルティングを提供しています。

このブログでは、Webマーケティングのことを基軸に、ブランド論やマインドセット、雑多なビジネスコラムなんかを配信していきます。

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