どうも!ブランドクリエイターの中江です。今回は「WordPressのカテゴリーの設定方法と集客のための設計法」というテーマでお話していきます。
今回お話しするのは、WordPressのカテゴリーの設定方法と設計方法についてですね。WordPressを立ち上げて、ブログ記事を書き始めると、カテゴリーの設定は必ず必要になります。
カテゴリーの役割というのは、一言で言うと、読み手が興味のある記事にたどり着けるようにすることです。
例えば、僕はこのサイトのサイドバーとフッターで、このようなカテゴリー表示をしています。
これがあることで、サイトにたどり着いてきた人は、「あ、メルマガ集客についての記事もあるな。どんなものがあるんだろう?」と見てくれるようになります。
でも、こういうカテゴリーが全くなくて、ブログ記事が全て初期設定の「未分類」として表示されていると、「このブログは何について書いているんだろう?よくわからないから離脱しちゃえ!」となってしまいます。
せっかく良い記事を書いていても、カテゴリーを設定していないのは、非常にもったいないんですね。だからこそ、カテゴリーというのは正しく設定する必要があります。
今回は、カテゴリーにどんなものを設定すればいいのかというカテゴリーの設計方法と、具体的にWordPressの管理画面を見ながら、カテゴリーを設定する方法をお伝えしていきたいと思います。
では、早速始めていきましょう!
Contents
1.WordPressのカテゴリー設計の考え方
さて、まずお話するのは、自分のサイトにはどんなカテゴリーを設定すればいいんだろうということです。
もちろん、これは自分が情報発信する分野のカテゴリーを設計する必要があります。なので、まずは、自分のブログは何について書いているのかをざっくりとでいいので、書き出してみましょう。
これには正解はないので、大きく分けようが、細かく分けようが、思いつくままに書いてもらえればと思います。
例えば、僕だったら、最初想定していたカテゴリーは、こうなります(まだ書けてないブログ記事もあると思います)。
Webマーケティング、SEO対策、ブログ集客、アメブロ集客、メルマガ集客、Facebook集客、Twitter集客、セールスレター、コピーライティング、WordPress、ビジネス全般、起業・独立、ブランド戦略、マインドセット、未来予測。
まず、思いつくままに書き出したら、これを種類別に分けます。つまり、同じ種類のカテゴリーは、同じグループに入れて、親と子どもを決めるというイメージですね。
例えば、今回でいうと、僕のブログカテゴリーは大きく分けて、以下の3つのカテゴリーに分かれます。これが親のグループになります。
- Webマーケティング:インターネット集客に関連するノウハウや考え方など
- WordPress:WordPressの使い方からプラグインやテンプレートの紹介など
- ビジネス全般:起業・独立、ブランド戦略、マインドセットなど、ビジネスに関連するもの全般
なぜ、こうなるのかというと、例えば、SEO対策やメルマガ集客というのは、Webマーケティングの中に含まれている内容なので、Webマーケティングが親になって、SEO対策やメルマガ集客は子どもになるという感じです。
だから、並びはこのようになります。まずは、このカテゴリーの序列を決めてください。
カテゴリーの序列が決まったら、後は、カテゴリー名を何にするかなんですが、ここは読み手がその文字を見て、中身をイメージできれば、何でもいいです。
よく言われるのが、カテゴリーを決める際は、SEO対策を意識して「検索キーワード」を入れましょうというものです。
というのも、カテゴリーというページを作ったとすると、そのページには、そのカテゴリーにマッチするブログ記事が更新されるたびに、そのページのボリュームは増えていきます。
例えば、「ブログ集客」というカテゴリーページを作り、それについてのブログ記事を書けば、どんどん一覧のページに追加されていくというイメージです。僕のブログ集客のカテゴリーページを見るのがいいですね。
そうしていくと、このページ自体がSEO的には強いページなります(SEO的にという意味がわからない人は「SEO対策とは-SEO対策の基本を理解しよう」という記事をご覧ください)。
例えば、このカテゴリー名に「メルマガ 集客」という検索キーワードが入っていると、このカテゴリーページ自体が上位表示されやすくなります。
実際に、僕のカテゴリーページは実際に「メルマガ 集客」で3位に表示されています(2016年6月19日現在)。
だから、カテゴリーに検索キーワードを入れましょうという流れになっていたんですが、別に気にしなくていいです。
というのも、情報発信のジャンルによっては、検索キーワードを入れにくいということもありますし、無理やり入れると逆に読みにくいブログになってしまうからです。
それにカテゴリーページというのはテンプレートによっては、自由に編集できない場合が多いんです。さっきの僕が紹介した、ブログ集客というカテゴリーページみたいに、記事の一覧で終わり。それだともったいないんです。
カテゴリーページがSEO的に強くなる理由というのは、自分の色んな記事をまとめているからです。
だったら、自分で「固定ページ」からオリジナルのカテゴリーページを後から作ればいいんです。カテゴリー別のブログ記事のまとめページですね。
そうすれば、単純な記事の一覧ページではなく、画像も自由にいれれますし、その他のデザインも自由にできます。SEO的にも強いページになります。
ここまで、WordPressのカテゴリーについての考え方を話してきましたが、要するに、「検索キーワードは過度に意識せずに、読み手が読みやすいカテゴリー名を考えて、序列をつけましょう」ということです。
まずは、ここを考えてみてくださいね。
2.WordPressのカテゴリーの設定方法
では、次に決めたカテゴリーをWordPressで設定する方法について見ていきたいと思います。
2-1.WordPressのカテゴリーの基本設定
まずは、WordPressでカテゴリーを設定していくためには、管理画面から「投稿」→「カテゴリー」へと進んでください。
そうすると、このような画面が出てくると思います。
基本的な追加方法は簡単で、左の赤い枠で囲んでいる「名前」には表示したいカテゴリー名を入力して、スラッグというところにはそのカテゴリーのURLを入力しましょう。
例えば、「名前」がWebマーケティングだったら、「スラッグ」は「web-marketing」というように。スラッグは日本語ではなくて、英語の方が好ましいです。
入力したら「新規カテゴリーを追加」をクリックしてください。そうすると、カテゴリーを追加できるようになります。
2-2.WordPressの既存のカテゴリーの変更方法
そして、初期設定だと「未分類」というカテゴリーが勝手に入っていると思います。このデフォルトで入っているカテゴリーは消去できないので、この名前とスラッグを変更していきましょう。
未分類のところで「クイック編集」をクリックしてください。
そうすると、このように名前とスラッグを入力できる欄が出てくるので、ここに自分が追加したいカテゴリーの名前とスラッグを入力して、「カテゴリーを更新」をクリックしてください。
これで既存のカテゴリー名を変更することができます。
2-3.WordPressのカテゴリーに親子関係(階層)をつける方法
では、次にカテゴリーに親子関係(階層)をつける方法を見ていきたいと思います。
先ほど話したように、カテゴリーにはある程度序列をつけた方が良いということを話しました。例えば、Webマーケティングの中にSEO対策を入れるとか。料理というカテゴリーの中に和食を入れるとか。
その際に、Webマーケティングが親となり、SEO対策が子供になるという関係を作ることができます。そのためには、カテゴリーで入力すべき名前とスラッグを入力した後に、以下の「親カテゴリー」のところをクリックして、親にするカテゴリーを選びましょう。
選んで、「新規カテゴリーを追加」をクリックすると、親子関係を構築することができます。
2-4.Category Orderを使って、カテゴリーを並び替える方法
では、続いて、カテゴリーの順番を並び替える方法をお伝えしていきたいと思います。これはカテゴリーの表示順を変えるということですね。
そのためには「Category Order」というプラグインを導入していく必要があります。
まずは、このプラグインをインストールするために、管理画面から「プラグイン」→「新規追加」をクリックして、右上の検索ボックスに「 Category Order」と入力して、検索しましょう。
そうすると、このような画面が出てくるので、「Category Order….」の右にある「今すぐインストール」をクリックしてください。
そうすると、このような画面が出てくるので、「プラグインを有効化」をクリックしてください。
プラグインを有効化できたら「投稿」→「タクソノミーオーダー」をクリックして、順序を入れ替えたいカテゴリーのところにマウスのカーソルを持っていって、左クリックを長押しして、任意の場所まで持っていくと入れ替えることができます。
順序を入れ替えたら、「更新」をクリックします。
これでカテゴリーの順序を入れ替えることができます。
いかがでしたでしょうか?
この記事を読んで、WordPressのカテゴリーの設定をぜひやってみてくださいね。では、今回は以上になります。お疲れ様でした!